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2006年03月31日 04時20分08秒

そろそろかと思います

テーマ:本日の・・・?

3月に入ってから父の人生のカウントダウンが始まり、僕はすっかり魂が抜けてしまっていました。もし友人がそういう状態になっていたら、「誰もが通る道なんだよ」とか「お前がしっかりしなくてどうすんだよ」とか、たぶん言うでしょう。自分でも、自分に対してそう思っていました。しかし、頭ではわかっていながら、なかなかそう簡単には整理がつかないものです。


僕はここ最近ずっと立ち止まったままでした。むしろへたり込んでいました。別に、今現在の僕が父に支えてもらって「生活を成り立たせている」のではありません。僕が父を食べさせているのです。けれども今までの人生において、精神的な支柱であった父を失うという事が、これほど不安な事だとは考えてもいませんでした。その、精神的な柱を自分の中で折り合いをつけるというか、己の「魂のタンク」に力を補充するのには結構時間がかかりました。その間、テレビを観たり、新聞を読んだり、人に会ったり、本を読んだり、音楽を聴いたり、「人の営み」というようなものに触れながら、それでも(父を失っても)「自分は生きていくのだ」という事の『自明』を意識して、気持ちの建て直しをはかっていました。


ブログの右側に、僕のニックネームである「redq(レッドキューと読んでいただきたい)」について触れています。これは「赤の女王 redqueen」をはしょったものですが、この事を改めて思い起こしました。生きていたいのなら、立ち止まっていてはならんのです。走り続けるのです。立ち止まって、へたり込んで、塩をかけられたナメクジのようではそれで終わりなのです。僕は魂が抜けたまま、ただ単に日々の仕事を淡々とこなしていました。でも、僕自身それで満足はしていないのです。焼肉店の経営者としてだけなら或いはそれでいいのかもしらんが、その前に、僕個人の存在があるのです。


尼崎のJR脱線事故で重体となり生死の淵をさまよった女性が退院したそうです。「99%助からない」と言われながら、少しずつ、少しずつ彼女は戻って来たのです。去年の4月25日から、11ヶ月が経っています。

清峰のベスト4入りも僕に勇気を与えてくれました。素直に嬉しいです。ピンチの場面を迎えても、自分と仲間を強く信じ、「我が為すべき事を為した」結果です。

八重山商工も底力を見せてくれました。あの横浜高校をあと一歩まで追い詰めた彼らの粘りには大いに刺激されました。


プロ野球のセリーグが開幕します。

暦は4月に入ります。

僕の中にある「桜」も、いつまでもつぼみのままではいけませんね。


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2006年03月22日 04時21分08秒

詫び状

テーマ:ブログ

ながらくお休みしていました。

経験上、それっきり全く更新されないブログがあります事からして、僕自身もまたそのように消えていくのかしらなどと考えてもいた次第です。


しかしながら、やめてしまおうとは思っていないのです。やめたくはないのです。

ただ、更新がきついのであります。


文章を書くという作業は、それ相当に集中力を要するもので、もちろん簡単な、まさに人に見せない「日記そのもの」であるならどうにでも書けましょう。でもブログは人にも見せるというスタンスの代物です。僕が「えぇかっこしぃ」だというのはあるにしても、やはり「人に見せられるだけのもの」を書くほどの集中力がここしばらく湧いてきません。


誠に勝手ながら、しばらくは沈黙している事になりそうです。

「田舎の焼肉屋の勝手な物言い」は、ちと鳴りをひそめる事と致します。


もちろん、何がしかの力が湧きあがった時には、これまた勝手に書くつもりでおりますからして、どうか温かい寛大な目で見てやって下さいまし。

3月11日を最後に何の変化もないこのページを開いて下さった方々には、感謝いたしますと共にお詫び申し上げます。


あいるびーばっく。

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2006年03月11日 06時24分17秒

妹に会いたい

テーマ:家族のこと

3人兄弟(男、女、女)の長男である父の、すぐ下の妹(長女、K子)は横浜で、次女のF子は大阪(たぶん天王寺)に住んでいる。去年の11月だかにK子が、更に「K子の夫」と「甥であるその次男」は正月に見舞いにやって来た。今度、大阪のF子が夫を伴って見舞いに来るというので、父はそれを随分と楽しみにしていたようだ。「3月に入ったら行くから」と連絡を受けていたのは2月の話だが、3月の何日に来るのかの知らせはまだ来ていなかった。そろそろいつなのか電話が来るかなと、気にかけていたのが先週の水曜日(3月1日)だった。


その日は店も休みで、食事をしてテレビでも眺めていたら父から携帯が鳴って枕元に行ってみた。ちなみに、父は家の中でも携帯を使う。大きな声をもう出せなくなっていて、携帯を鳴らした方が早いのだ。

「大阪の電話は何番だ?」

「・・・電話するの?」

何日に来るのか気にかかっていたからそれを聞きたいようだった。だが父が電話して聞くよりも僕や母の方が話は早い。「明日電話して聞いておくから」と言うと、しかし父は静かに、「電話しろと言ってるんだ」と明らかに苛立った様子。父は時折抜けた発言をすることもあったからちょっと電話では心配だったのだが、仕方なく、番号を押して叔母が出たのを取り次いだ。布団に横になったまま、父はコードレスの子機を耳に押し当てる。電話機を取り落としたりしないよう、僕はそばに付いていた。


せつない会話だった。叔母の声は電話から洩れ聞こえはするが、正確な言葉はわからない。父は、あとどれくらい生きられるかかかりつけの医者に聞いた事を話していた。

「寿命は医者にもわからんよ」と言われたらしい。かなり長いつきあいの医者だし、どうやらあまり真面目な受け答えではなかったと見える。そっちの都合もあるだろうから、明日出て来いとは言えない。けれども、来てみたときには・・・死に顔を拝むしかなかったという事にならないとも限らない。やっぱり来てくれるからには、俺もちゃんと生きていたい。もう時間が・・・どうやらあまりない。なにしろ、明日はどうだかわからない。とにかく早く来い。父の話は途切れ途切れで、発音のあやしい言葉もいくつかあって、そうして、父は言葉を押し出しながら泣いているのだった。


そっちの都合を曲げて欲しくはないが、だが、俺が生きてるうちに来い。もう時間がない。

そういう内容だった。聞いていて辛い。F子は末っ子のせいか比較的穏やかな性格で、ものわかりのいい叔母だ。長女のK子はどちらかというとややつんけんしたところがあって、父はK子には弱みを見せない傾向がある。おそらく、父は一刻も早くF子に会いたいのだ。いったい何日に来るのか気になってしょうがなかったと見える。そうして、声を聞いたら気持ちが昂ぶってしまったようだった。

25年ほど前に、F子の夫は交通事故で身体に障害を負ってしまった。確か、足の片方が「太ももの途中から義足」だったと思う。片膝が曲がらない状態で、従って外出するのはかなり大変なのだ。そういう事情もあって、このF子叔母夫婦とは僕らも顔を合わせる機会が少ないのだ。父もそういう事を考慮している。



父が心待ちにしていた日がようやくやって来た。


明日、もう今日だが、その叔母夫婦が我が家にやって来る。

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2006年03月10日 06時47分15秒

錣山と書いて「しころやま」

テーマ:本日の・・・?

先日、アンカーさんの記事 にトラックバックをしたんですが、そしたら錣山(しころやま)親方(もと関脇の寺尾関)の直筆サイン色紙が当選致しました!やたっ!

どんな記事かはこちらを参照 下さいませ。


ちなみに、太田哲也さんの記事 の時もご本人のサイン入り著書が当選しており、僕はトラックバックプレゼントに関しては2回連続で幸せ頂きました。

そのあとは、フリークライマーの小山田大さん、フルキャストの社長、平野岳文氏と記事がアップされております。調子こいてまた記事をしたためようかと考えていましたが、ちょっと何をどう書いていいやら構想浮かばず、断念しました。まぁ、それはそれとして。


で、ちょうど姉が近くにいたんで、「ほら!錣山親方の色紙が当たったとよ」と自慢したところ、「・・・なんて書いてあるかわからん」「今日一日の努力と、日付しかわからん」ときた。

実は、僕もしばし色紙をにらんだまま微動だに出来ず、錣山の右側の文字が読めなかったのです。何じゃコリャ?

じっと考えていたところ、下にある小さな文字は「改め」ではないかと気付きました。すると、あとはわかりますね?錣山に改める前はというと・・・そう寺尾なのです。「尾」の文字が頭に浮かび、その上は・・・もう「寺」以外には考えられません。きっと「寺」の略字なんですわ。知らないけどね。

それを姉に得意になって説明したところがです。


錣山


「・・・寺尾って誰?」「錣山って何?相撲取りなら四股名(しこな)の間違いじゃなかと?」

・・・だそうです。

「なんかわからんけど、飾るんならサランラップできっちりくるんだ方がよかよ」とそういう事にうるさいのでした。・・・それはそうしようと思いました。


知らないという、それもまたひとつの幸せかな、と。



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2006年03月08日 06時38分31秒

イチローの誤算

テーマ:巨人、プロ野球関連

プロ野球はオープン戦が始まったばかりだが、ちまたの話題はと言えば、どうやらWBCにさらわれている気配。それはそれで一定の意味はあろうかと、僕も今は考えていて、果たして記念すべき第一回の勝者がどのチームになるのか興味はある。


イチローはかなりのスランプに陥ってるようだが、僕はその理由をちょっと考えてみた。イチローはメジャーで確か5年間ほどプレーしているけれども、日本の投手と比べてメジャーのそれは、揺れるボールに特徴があるらしい。ゴジラ松井が巨人時代ほどには本塁打を打てなかったように、イチローも相当てこずったようだ。それでも年間200本以上もの安打を量産した彼の凄さは特筆ものだが、その彼が、今打てない。一番打って欲しい今、打てない。

第一戦からの相手はアジアラウンドという事で、順に中国→台湾→韓国。僕が思うに、この国々の投手はどちらかといえば日本の投手に近いのじゃないかと思うのだ。

まず身体がアジア

次に、日本よりもその歴史が浅いという事で、まずこの国々が手本にしたのは日本の野球だ。正確には記憶していないが、アジアの国に渡ってプレーしたり、或いはコーチとして活躍したりした日本球界出身の選手がいたはずだ。元西武の渡辺とか、他にも2~3人はいたんじゃないかと思う。また、巨人で戦力外になった長距離砲の「呂メイシ(かなり古いけど)」とか、中日の抑え投手をやっていた「ソンドンヨル」とか、彼らは日本でダメでも本国に戻ったらそれなりの活躍をしている。そんな時彼らが(日本でダメだったのに)活躍できるのは、普通に考えてレベルが低いと考えられ、また日本で学んだ事をそこで吐き出して後進に道を示していると思われる。

つまりこの国々の野球は日本に近いと考えられるのだ。

で、イチローはというと、日本から飛び出してメジャーの投手と対戦する際、新しい自分に進化する必要があった。メジャーの投手に慣れていく必要性。松井がよくアジャストという言葉を使っていたけども、それは慣れることだ。ところが、そういう形でメジャーの投手に慣れてきたイチローが、今回はアジアの投手と対戦した。アジアの投手は前述した通り、極めて日本の投手に近いと考えられ、彼にとっては「どうも勝手が違うなぁ」なんて感じているのではないかと思うのだ。


こないだ書いたように 、イチローは今回の企画に異常なまでのやる気を見せている。クールな彼がまるで「闘魂丸出しはりきりまくり」のご様子。言うまでもなく、あまりにも気持ちが昂ぶっているとその気合いは空回りする事が少なくない。加えて「微妙には揺れないボール」を相手にする事で、身体が覚えてしまっている反応は悪い方に出ているのではないかと。


韓国戦に敗れた際、彼は「屈辱的な敗北」とコメントしている。それは、直前に「30年間は叶わないと思うくらいの差を示したい」なんて、勢い余ってコメントしたもんだから韓国メディアが騒いだという経緯がある。その昔、近鉄の加藤哲投手が「巨人は(当時の)ロッテより弱い」と発言して見事に返り討ちにあった(崖っぷちの3連敗から4連勝して巨人が日本シリーズを制した)が、韓国は血眼になって日本戦を勝ちに来た。そのあたりの自分の言動からして「ちょっとまずったな」と考えていた可能性は大いにある。


いずれにしろ、この企画の目標は世界一であって、アジアラウンドの1位通過では決してないはず。終わった事はさっぱり忘れて、次の戦いに集中してほしいものだ。

彼の事だから、僕が言ったような事はもうとっくの昔に解っているはずで、次はきっちり結果を残してくれると信じている。

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2006年03月06日 04時41分46秒

ソフトボールの代償

テーマ:本日の・・・?

昨日の日曜日、急遽連絡が入ってソフトボールの試合に出る事になりました。僕はろくに寝ないで朝7時半から球場へ出かけたのです。同級生を中心としたメンバーで構成されていて、しかしみなそれぞれに様々な「つかえ」があってなかなかベストメンバーが揃う事はありません。だから僕のような人数合わせ要員にも声がかかる。


ポジションはキャッチャーと言われて僕は仰天します。んなもん、出来るわけがない。しかし、それは逆に賢い選択だという事が次第にわかってくるのです。試合は「スローピッチ」と言って、下手投げで山なりのボールを投げるやつ。速い球は来ません。バッターはがんがん外野にまでボールを飛ばします。そういう外野に僕がぽつねんと立っていれば、後ろにそらした日にゃ全てランニングホームランと相成り、それを考えたらキャッチャーの方がいくらかましなようで。


ちなみに、捕球できずにパスボールする率はおおむね5割。投手へのノーバウンド返球率が3割弱。セカンドへの送球?そんなもん、届きませんから投げません。つまり暴投はない。あ、ソフトボールにつき盗塁はなしです。よかった。何にもできないようですが、ワンプレーごとに声を出す確率が7割を超えているのでその辺りを買ってくれてるようでした。「よっしゃ!やるぞぉ!」と気合いだけは入れまくりで、試合開始の時には「しまっていこう~!!」と言うつもりが「プレーボール!」と言ってしまって「そりゃ俺が言うとぞ!」と後ろの審判員のオヤジが笑ってた。


僕はこの試合で、今までにない経験をしました。それはランダンプレー?です。三塁と本塁の間に挟まれてしまった走者を追い込む、あれです。野球中継で時折見かけます。

おぉ!この状況は・・・そうだ!ランダンプレーだ!こんなん生まれて初めて!です。僕は密かに隠し球で刺そうかとふと思いましたが、どうやら隠している暇があったら走者を追い込んだ方がよさそうと気付き、「おらおらおら~!」とにじり寄りました。小動物のように怯える彼は、もう今や袋のネズミ。よし!いまだ!とばかりに三塁手にボールを投げたその刹那、走者のヤツは僕の後ろの本塁にすささっと逃げ込んでしまい、どうやら点が入ったのでした。僕は生まれてこの方、あんなに逃げ足の速い役場職員を見たことがありません。僕の想像ですが、彼には陸上での国体経験があるのではないかと思われました。いくら何でも、そんな俊足をアウトにしようなどとはおこがましいにもほどがあります。その証拠に、誰も僕のプレーを責めませんでしたから。


そんな僕でも、打撃の方は3度回ってきて3度とも出塁。フォアボールを挟んでシングルヒットを2本打たせてもらいました。イチローがよくやるパターンですね。ちゃんと2本目のヒットは大量得点の口火になったんですからもっと評価されてもいいくらいです。

試合結果の方は、16対4で負けました。惜敗です。僕のランダンプレーで得点を許していなければ、この得点はあるいは逆になっていたかもしれません。責任は全て僕にあると思っています。申し訳なかった。


しかし、この試合で僕は大きな代償を払う事になったのです。

お店の営業中に既にその兆候はあったんですが、この文章を書いている今、僕の股関節はケタケタ笑っております。キャッチャーって大変なポジションなのだなとつくづく感じます。今は、古田を始めとした全てのキャッチャーに敬意を払うのみです。


今日は早めに寝ようと思います。

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2006年03月05日 05時01分38秒

WBCにかけるイチローの思い~少なくとも日本は~

テーマ:巨人、プロ野球関連

イチロー差別への反発、メジャーで不当扱いウンザリ

 WBC日本代表は、マリナーズ・イチローが実質的なリーダーとして、チームを引っ張っているが、ここまで彼を燃えさせる理由の一つにメジャーで味わう“差別”への反発がある、と球界関係者は指摘する。5年連続3割の金字塔を建てたイチローも、米球界に隠然と残る格差に悩まされ続けているという。

 イチローの今回の目標は、ジャパンのユニホームを着てアメリカ代表を打破することに尽きるようだ。米球界関係者がこう語る。

 「彼は最近、日本のマスコミを通じ、“愛国心”の表現で日本のよさを強調していますが、あれは本心でしょう。彼もメジャーで黒人や中南米の選手たちが受ける理不尽な扱いに、腹を立てていることは確かです」

 日本に来る外国人選手たちも、しばしばストライクゾーンの違いで審判に暴言を吐くなどして退場事件を巻き起こすが、メジャーでも似たような“外国人”に対する判定がある、と関係者が解説する。

 「ストライク、ボールの判定で、外国人選手が明らかに不利を受けているシーンがありますね。米では審判が絶対的な権力を持っており、クレームを付ければ即、退場になるので我慢しなければならないけど、もうウンザリ、というのが、イチローの心境ではないでしょうか」

 厳しい判定を下されながら、連続3割を続けるイチローの技術も素晴らしいが、不当な扱いにストレスはたまる一方だ。

 「ここ2、3年、あまりにもひどい判定には、日本語でクレームを付けているようです。相手は分かりませんからね。でもそんなささやかな抵抗では、彼の鬱憤(うっぷん)は晴れない」

 日本の野球がどのようなレベルにあり、素晴らしいかを野球大国と自認する米国に知らしめる。その第一歩が、今回のWBCでアメリカ軍団の打破にある、というのだ。

 「アメリカを破って優勝すれば、彼らの日本野球に対する認識も少しは変わるでしょう。イチローはそのような命題を背負って、今回に臨んでいると思います。今後、続々と現れるメジャーを目指す日本人選手の環境作りのためにも、ジャパンはメジャーを凌駕(りょうが)するほどの実力がある、と披瀝(ひれき)したいのでしょう」

 初めて日の丸を背負うイチロー。義憤に燃えて痛快な活躍を見せてくれそうだ。

(夕刊フジ) - 3月1日17時1分更新


WBCに対して、僕はこれまで懐疑的な考えを抱いていた。前に書いている。 WBCって意味あるわけ?

だが、上記の↑記事に触れてから少し認識が変った。

ほう、そうなのか。イチローはアメリカに対して日本の力を示す為に『この企画に乗った』のだな、と。


僕の周囲の女性(ごく少数だが)は、イチローをあまり好きではない。新庄のようなパフォーマンスもないし、清原のように派手な本塁打を狙う事もしないイチローは、女性たちにとってはどちらかと言えば地味で、頑固に映り、面白みにかける存在のようだ。だがもちろん、僕はそんな事を思ってはいない。日本人野手として初めてメジャーでの成功を収めたイチローは、少なくとも僕の記憶に残っているし、数々の記録をも打ち立てた尊敬すべき選手だ。ごく限られた時期を除いて、彼はインタビューに冗舌に答える事もなく、常にプロ野球選手としての仕事に集中している。安打職人とも言える頑なさで野球に取り組む真摯な姿勢は、たぶん男性により理解されやすい選手なのかなと思う。

そのイチローが陽気に笑い、ジャパンのユニフォームにはしゃぐ姿が僕には奇異に映った。何なのだ?と。

だが彼の胸に秘められていた思いの一端を知り、僕はすこぶる嬉しくなったのだ。

そうか。燃えてるのだな、と。

僕の記憶では、イチローは質問に答える際に「少なくとも僕は」というフレーズをよく口にする。それは、自分以外の選手に対する敬意であると同時に彼自身の自信の表れではないかと想像するのだ。メジャーで確固たる地位を築きながら、不当な差別にもさらされて来たイチロー。少なくとも僕は、と言い続けながら、それは年々「(優秀なのは)少なくとも僕だけじゃない」という思いが膨らんで来たのではないだろうか?


確か、2012年のロンドン五輪で野球は正式競技から削除される事になった。最強はメジャーリーグでしかあり得ないという、アメリカのプライドが少なからず影響しているのかと思う。だが、少なくともマリナーズというメジャーのチームを牽引しているのは日本人であるイチローであり、きっと成功するであろう城島であり、佐々木や長谷川に依存していたのもそう昔の話ではないのだ。

かつてメジャーを手本に始めた日本野球が、今やそのレベルに到達しようとしていて、ある面では既に凌駕している。米国人にとって受け入れ難いかもしれないが、残念ながら「変化」は確実に起こっている。


日程の面や、主力選手が必ずしも揃っていないだとか、短期決戦による優劣の是非だとか様々な問題は消えないだろう。初めて行なわれる事だし、『優勝国が世界一であるという証』を得られるとまでは言えない。しかし、それでも一定の意味と価値はある。

イチローが「大和魂を胸に秘めて」挑むこの戦いに、僕はエールを送りたい。


開幕からの二試合で、身体も暖まった事だろう。

いざ、アメリカへ!

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2006年03月04日 06時16分19秒

苫小牧の出場辞退は厳し過ぎ?

テーマ:それでいいのか?!

昨日は駒大苫小牧の事件に驚いて、我が清峰高校にも少なからず関係があると思って記事にしました。結果、出場辞退になりましたね。当然といえば当然、の事だと思います。昨夏に暴力事件があって、「すわっ!優勝を取り消すか?」とまで騒がれたわけですから。で、今回はこれを免れた選手たちが逆に後輩達に泥をかけた恰好になっています。もう他のブログでも散々書かれていますが、可哀想なのはやはり罪のない後輩たちかなと、それは思います。


で、これに関して、昨夜のテレビ朝日「報道ステーション」内で、僕は耳を疑う発言を聞いたのです。

コメンテーターに出ていた堀田力氏と古館アナのやりとり。

古館「昔はね、居酒屋のオヤジさんなんかが「てめえら何やってんだ!」みたいにして止めてたんじゃないかと思うんですよね」

まぁ、これは理解できる。警察に即座に知らせる事はせず、そこで若者たちを直接叱って、やめさせる。地域社会の崩壊が叫ばれて久しいが、昔なら地域ぐるみになって、大人たちが「他人の子も叱る」風土があったんではないか、と。「見なかった事にしといてやるからよ。お前らは『北海道の星』なんだぞ?わかってんのか?しっかりしろぃ!」ってな具合にけりがつく事はあり得る。今回、店内にいた他の客によって警察に通報され、事が発覚した。その客は「昔ながらのオヤジ」ではなかったわけだ。運がよかった、とは行かなかった。一方、店側は苫小牧の生徒だとは気付かないままアルコールを提供したらしい。


そこで堀田氏は何と言ったか?

「外国では18才から成人としている国が多いんですよね。もう少し考えた方がいいと思います」

肝心な部分がやや抜け落ちてて申し訳ないが、堀田氏のそれは「もう18才なんだから、杓子定規に罰せずともよいのではないか」という趣旨の発言だったのだ(と思う)。

え?ちょっと待って欲しい。罪のない後輩たちが出場出来ないのは確かにとんだとばっちりで、可哀想ではある。それはある。だからといって、18才という、分別は相当につく筈の年齢で、なおかつ彼らは卒業しているんだから目くじら立てなくても・・・という論調はどう考えてもおかしい。まだ18才であるのなら、例えば高校生でなくて職業を持つ社会人であれ、例えば飛び級制度によって大学に通う優秀な人材であれ、やっぱりい・け・な・いのだ。事実上義務教育化した高校生活の中で、「心・技・体」共に向上させるという名目において行なわれているスポーツ教育の中に野球部の活動はある。これから社会へ巣立とうとしている若者に対して、あたかも言い逃れの手本のような言説を放つ堀田氏の発言には、正直耳を疑うしかなかった。氏の物言いが通るのなら、万引きをしたって小額なら許されるとか、そこでお金を払って謝ったら勘弁してもらえるとか、引いては犯罪を犯しても見つからなければいい(やや言い過ぎ?)とか、色んな部分に拡大解釈が可能となってしまうではないか。そういう考え方が、法の抜け穴を堂々とすり抜けて薄ら笑いを浮かべていた堀江被告を生むのだ。彼の場合、明らかな違法行為もちゃっかりやっていたわけで、それは当然発覚する事となった。

悪い事は悪い。それを妙な色気を出して救済しようとするのは、やはり間違っていると思う。


※上にも書いたように、堀田氏の発言を記録していたわけではなく、聞き逃した部分がひょっとしたらあるかもしれない。たとえあったとしても、「出場辞退はひど過ぎやせんか?」という趣旨だったと思う。しかし、これはかなり危険な考え方だと、僕は思ったのだ。

どなたか聞いていた方がいらっしゃって、補足または訂正可能な方がいたらコメント願います。

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2006年03月03日 04時59分00秒

苫小牧がまたぁ?!

テーマ:がんばれ!清峰高校!

飲酒、喫煙で補導 駒大苫小牧野球部員ら14人

 夏の甲子園で連覇を果たし、今春の選抜大会への出場が決まっている駒大苫小牧高校(北海道苫小牧市)の野球部員を含む14人が市内の居酒屋で飲酒や喫煙をして警察に補導されていたことが2日、分かった。 同校では昨年夏の優勝後にも、当時の野球部長が部員に暴力を振るったことが発覚、部長が解任処分されている。 道警などによると、1日の卒業式の後、野球部員を含む計14人が市内の居酒屋で飲酒、喫煙していた。野球部員の中には昨年夏の優勝のときのベンチ入りメンバー5人もいたという。

 日本高校野球連盟の山口雅生事務局長は「北海道高野連からの正式な報告が届き次第、高野連としての対応を決めたい」としている。

(共同通信) - 3月3日0時44分更新


おいおいおい!またやらかしてますよ。苫小牧!!

これはびっくりですね。

え~と、記事を見ると、飲酒、喫煙していたのは野球部員を含む14人だとか。これは・・・卒業生ということかな?とすると、今春のセンバツに出るメンバーとは必ずしも言ってませんが、それでも野球部員がいるそうな。これはいかんでしょう?


もう慣れっこになっている感さえありますね。表に出ない非行行為なんて、実際は星の数ほど(残念ながら)あるのかもしれません。しかし、それにしてもです。野球部の活動や、甲子園への出場は少なくとも学校行事の一環ですよね?もとより未成年だっつーの。止めるやつはおらんのか?

また、それが「いけない事だとわからない生徒たちではない」わけで、モラルの低下はもうとどまる所を知らないという感じです。よもや、「加護ちゃんも吸ってるしさぁ」なんて言ってはいないだろうな?


確か、今月の中旬(15日じゃなかったっけ?)に組み合わせ抽選が行なわれるという、まさに直前の話。これは・・・出場辞退もあり得るというか、そのあたりの処分の斟酌が僕にはわかりませんが、そのまま出場出来るのでしょうか?もし出場出来ないとなれば、それはそれで、「快哉を叫ぶ」高校があるんじゃないかと思います。

ちなみに、我が清峰高校『苫小牧にリベンジ!』の旗印の下、あいつらと当たるまでは負けない!そして今度こそ苫小牧に勝ぁつ!と意気込んでいるはず。


今後の行方に大注目!!です。


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2006年03月02日 01時00分06秒

ウルトラ三銃士よ永遠に

テーマ:本日の・・・?

訃報:佐々木守さん69歳=シナリオライター

 佐々木守さん69歳(ささき・まもる=シナリオライター)24日、内臓疾患のため死去。葬儀は近親者だけで行う。告別式は3月1日午前11時、石川県小松市西町96の称名寺。自宅は非公表。喪主は妻直子(なおこ)さん。

 石川県出身。大島渚監督のもとで助監督を務め、映画「日本春歌考」「絞死刑」などの脚本を執筆。テレビドラマ「ウルトラマン」「七人の刑事」「コメットさん」「柔道一直線」「アルプスの少女ハイジ」などの脚本も手掛けた。著書に「ウルトラマンを作った男たち」がある。

毎日新聞 2006年2月26日 18時46分


30歳位の頃だ。レンタル店で薄汚れたパッケージを見つけた僕は、そのウルトラセブンのビデオを懐かしくなって借りてみた。僕にとっての最初のウルトラマンは「帰ってきたウルトラマン」で、セブンや初代マンはあとで知った作品。そこから思わずウルトラワールドにはまった僕は、やたらとビデオを借りまくったり活字のものを漁ったりなどしてしてしまう。

ウルトラを作った男たち、つまり金城哲夫や佐々木守、市川森一について、僕は大いに学習したものだ。奥の深いその世界は、正義とは何か?博愛とは?人が生きていくという事がどんな意味を持つのかについて随分と考えさせられた。子供の頃、ただただかっこよかったウルトラマン達が、その時の僕には哀しみをたたえた孤高のヒーローとして存在し、怪獣たちにさえ愛しさを覚えた。今尚愛されてやまない初期の円谷作品は、怪獣造型にしても、物語の奥深さにしても、忘れられない作品群だ。


その頃、書店でふと目に止まった「映画業界電話帳」なる本を僕は思わず買ってしまう。文庫本のサイズなのに1500円。今思うと高いのだが、その時は値段なんて考えなかった。で、正直、何故自分がそんな事をしたのかが今もってわからないが、僕は佐々木守の事務所の電話番号を探す。しかしそこには番号がなかった。で、事もあろうに、次は「親交があるかもしれない」という程度の僕の勝手な推測で大島渚事務所の番号を見つけて押したのだ。


「あらそう、なかった?・・・じゃぁ、ちょっと待っててね」

その女性はしばらく保留音を鳴らすと、すぐに電話に出て、そしてこう言ったのだ。

「じゃぁこの電話にかけたらいいわ。いい?番号言うわよ?」

「ここに・・・かけてもいいんですか?」

「ええ。かけて見たら?」

「でも・・・」

「心配ないわよ。作品があるんだったら見て頂いたらいいじゃない?ちゃんと見て下さるわよ」

「ほ・・・本当ですか?」

「ええ。会うんでもいいし、色々お話が聞けるわよ?」


僕はその言葉に卒倒しそうになった。心配ない。どうぞ遠慮なく押しかけていったらいい。そういう話をされて、僕はどう答えていいのか解らなかった。どぎまぎしながら電話を切ったものの、まだ現実の事とは考えられない自分がいた。まさに夢のよう。

しばらく考えているうち、佐々木守さんの連絡先を、あの人、そんなに簡単に教えてしまっていいのかと考えた。推測どおり、親交が「あったのはあった」のかもしれない。それにしても、電話の女性の、まるで知り合いと話しているかのようなごくノーマルな対応。


この電話にかけたら・・・?

無我夢中というか、頭の中がウルトラマンで埋め尽くされていて、たぶんそれは僕の発作的な行動だ。10年を過ごした東京を去って、田舎に戻ってきたばかりの自分。飛行機で東京まで飛んでいく事は現実的には難しい。第一、僕は作品を見てもらいたいとか、シナリオライターになりたいだとか、そんな事を考えていたわけではない。作品などもちろんありはしない。佐々木守氏の話が聞きたかっただけだ。ウルトラマンをただ単にその時、僕は渇望していたのだ。それだけだ。


あえぐようにして手を伸ばしても、誰も答えてはくれない。そこに不意に、思いがけず手が差し伸べられたのだ。その事で、僕は逆に目が覚めた気分だった。


あの時、それでもまだ目覚めなかったら、僕は佐々木守に会いに行ってたかも知れない。可能性としては2%くらいか。


心震わす多くの作品を残していただき、ありがとうございました。なんとお礼を言っていいやらわかりません。今はただ、ご冥福をお祈りいたします。


あの時の電話の主が、最近はどうにも小山明子さんだったんじゃなかろうか?などといらぬ想像をしている僕だ。

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