2014-05-31 15:30:08

2014W杯ゆるふわプレビュー 「俺よりでかそうな奴に会いに行く」 final

テーマ:フットボール
や、や、や、やっと終わったぞー!!!
part1  part2 part3  と頑張った俺をもっと褒めてくれ・・・!
というわけで、早速いってみよう!暑いし!




グループG



■ドイツ

ゲルマンである。気がつけば1996年ユーロ制覇以来、20年近くタイトルから遠ざかっている。その後凋落して「やべえ、若手鍛えねえとやべえ、イッヒやべえグーテンモルゲン」と思ってユースプログラムを整備して、それで育った若手が目白押し。イタリ(略)とかスペイ(略)とかと違って、ちゃんとやろうとしたことをできるゲルマン人優秀。06年W杯で自国開催で3位になって以来、次のユーロでは準優勝、10年南アでは3位、12年ユーロでは3位と好成績を収めているのだが、優勝だけがない。スペインに2回、イタリアに2回阻まれている。ぐぬぬ。よりによってこいつらに阻まれるとは、とはらわた煮えくり返っているであろう。今大会の優勝は悲願で、戦力的にも十分に整っている。メンバーは非常に優秀。鉄壁ノイアーがゴールマウスに鍵をかけ、ラーム、フンメルス、ボアテンク、メルテザッカーがいるDFラインは中々に優秀。また中盤もバスティアン・シュバインシュタイなんちゃら、エジル、クロース、ケディラがいて、アタッカーもミュラー、ゲッツェ、ロイス、シュールレといて、誰が出ても遜色はない。これだけの面子がいたら普通に優勝できそうなのだが、いかんせんレーブ監督@マフラーねじり派になんか気迫が足りない。ドイツといえばゲルマン魂。大和魂と並ぶ世界二大魂(というか2つしかないのだが)であるゲルマン魂を全面に押し出すのがドイツ戴冠の鍵となるのではないか。というわけで、レーブ監督もオシャレしてる場合ではなく、髪型は角刈り、鉄の規律と拳の制裁を全面に押し出して主にフンメルスあたりを難癖つけてぶん殴るべき。わがドイツに必要なのは鉄と血なのだ!ただ、やっぱり心配なのはレーブ監督なのよね。結局純粋なFWはクローゼくらいしかいないので、彼がだめになったときにどうするのか。ゲッツェにゼロトップやらせる気まんまんのようだが、そんなオサレサッカーでは打開できない事態もあるだろう。ゴメスを外してよかったのだろうか。古典的ストライカーであるゴメスはサッカーの試合に継続的に関与することができない。確か90分間でボール保持時間トータル15秒とか恐ろしいデータを見たことがあるのだが、ゴール前では恐ろしい武器となる。「パスとかいいから点を取れ!」の状況では、彼のような四の五の言わずに点を取るストライカーが必要だったのではないだろうか。チーム戦術にマッチしないながらもひたすらトーレスを使い続けたデル・ボスケとの差はそこらへんにありそうだが、今回はいかに。なんか日本と似た感じの選出基準でもある。先鋭化か幅か。それはサッカーの未来の話でもある。


・注目選手 トーマス・ミュラー
前大会で彗星の如く現れて得点王をゲットしたフットボールマシンである。その体格を生かした走り込みと水準以上のテクニック、更には無尽蔵の体力を生かして得点を量産する現代的フットボーラーである。感情のないフットボールマシンっぷりがいかにもドイツの選手という感じであり、たぶん自宅は真っ白な壁にベッドが一つあるだけの部屋に違いない。たまに冗談も言うのだが「アーセナル行きはないよ。ポドルスキーが自分をプレステでぼこぼこにする人を受け入れるはずがないからね」と全然面白くないのだが、これは笑ってあげないと死を覚悟しなければいけないのであり、無理矢理にでも笑え!笑うんだ!ドイツ人のジョークは正座して聞かなきゃいけない。今大会も不気味な走り込みで得点を量産し、つまらないジョークを飛ばして欲しいものである。あと、この男、死ぬほど髪型が無頓着なんだろうけど、そういう宗教なんだろうか。


・chinkodekasou バスティアン・シュバインシュタイなんとか
でかいというかこの名前からはいぼいぼとかを想像してしまう。スピードのないイマイチなサイドアタッカーとして代表に名を連ねていたのだが、中央にコンバートされてから才能が開花。サイドでは止められていたドリブルが中央では非常に有効な持ち上がりに。守備でも働けるし、非常に頭のいい選手である。間違いなく今大会もドイツを支える心臓となるだろう。バラックとはまた違うタイプの選手だが、それになりうる存在もある。こういった本来オフェンシブな選手が後方に移って才能開花というのはけっこうあって、ピルロや長谷部なんかもそのパターンで、この現象をゼンデン現象に対抗して「ピルロコンバート」あるいは「シュバインシュタイなんとかシンドローム」、あるいは「長谷部の部署移動」と名づけていきたい。その逆で失敗する場合も多々あり、それを代表するものとして「家長左遷」と名づけたい。




■ポルトガル

「ストライカーがいない・・・ストライカーがいない・・・」そういい続けて早10年以上経っているが、やっぱり今回もストライカーがいない。トップ候補はポスティガかアルメイダって、その争いだったらハーフナー・マイクでも十分勝負になるんじゃないだろうかという予感。ただ、もうトップが頼りにならないこと前提でチームを作っていると思うので、特に問題にもならなそう。チームの中心はバロンドール&チャンピオンズリーグ制覇でノリにノッてるクリスティアーノ・ナルシスト・ロナウド。逆サイドのナニはクラブで出場があまりなかったので、今年は休養十分だけど試合勘がない。ロナウドの一点突破サッカーになるだろう。ただ、最近はもう「わかっていても点を取られた」から「何やってるのかよくわからないうちに点を取られた」の領域にまで進化しているので、彼の単騎特攻でもそこそこ点はとれそう。DFも鬼畜ペペを中心として固く、MFのモウティーニョ、ベローゾ、ラウール・メイレレレレレレレレレレレレレスは華はないが堅実でテクニカル。また、22歳のウィリアム・カルバーリョは走攻守の三拍子揃ったパーフェクトアンカーだとの評判も。そう考えると、やはりそこそこ強い陣容となっている。ただ、長年同じ面子でやってることでコンビネーションもよいのだが、逆にチームの年齢がぐっと上がってしまっている。平均年齢28.1歳は今大会出場チームで最高の値。突出して年を取ってる選手がいなくてこの年齢というのは、けっこうやばめ。今大会はかなりの消耗戦になることが予想されるので、試合が進めば進むほどしんどいことになってくるだろう。そして、最後に今大会はリカルド・クアレスマ大先生が代表落ちしたというのは、ショッキングなニュースである。「アウトサイドの魔術師」の異名を持ったクアレスマは、インテル以降めっきり調子を崩していたが、復調してきたとのことだったが惜しくも落選。大きな大会では基本的にベンチの置物と化していたのだが、その彼がいない。ただ、ベンチのマスコットというよりはほとんど疫病神みたいな感じだったので、これはかえって幸運かもしれない。「フィーゴ2世」と呼ばれたクアレスマがついに開花することなく終わるのは、「フィーゴ2世」の称号がポルトガルにおいて死亡フラグとなるということを更に我々に強く印象付ける。もう「2世」禁止な。


・注目選手 ペペ
レアル・マドリードにおいて「ペペ時代」を築いた怪物センターバック。ラウールが抜けて以来のレアル・マドリードは「ロナウド時代」でも「セルヒオ・ラモス時代」でも「シャビ・アロンソ時代」でもなく「ぺぺ時代」であり、その結実がこの前のCL優勝である。ぺぺ、決勝出てなかったけど。守備能力はかなりのものがあるのだが、真骨頂は見ている者を凍りつかせるようなえげつないファウル。その完璧な人選、タイミング、躊躇のなさなどは完全にプロの技であり、狙った獲物をピンポイントで壊す力はピカ一。その荒くれる姿を見て、WWEのビンス・マクマホンがコンタクトを取りかけたが「あれはガチすぎる」と連絡をとりやめたとの噂も。さすがにレアル・マドリードに王朝を築いただけのことはある。ブラジルサンバでお祭気分の今大会においても「あんたらが勘違いするのは結構だが、俺は戦いにきた」と、観客席を恐怖のどん底に陥れるファウルを存分に見せてくれることだろう。「見て!!ケディラを・・・食ってる・・・!!」


・chinkodekasou クリスティアーノ・ロナウド
5年連続受賞で永世バロンドール名人になりつつあったメッシの牙城を崩し、ついに悲願成就を果たしたナルシスト。すちゃらかウインガーだったのは過去の話、今ではあらゆる局面で点を取れるパーフェクトアタッカーとして完成した。今回のW杯、全盛期で迎える彼は心に期するものがあるだろう。ただ、戦力的にはちょっと優勝は厳しいかなって感じなのだが、まあ得点王とかは狙えるかもしれない。無名からのマンチェスターUへの移籍、そしてレアル・マドリーでの苦悶の日々、ライバルであるメッシとの争い、CL優勝を獲得とドラマ性に満ちており、メッシよりも共感しやすいスターだ。その食事制限から筋力トレーニングによって作られた肉体は芸術品に近い。彼のたゆまぬ努力のせいなのであるが、まあなんつうかナルシストは基本的に気持ち悪いわけであり、少しでも努力を怠るとけっこう高い確率で辻仁成になってしまうので、読者ナルシストの方々はクリスティアーノを目指して日々たゆまぬ努力を続けて欲しい。俺は嫌いじゃないけどね、ロナウド。でも、年取ったら、どうすんだろうな、こいつ。監督とかはからっきし向いてなさそうだし、やっぱり俳優業でカントナフォロワーか。なお、肝心のカントナ氏の演技は(以下カンフーキック)




■ガーナ

ガーナ、ガーナ、ガーナー、ガーナ、ガーナ、ガーナー、ガーナ、堅実ー(ロート製薬のテーマで)。と歌になるほどにアフリカ屈指の組織力を持つガーナ。前大会はスアレスの「神の手」に阻まれてベスト4を逃す。まあその後PK決められなかったのが悪いんだけど。今回もまとまったチーム力で今度こそを狙う。特に強烈なのは前線。黒い彗星ことギャンはアホみたいなスピードを持った選手で、28歳と全盛期。普段は中東で適当にやってるので、コンディションも上々だろう。また右サイドのアンドレ・アイウエオはマルセイユの切り札的な選手で非常にテクニカル。ちょっと普通にやったら止められなさそうな、いいアタッカー。左サイドのアサモアもユベントスで活躍する、フィジカルなアタッカーである。また、トップ下の超人ケビン・プリンス・ボアテンクは、FWやらせてもボランチやらせてもそこそこできるという、パワーとテクニックを併せ持った非常にいい選手。創造性はそんないのだが、勤勉でとにかく強烈。ただ、問題はボランチのミランコンビで、エシェンは全盛期の力はもうなく、ミランでもベンチを暖める日々。ムンタリに関しては説明はいらないだろう。ムンタリであるという事実以上にこの男を説明する言葉は要らない。彼らは非常に精力的ではあるのだが、ゲームをコントロールしたりする司令塔の役割はできない。ゲルマンとポルトガルを相手に、ここが持つかどうか。基本的にはフィジカルを全面に押し出して前線からボールを奪い、ショートカウンターというのがゲームプランだろう。それしかないといえばないのだが、それがあまりにも強烈なのでそれだけでもいけてしまう。ムンタリを除けば全体的にパカっぽい選手は少なく、アフリカンパワーはこう使え、という好例である。彼らを率いるのはアッピアー監督。え、あのステファン・アッピアー?と思ったのだが、どうもアッピアー別人の模様。紛らわしい。また、招集候補に一応名を連ねるデイビッド・アッカムというベッカムのパチもんみたいな名前の選手もいるので要注意。そんなアッピアー別人監督だが、チームがうまくいかず、「あれ?チームのスピードが遅い?」「急に動かなくなった!」など気になったら、是非ガナガナガーナ速をインストールして欲しい。大抵の問題は解決するはずである。詳細については、ガナガナガーナ速で検索、検索ぅ!!


・注目選手 マイケル・エシェン
モウリーニョ時代のチェルシーで猛威を振るったのも今は昔、何度か怪我を繰り返すたびにスケールが縮んでいき、レアル・マドリーで虫干しにされた後に移籍したミランではすっかり昔の面影はなし。あのスケール感はどこにいった。まだ31歳と老け込む年でもないんだが。パワーと機動力を生かす身体能力寄りのスタイルのため、年とともに違うプレイスタイルを模索していかないとけっこうすぐに消えてしまうのかもしれない。ただ、隣の相棒がムンタリである以上彼がしっかりしないと中盤が全く締まらなくなってしまう。このW杯を復活の契機として、またあの元気爆発エネルギッシュな姿を見せていただきたい。なんか変にまじめなのもいけないのかもしれない。隣のムンタリの無責任な姿を見て、「あ、これでもいいんだ」とくよくよ悩むことをやめたほうが、メンタル的にはいいだろう。そして、俺はムンタリのことは大好きであり、リスペクトしているのであって、決してバカにしているわけではないンタリ。


・chinkodekasou
ガーナ代表のあだ名は「ブラック・スターズ」というものであり、それは当然選手の下半(以下濃厚なロッテお口の恋人ガーナミルクチョコレート)




■アメリカ

ヤンキーどもが球蹴りである。何回出場して好成績を残そうともずっとマイナー感が拭えないアメリカサッカー代表だが、今回も当然のように出場。アジア予選もけっこうアレだが、北中米予選もかなりアレだと思う。今大会は死のグループに入ってしまったので、ご愁傷様という感じである。ヤンキーどもを率いるのはアメリカ大好きクリンスマン。基本カウンターチームだったアメリカにポゼッションを植えつけたとのこと。ただ、大体今までの例から見るとおり、カウンターチームに中途半端にポゼッションさせるのは死亡フラグである。そのクリンスマンはメンバーを選ぶ段階で代表の象徴でもあったドノバンを落選させた。そして息子が「あーっはっは、ドノバン、あーっはっは!!(原文ママ)」とツイッターでやらかしてしまい、親父にめっちゃ怒られたらしい。マジどうでもいい。ただ、代表キャップ156試合のレジェンドを外したのはかなり勇気のいる決断だっただろう。「外れるのはバン、ドノバン」。また、二重国籍選手をばんばん招集しまくっており、DFブルックス、MFでバイエルン所属のジュリアス・グリーンなど微妙なレベルの外国人を次々と呼んでいる。特に注目はトップのヨハンソン。レギュラーのアルティドールがサンダーランドでさっぱり使われなかったこともあり、今季オランダリーグ17ゴールの彼に期待が高まる。ただ、チームの主軸は今季エバートンで絶好調だったGKティム・ハワード、ボランチの元ローマのブラッドリー、そしてトップ下の一人シャブ&ASKAのクリント・デンプシーという元々いた連中になるだろう。そして、びっくりしたのは左サイドバックがビーズリーということ。まだいたのか。というか、まだ32歳なのか。あれ?この人アメリカ大会にいなかったっけ?と思ったら、それはコビ・ジョーンズだった。なぜか同じフォルダに入っている。アメリカ人で足の速いサイドアタッカーはきちんとシリアルナンバーを振って欲しいものである。


・注目選手 クリント・デンプシー
うちの高校に同級生でいたら間違いなく「シャブさん」とあだ名がついてしまう、ほんとに顔色の悪い男。ただその攻撃能力は古巣のフラムは間違いなく中心だった。トッテナムでも最初はよかったのだが、去年はベイルの引き立て役にしかなれず、色々悟ってアメリカに帰還。今季のトテナムのアレさを見てると、残ってもらってもよかったかもしれない。非常に頑張る選手なのだが、やっぱり顔色が悪いので、見ているこっちがハラハラしてしまう。この冬は短期レンタルで沈み行くフラムに戻ってきたが、そこで「短期レンタルなのになんでそんなに?」ってほど一人で孤軍奮闘してた。まじめな男である。惜しむらくはそこまでのいい選手なのに頬のこけ具合と顔色の悪さで常に不気味に見られてしまうこと。同僚のアルティドールを見て欲しい。なんかおにぎりみたいな顔をしてるので、これを見習ってドラッグとは早々に手を切って・・・ちがう、やってない。ダメ、絶対。イジメ、かっこ悪い。ポニョ、くすり、すきーー!!


・chinkodekasou ティム・ハワード
マンチェスターUで失格の烙印を押され、一時は大スランプに陥るも、エバートンで復活。そこからはプレミアで最も安定したGKの一人として活躍している。いやね、マンU時代も悪いキーパーじゃなかったよ。ファン・デル・サールがきちゃったのが悪い。以前からの驚異的な反応に加えて、年をとってミスが減ってきた。ただ、なんというかアメリカ人GKというものは基本的に報われないものである。かつての名手ケイシー・ケラーも実力はあるのに流浪を繰り返し、代表の第2GKであるブラッド・グザンも1点もののシーンを驚異的なセービングで何度も止める実力を持ちながら、いかんせんチームがアストンビラのために焼け石に水である。ハワードはそれに比べられば恵まれているほうではあると思うのだが、それでもやはり最初につく枕詞は「マンチェスターUで失敗した」である。不憫だ。こういういいキーパーが何かタイトルを取ってほしいなあと思う。アメリカ代表ではちょっときつそうなので、エバートンにいる間にマルティネス監督なんとか頼みまっせ。





グループH



■ベルギー

並々ならぬ期待感とそれと同じくらいのコケ感を内包している危うい強豪未満。我々にとってサッカーでのベルギーといえば草刈場であり、シーフォでプロドームであり、キリンカップのお友達だったわけだが、近年優秀な若手が出てきており、いつの間にやら各国リーグオールスター級の面子になっている。GKクルトワはCL決勝で信じがたい冷静さを見せたし、控えのミニョレもリバプールのゴールに鍵をかけたりクソキックを連発したりしていた。DFの中心はバンサン・コンパ兄。たまにやらかす以外は対人、カバーリング、足元とすべて揃ったパーフェクトCB。他にもフェルトンゲン、、アルデルワイレルトレララレトントンなど安定の面子。中盤も人材が多い。マンチェスターファンに叩かれまくったフェライニだが能力は高い。同じアフロコンビのウィツェルと共に中盤を締める。そのほかにもデンベレ、デ・ブルイネなど主力級が揃う。ただ、ローマで活躍するナインゴランが入らなかったのは驚きだった。そして、アタッカーも怖い。エースのベンテケがいないのは非常に痛いが、今最も呂布に近い男ルカクがトップを張り、サイドには王様アザール、エバートンでひたすら切り裂いたミララスがいるこの面子は強烈。控えには、ナポリのドリブラーメルテンスと今季マンチェスターUで台頭した「外国映画でイケてない主人公をいじめる小賢しい同級生役顔」のヤヌザイ、トッテナムで期待感だけはすごかったシャドリもいる。そして、監督はあのウィルモッツ。日韓ワールドカップ初戦で日本相手にオーバーヘッドを叩き込んだあの男である。監督としての主な役割はバランス維持と気合注入となっている模様。さらに、平均身長は184.5cmで参加国中3位で、平均年齢も2番目に和解と言うことで、暑いブラジルでも十分に戦えるだろう。ただ、なんか面子を見ると躍進する感が満々なのだけれど、相当な感じでコケそうな雰囲気も同じくらいしている。親善試合とは言え、日本と対戦したときには途中から急にコントロールが利かなくなって日本にずっと押し込まれまくっていたり、ベテランがいないこともあって一度崩れると歯止めが利かなくなるような。そこを締めるようなキャラがいないんだよねえ。勢いに乗れれば、上までいくかも。でもそんなにW杯は甘くない。


・注目選手 ロメル・ルカク
リアルに身体能力がやばいネクストドログバ。191cm、100kgとかどこの東海岸のオフェンスラインやねん、という驚異の体格。今シーズン修行に出されたエバートンでは基本的にはトップで大暴れするも、右サイドに位置してそこから切り込んでくるという恐怖のアタックも見せていた。おそろしい。まだ荒削りなところばかりなのだが、それでも理屈じゃなく点を取るという恐ろしい素材。上では呂布と書いたが、どちらかと言えば進撃しちゃう巨人のほうに近いかもしれない。相手DFは首筋を狙え。今大会はルカクから身体能力をかなり引いて、知性をたっぷり足したベンテケがいないので、もうルカクが頑張るしかない。所属元のチェルシーではジョゼっちと揉めてしまったらしくて戻ることはないようなので、このW杯で活躍して次の就職先を見つけていただきたい。千葉にきてもいいぞ。ちなみに、まだ21歳でじぇじぇじぇの能年玲奈ちゃんと同い年で2ヶ月違いの誕生日らしい。世界には色々な生まれ方がある。



・chinkodekasou マルコ・フェライニ
194cm、85kg。これで小さかったら詐欺である。魅惑の卑猥ネームを持つ彼も今季は苦難のシーズンだった。エバートン時代には細かいこと言われずに「どかーんと行け、どかーんと」という感じの指示だったので伸び伸びやれたのだが、マンチェスターUではチーム構成が崩壊していたこともあり、移籍金に見合った活躍はできなかった。ただ、体格を生かした守備はけっこう効いていた場面もあり、なんかモイーズの巻き添え食った感じ。代表では気心の知れた仲間がいるし、あんまり難しいことも言われなさそうなサッカーなので、是非がっつり下がった移籍金分を取り戻す活躍をしていただきたいものである。いろんな細かい仕事はリトルアフロのウィツェルとデンベレあたりに任せて、ルカクと一緒に元気よくゴール前に飛び込んで恐怖の空中戦を演出してもらいたいものである。解き放ってこそのフェライニであり、中盤の底でパス回させてもしょうがない。大活躍して上位進出した場合には朝のニュースで女子アナに名前を連呼されることになるので、そういう意味でもがんばっていただきたい。




■アルジェリア

アルジェリアについて一体何を書けというのか。と思ったのだが、前回大会よりも知ってる名前が増えてる。イェブダは相変わらずチームの主軸で要。そこにトッテナムで今季台頭した19歳のベンタレブが絡むボランチはほんの少しだけ勃起する。オフェンシブな位置にはバレンシアのフェグリとインテル所属のタイデルがいて、これも少しだけ勃起。トップは知らん。ジェブールとかスリマニとか誰だ。でも少し勃起しておく。現場からは以上です!!


・注目選手 いない



・chinkodekasou
アルジェリア人のは乾いてそう




■ロシア

世界で最も硬い男ファビオ・カペッロが率いるロシア帝国。おそらく死ぬほどつまらない。面子も非常に地味。アルシャビンとかアルシャビンとかアルシャビンとか、実力はあるけどややこしい奴は必ず外すので、労働者ばかりが揃っている。一番のスターがザゴエフでしかもレギュラーじゃないとか、俺は何を楽しみに見ればいいのだ。チームの期待値を最大限出すのは得意な一方、得体の知れない期待感というものもすべて潰す監督のため、チームの実力どおりの結果が出るのが特徴。おそらく強い。このグループリーグで普通に1位じゃないだろうか。ただ決勝トーナメントでは普通にグループGから上がってきたチームに負けると思う。これ以上言うことは何もない。カペッロのチームほど語るべきことが少ないチームもないなあ。


・注目選手 アレクサンドル・サメドフ
右ウイングを務める不気味な男。ロシアリーグで何度か見たのだが、銀髪交じりの髪の毛で力強いドリブルを繰り返していた。アゼルバイジャンにルーツを持つらしく、あそこらへんの黒海沿岸のグルジア人とかアルメニア人とかコーカサスと呼ばれる地域の人たちが持つ不思議な感情のなさを持っている。スキタイ人を先祖に持つからなのかね。昔は傭兵だったよね、ここらへんの人ら。なんというか激しく右サイドを切り裂き続けるんだけど、表情全然変わらないというか、ひたすら仕事をしているだけというか。溢れる作業感。俺が見た試合だけかもしれないけど。ディナモ、CSKA、ロコモティフ、スパルタクのモスクワ4チームを渡り歩く謎の傭兵感がある男。アサシンになるのはこういう人らだったのかなあ、と思った次第。


・chinkodekasou ファビオ・カペッロ
もう一度言うが、世界で最も硬い男。サッカースタイルの話だが、アレもきっと硬い。我らがヘスス・スアレスの天敵としても知られており、過去には「凡夫カペッロ」「傷ついた鮭たるカペッロ」と罵られたことも。「傷ついた鮭」という言葉がいったい何を指しているのか不明だが、悪口であることは確実。とにかくリスクを嫌い、規律を重視するその姿勢は徹底されている。そのやるサッカーを見てるくらいだったらアスファルト舐めてるほうがまだマシというくらいにつまらない。中華料理屋に行ったら、延々ザーサイだけ食わされるようなもんである。「中華料理、おいしいでしょ?」ってそりゃ中華料理だけど、俺は麻婆豆腐とか食べてえんだよ。と言っても、もう30年近くこのスタイルでやってるため、耳を貸すわけもない。しかも、自分とこの監督としてはつまらなすぎて応援する気が失せるのだが、相手にすると硬くて相当やっかいな相手になるというめんどくささ。パスサッカーメインの潮流もどこ吹く風、今日もカペッロはバスを置く。このつまらないサッカーを懐かしく思う日も来るんだろうか。




■韓国


最後はお隣の韓国である。何代目かのアジアの壁として君臨したホン・ミョンボの兄貴が監督として挑む。一応現代的サッカーを志向しているのだが、基本的にパワーを生かしていくサッカーというのは変わりない。ただ、そのパワーが日本相手だと存分に発揮できるのだが、世界レベルになると普通になってしまうというのが悩みどころ。パスサッカーをやろうにも、コントロールタワーのキ・ソンヨンはキックがうまいだけのなんちゃってゲームメイカーでそういう素養はないし、相棒のハン・グギョンはボール狩った後はほぼ何もできない細貝タイプであり、トップ下のク・ジャチョルはセカンドストライカーである。パスサッカー無理。基本的にはサムスン製アジア電柱のキム・シンウクに放り込み、そのこぼれ球をク・ジャチョル、ソン・フンミン、イ・チョンヨンといったアタッカーが拾う形と、両翼のソン・フンミン、イ・チョンヨンがサイドから切り崩す形になるだろう。彼らは優秀なドリブラーなため、そこそこなんとかなる。守備はそこそこ。キム・ヨングォンは高さがあり、スピードもそこそこある。ホン・ジョンホがそれをカバーする感じか。ただサイドバックはキム・ジンスが壊れてしまった。パク・チュホが招集されたようだが、広島のファン・ソッコがやるんだろうか。グループ内でもベルギー、ロシアと比べると戦力的には厳しいが戦えないほどではない。アルジェリアとの力関係は知らん。日本も中々に厳しいし、オーストラリ、イランにいたっては絶望感さえ漂うほどのグループ。ハン・グギョン、キム・ヨングォン、キム・チャンス、ファン・ソッコ、キム・ボギョン、イ・グノという現・元Jリーガーたちも多いし、アジア勢としては枠を減らされないためにも、韓国にもぜひともがんばっていただきたい。そのためには、高麗人参と呼ぶ謎の精力増強剤(全くの合法であり公には何の問題ないはずだが検査とかはやめて欲しい)を駆使して、ぜひとも走り勝っていただきたい。ベルギーとかロシアとかあからさまに暑いの苦手そうだしね。試合前に毒入りキムチを送ること推奨。


・注目選手 キム・ボギョン
レギュラーでキャプテンのク・ジャチョルが同ポジションにいるので、今回は切り札としての起用が濃厚か。セレッソ大阪時代にはトップ下として君臨し、乾、清武と魅惑のコンビネーションを見せていた。てやんでえべらんめえなチーム状況だったカーディフでも中盤で唯一ボールを受けられる選手として活躍。相変わらずのテクニックを見せていた。ただ、テクニックはあるんだけど、韓国人らしくファイターでもあるところが特徴。正直、ファイター一本やりのク・ジャチョルよりも、ボギョンの方をスタメンにすべきだと思う。おそらく劣勢に陥ることが多いグループリーグ、必ず出番は来るはず。不貞腐れて暗黒面に陥ってしまった乾を反面教師として、是非ベンチでも腐らずに自分を律して欲しいものである。


・chinkodekasou ホン・ミョンボ
我らが兄貴が遂に代表監督である。平塚、柏で活躍したのはもう10年以上前か。チェ・ヨンスの兄貴もFCソウルで監督やってるし、韓国も新世代に移ってきてるんだなあ、と。今回の代表監督は中々難しい立場。予選途中で変わったチェ・ガンヒ監督はW杯出場を勝ち取ったものの、「本番は絶対やらん」と当初から言っていたため、交代。後任を右往左往して探していた韓国サッカー協会だが見つからず、ホープであるホン・ミョンボに白羽の矢が立った。ロンドン五輪では結果を残してはいたものの、さらに注目の集まるW杯の指揮という立場を受けるかどうかが注目されたが、「代表監督を断るという選択肢はない」という男前たっぷりな回答で、引き受けた。間違いなくでかい。今回は五輪代表監督をやっていたこともあって、かなり若いメンバーを揃えてきた。30代の選手は一人もいない。走り勝つ気まんまんである。若い選手の兄貴分として尻を叩き、彼らに力以上のものを出させて欲しい。あと、余計な旗とかは出させないように十分に気をつけてもらいたい。今度はシャレにならん。




さて、これで適当プレビュー終了!!おつかれさまでした、主に俺!!
あと長々と読んでくれたみなさん、ありがとう!


で、せっかくなんで予想もしときましょうかね。
グループ抜けは次のチームと見ました!


A ブラジル クロアチア
B スペイン チリ
C コロンビア 日本
D イタリア ウルグアイ
E フランス スイス
F アルゼンチン ナイジェリア
G ドイツ ガーナ
H ロシア ベルギー



決勝から先は運任せということですが、一応最後はブラジルVSドイツでドイツが優勝ということで。
南米大会初のヨーロッパ優勝というのも乙なものでしょう。あまり根拠はない。


では、後はもう楽しむだけ!!ありがとうW杯!!
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2014-05-28 20:37:06

2014W杯ゆるふわプレビュー 「俺よりでかそうな奴に会いに行く」 part3

テーマ:フットボール
やり始めたことを後悔してきているが、もうどうしようもない。
part1part2 に続いて、part3だ!!今日のオカズはイカフライだ!!



グループE



■スイス

ヒッツフェルト率いるハイジの国。戦力はそこそこ揃ってる。特に中盤は多士済々で、ナポリのレジスタ・インレルが中心となり、隣にベーラミのバカが並ぶボランチは中々に堅固で、控えのジェマイリも非常に優秀。2列目にはバイエルンのシャキリが生きがよく、ボルシアMGの釈迦は若いながらも悟りを開いていて攻撃の中心を担うに十分。トップはそれに比べるとけっこう落ちるか。レギュラーのセフェロビッチは良く知らんが、ポジションを争うドルミッチは清武と長谷部の同僚だが、なんか頭悪そうだった。守備は悪くない。GKのベナリオはナイスな選手だし、CBは少し落ちるが、右サイドバックのリヒトシュタイナーはユヴェントス所属で超優秀。左サイドの謎のロドリゲスはよく知らないが、ツィーグラーを控えに追いやるのだから、中々の実力者だろう。これと言って穴がない。グループ突破も十分視野に入るだろう。しかし、いつもスイスは大体こうであり、弱みがない代わりに強みも特にない。前大会もスペインになぜか勝ったりしていたが、ほとんど記憶にないのはなぜだ。今回も適当にグループリーグは突破しそうだが、その先でひっそりと負けていく気がする。これだけではあまり面白くないので、スイスのことわざを一つ紹介。「ミルクはチーズになるが、チーズはミルクになれない」というもので、これは出てしまった結果は覆すことができないので物事を決めるときには慎重になるべきだという意味で、今大会のスイスも慎重にこのことわざのとおりやって欲しいのであるが、実はやっぱりこのことわざは今俺が考えたものであり、是非スイスに逆輸入していただきたいものである。そんなことできない?クララの意気地なし!!穀潰しの売国奴!!ヨーデルきちがい!!


・注目選手 ギョクハン・インレル
間違いなくこのチームの中心となるであろう、全然スイス感がない名前のキャプテン。守れて捌けてミドルシュートも撃てるという超人MFである。所属のナポリでも心臓を担う。ウディネ時代になんていい選手なんだろうこのハゲと思ったのだが、ずっといい選手のままであり、円熟味を増している。29歳とピークで迎えるW杯で、まあそんな上位行けそうな面子でもないのだが、自分の価値を示すことはできるはずである。この人と隣のベーラミのバカを見てるだけで、けっこうスイスは面白いかもしれない。見た目はスキンヘッドで怖そうだが、隣のベーラミも大概なので、全然スイス感がない。スイスというよりは、なんかニューヨークである。


・chinkodekasou オットマー・ヒッツフェルト
老将はひっそりとその指導者生活に幕を閉じる。その指導者人生のハイライトは二度のバイエルン時代。特にFCハリウッドと揶揄されたマテウスを中心とした我儘放題のチームをまとめあげてリーグを4回取らせたのはかなりの胆力がなければできない仕事。まちがいなくでかい。最後がスイスというのは、彼が現役時代を過ごした地だからというのもあるのだろう。前大会ではスペインを落としながらグループリーグ敗退というやってしまった感があるのだが、今回はフライとか文句言うやつもいないようだし、最後の花道を飾ってもらいたい。髪型がなんか菅原文太みたいなので、朝日ソーラーじゃけんの精神で臨めばだいじょうぶだ!!




■エクアドル

もう全くカビエデスの記憶しかないエクアドルである。予選はそこそこいい感じにストレートイン。速攻主体の南米カウンターなチームである。チームのキャプテンであり、精神的支柱でもあるマンチェスターU所属のバレンシア。サイドを一試合通して休まず上下動するタフさはすごいものがあり、カウンターチームのエクアドルでは肝になるだろう。ただ、FIFA調査によるとバレンシアは「ドリブルスピード世界最速」らしいのだが、それは明らかに間違っているので、FIFAには計器の調査やそもそもの計測方法、また統一球の反発係数などをしっかりと確認していただきたい。その他でヨーロッパに所属するので知ってるのはフィテッセのイバラくらいだが、死ぬほど雑な選手なので、バレンシアの控えでいいと思う。その他は南米所属がほとんどなのでよくわからないが、気になるのはトップのカイセド。死ぬほど怖い顔をしていて、選手説明が「ブルドーザーで敵をなぎ倒しながら突進する」と書かれており、その進撃の巨人感を一目見てみたいものである。「エクアドルの怪人」とか超こええじゃんか。そういえば、神戸に来るはずだったテノリオはどうしたのだろうか。ともかく、なんとかスイスを食えば、先が見えてくる。バレンシアとエクアドルの怪人コンビを軸にしてがんばっていただきたい。ちなみに3rdキーパーのグアグアの名前は今大会屈指の面白ネームである。


・注目選手 ジョアオ・ロハス
またロハスである。ロハスはやってるのか、南米。27歳で死亡したエース・ベニテスの後釜として、ジョーカー役を担うという。写真を見るかぎり、なんか意外とロハス感溢れる顔をしているので、ロハスロハスしていただきたいものである。これ以上言うことはありません。


・chinkodekasou アントニオ・バレンシア
香川ファンから悪魔のごとく罵られるエクアドルの英雄。ボールを運び出したら止まらないドリブラーは香川と抜群の相性の悪さを見せており、香川ファンからはヤングとともに「脳筋ドリブラー」「クロスきちがい」「QPRに帰れ」などの事実誤認を含む罵倒を受けていた。ただ、本来マンチェスターU的な選手といえば、バレンシアやヤングであり、後から来た香川にパス出さないので罵られるのは不当といえば不当。ファギーかモイーズに文句言えという話である。球離れは悪いが、とにかく最後まで一人でやりきるというプレースタイルは、エクアドルには合っている。カウンターで長い距離を運ぶことになるが、彼が何度運べるかで、エクアドルの命運は決まってくるだろう。割と嫌いじゃないな、こいつ。真面目だし。




■フランス

開幕前のナスリ祭ですっかり本番がどうでもよくなってしまった感のあるフランス。日本で言ったら、細貝の嫁さんがツイッターで「原博美とザッケローニはchinkoshobosou!!」と叫ぶようなものだろうか。それは引く。まあこれほど「自業自得」と言える落選も珍しいので、ナスリは精神修行のために裸足で火渡りとかしたらいいと思う。さて、ナスリはもうこれでいいとして、フランスの話。結局プレーオフまで行ったが、スペインと同組ならばやむなし。中々にいい戦力が揃っているのではないだろうか。GKのロリスは「趣味がカードゲーム」という根暗さ以外は安定したキーパーであり、DFもコシェルニーは無敵の対人職人で安定。バランもAマドリードベンチにボール蹴りこんだらまさかシメオネが飛び出してくるとは思わなくてchinkochijindaだろうが(普通は出てきません)、21歳にしてマドリードで準レギュラークラスは相当な逸材。是非次の対戦時にはもう一回蹴りこんで出てくるかどうかためし、シメオネルーレットのスリルを楽しんでいただきたい。右サイドのドゥビュッシーは疲れ知らずのマラソンランナーで、エブラは性格が悪い。中盤もマテュイディ&ポグバのフィジカルバカをキャバイェが操るというトリオはテクニック的にもフィジカル的にも夢がたっぷり。そして、前線はなんか胸板がすごいことになってるご存知リベリと中央がスチャラカ野郎ベンゼマ、右がとにかくエネルギッシュでとにかく足が短いバルブエナとタイプの違った選手が並ぶ。控えにもDFはマンガラ、サコ、サニャ、中盤にはシソコ、マブバ、前線にはジルーにグリーズマンと多士済々。普通に強そうだし、マジでナスリ必要ないわ、これ。なんかイングランドなんかより全然いいんだけど。予選突破は普通にやれば確定。ただ、お得意の内乱が起こると不穏な空気になるので、揉めそうになったときには、キャプテンのロリスが「人狼」をカスタマイズした「人ナスリ」というカードゲームで隠れナスリを早めに炙り出し、チームの和やかな雰囲気を保つようにしたらいいと思う。汝はナスリなりや?


・注目選手 カリム・ベンゼマ
こいつをストライカーだと思うから間違いなのよね。最前線にいる司令塔。抜群のテクニックとパス出しがうまくて、シュートセンスはあんまりない。でかい割にはヘディングも弱い。ただ、ジダンの代わりをやってると思えば、しっくりくる。彼がキープしてる間にバルブエナだのリベリだのポグバだのが飛び出していけば別に問題はないわけで。前ユーロでは同じポジションにナスリも入り込んできてすげえ邪魔してた。なんかやる気があるんだかないんだかよくわからない顔していて、見ているとイライラしてくるのだが、まあ前任者のハゲと同じように1秒時間を作る役割をしていると思って、フランス好きの方々は我慢してみてよう。でもなんでだろう、顔もプレースタイルもほんとに癇に障る。眉毛とか抜いてやりたい気持ちになるのだが、カントナとは対極にいるエースをみなさん温かい目で見守ろう。


・chinkodekasou ディディエ・デシャン
現役時代にはデサイーだろうがジダンだろうが平気で真っ赤な顔をして怒鳴りつけていた生粋の闘将である。メンバー選考で「役に立たない」とナスリをばっさり。チーム秩序を保つためには自分が悪者になろうがなんだろうが構わないという、本当のリーダーである。ここは地下室なの?ってくらい風通しの悪かったチームを健全な状態に戻した手腕はお見事。「将軍」はダテではない。でも、こんな上司いたら超怖くて、絶対やだ。戦力的にも今回はけっこう上までいけそうな雰囲気。あんまり注目はされてないのを利用して、2006年以来の上位進出をひっそりと狙って欲しい。もしチーム秩序が乱れたら、適当にベンゼマあたりを2、3発殴って規律を取り戻して欲しい、というかもうすでに鉄拳政治をやってる気がするので、ベンゼマはパンチの中心を外すヘッドスリップを体得しておくべき。




■ホンジュラス

全く書くことが思い浮かばない。カウンター主体のチームで、190センチクラスのコストリーとベンソンが並ぶ2トップがクロスをねじ込むという感じだと思われる。他に知ってる選手もほとんどいないので、ツイッターでホンジュラス情報を募集したところ、なんとあのサッカー戦術分析でぶいぶい言わしてる気鋭のライター・らいかーるとさん ら反応が。ワクテカしながらリンク先を開いてみたら、「行ったら殺される。手の付けられない無法地帯」 という現地のむごたらしい情報が。これを見て俺にどうしろと言うのだ、らいかーるとさん。ホンジュラス版シティ・オブ・ゴッドの脚本を書けということだろうか。それとも、適当なことばっかり言ってる俺にホンジュラスに行って死んでこい、という暗黙のメッセージなのだろうか(震え声)。これだからサッカー戦術分析界隈は怖いのである。みんなもどれだけ惹かれてもサッカー分析修羅の道に進むのは良く考えてからにしよう。と、サッカーどころではないお国事情ではあるのだが、まあそこは適当に置いといてサッカーを存分に楽しんで母国の悲劇を忘れて欲しいものである。


・注目選手 いない


・chinkodekasou
このマッドシティで生き残っているのだから当然でかいはずであり、あまりにもでかくてホンジュラスの治安の悪さの一因となっているとの説も。





グループF



■アルゼンチン

なんか俺の周りではけっこう評価の高いアルヘンティーナである。確かにFWは豪華。帝王メッシを中心に、アグエロ、イグアイン、ラベッシ、パラシオのうち最低2人が控えというのは非常に贅沢。テベスにいたっては招集さえされていない。ただ、FWだけでは勝てないのは過去何大会かのW杯で思い知ってるのがアルゼンチンでもある。MFはディ・マリアはスーパーな選手だが、ガゴはヨーロッパ一線級では通用しなかった選手であり、マスチェラーノは優秀だが一人で何かをできる選手ではない。そしてこの3人の控えがマキシ・ロドリゲスとバネガ、ホセ・ソサ、ビリアで、なんか違う感が溢れている。DFもガライとフェルナンデスがセンターだがスピードに難を抱えており、左サイドのロホは穴。右サイドのハゲレタは非常に優秀なサイドバックだが、DFラインはかなりの不安感を見せている。GKはさらに不安で、正守護神のロメロは今季出場機会がない。それでもサベーラ監督は新戦力を試そうとせず、今季絶好調のマラガGKカバジェロは一度も呼ばれてない。そもそもサベーラ監督は新戦力発掘に積極的ではなく、守備陣は放置のままだ。メッシによるメッシのためのチームを作ろうとしているのだが、今年それをやったバルセロナでは、メッシが走らなくなってしまった。あまり特別扱いもよろしくないのではないだろうか。前線+ディ・マリアの破壊力で取られてもそれ以上取ればいいじゃん、という思想なのかもしれないが、アルゼンチンが好成績を残しているときは大抵カウンターチームであり、堅固な守備がベースにあってのことだった。グループリーグも曲者ぞろいなので、もしかしたらけっこう危ないのでは、とも思っている。


・注目選手 パブロ・サバレタ
右サイドを疾走するハゲである。スター揃いのマンチェスターシティでも確固たる地位を築いており、攻守のバランスが非常に良い。特に攻撃でボールを持ってなんかできるわけではないのだが、フリーランニングのタイミングと質が絶妙で、相手を剥がすことができる貴重なランナー。代表ではメッシのお守りを攻守にわたって担うことになる。DFラインが不安定なこともあり、守備面でも負担は増えそうだが、やはり心底から縁の下の力持ち気質のマゾ体質のため、追い込まれれば追い込まれるほど光り輝くだろう、頭とか。なによりも驚愕なのは、これほどずる剥けながら、まだ29歳ということであり、天は献身性の代わりにサバレタから髪の毛を奪った、髪はいないのか!いや、神はいないのかという次第であり、近くのチームなのでルーニーに色々聞いたほうがいいと思う。


・chinkodekasou リオネル・メッシ

実際には小さいのだろうけど、現代のサッカーに君臨するサッカー現人神。そのプレーについては言わずもがな。一瞬目を離すと射抜くシュート能力、2人くらいのマークをものともしないドリブル能力、パサーとしても超一流とアタッカーとしては図抜けている。ただ、最近は怪我など不調が目立ち、メッシ仕様に組み上げられた所属チームはなぜか不調になり、メッシ自身もやる気をなくしてるのか、GKとほとんど変わらない走行距離を記録したこともある。ミステリアスである。最近気になってるのはメッシの物語性のなさ。バルサユースから鳴り物入りでトップに上がってそのまま頂点まで駆け上がった経歴で、発言で感情を露わにすることもなく、私生活は非常に謎。クリスチャーノ・ロナウドやスアレスのようなわかりやすさが微塵もなく、突然体調不良で試合中に嘔吐したりと、神秘的というか最近は不気味ささえ感じるようになっている。チームメイトとしても触れづらいのだが、エースでキャプテンがそれではよくない。やはりここは先人の知恵に習うべきであり、2002年にチームメイトを和ませる&98年の失敗をすべて忘れさせるためにとんでもない暴挙に打って出たロナウド大師匠を真似て、メッシも大五郎カットにすべき。チームメイトも爆笑、国民も困惑することだろうが、必要なのは殻を破ることなのだ。って、まじめにけっこうそう思う。チームメイトに神はいらない。




■ボスニア・ヘルツェゴビナ


火の玉サッカーで予選を駆け抜けたオシム御大の母国ボスニア・ヘルツェゴビナは、本大会でも特攻精神でアルゼンチンに立ち向かう。FWは強力、190cmクラスのジェコとイビシェビッチが並ぶ2トップはフィニッシュの局面で非常に強力。彼らを操るのもミシモビッチは多少中国で衰えを見せ始めたが、ピャニッチはちょっと手が付つけられないくらいうまい。この攻撃がハマれば、DFに不安のあるアルゼンチンは怖いことになるだろう。その反面、守備は不安感たっぷり。1ボランチを担うメドゥニャニンは本職2列目の技巧派レフティ。なぜそんなのを使う。DFも軸のスパヒッチは素晴らしいが、他は経験の浅い選手が揃い、不安定極まりない。被シュート数がとんでもないことになりそうで、GKベゴビッチがいくら優秀でも、限界がある。その不安定さから、最近の親善試合では連敗。不穏な空気に包まれたチームにとどめを刺すように、スシッチ監督は最終メンバーに実力不足の甥っ子を招集。完全な縁故招集であり、組織を作れない監督に愛想を尽かし始めていた主力選手たちはそっぽを向いてるらしい。オシム御大の尽力でなんとか協会をまとめ上げて初出場を勝ち取ったのに、台無しである。もう今さら監督代えたりできないので、このまま行くしかないのだが、初戦がグループ最強のアルゼンチンであり、ここで負けるとチーム秩序的に終わってしまうかもしれない。そうなる前にスシッチ監督を解任した上で、オシム御大出陣となったら我々としては非常に胸熱展開なのだが、おじいちゃん普通にW杯で死んでしまうので考えどころ。今さらDFはどうしようもないので、取られたら取り返すのバルカン火薬庫サッカーを開き直って、バカ試合を連発して欲しいものである。というか、監督も選手も、自分たちが何を代表しているのか、もう一度考え直してみるといい。


・注目選手 ズベズダン・ミシモビッチ
ファーストネームがズベズダンて。全体に200程度のダメージを与えそう(雷)。その抜群のテクニックをヴォルフスブルクが優勝したときに見せた抜群のパスと右足のキックを見ていたので、中国に来るといったときにはワクテカして待っていた。しかし、「あれ?これミシモビッチの廉価版ですか?」といった具合に、衰えてた。元々そんなに走る選手ではなかったが、さらに走らなくなっていて、右足の技術は相変わらずだったが、それを見せる機会自体がだいぶ減ってしまった感じ。おもてたんとちがーーーう!代表ではトップ下に君臨しているが、正直今ならピャニッチのほうが全然上であり、衰えても10番背負ってでかい面してチーム内紛争の一因になってなければいいのだが。まあまだプレースキックは衰えてないので、ジェコとイビシェビッチにばかばか放り込んで、点に絡んで周囲を黙らせて欲しい。って、ピャニッチがいて、蹴れるのかどうか知らんが。


・chinkodekasou エディン・ジェコ
ネグレドが怪我で消え、アグエロがスペランカーと化したマンチェスター・シティで、FWの軸となった。オシム御大が以前インタビューで「ジェコのようになんでもできるFW」と絶賛していたので、未見だった俺はだいぶ期待したのだが、ヴォルフスブルクで初めて見たときに「んん・・・?これはジェコ違いだろうか?ジェコ別人なのでは?」と思ったのは懐かしい。なんでもできるFWではない。巨体のため、基本的に動きは俊敏ではない。ドリブルをしようとしてもなんか抜ける感じもなく、ポストプレーも割と適当。ただ、四の五の言わずに点を取る能力はピカ一。ピャニッチの正確なクロスにイビシェビッチと共に雪崩込んでくるのはどの国が相手でも驚異だろう。年齢的にもチームの支柱となってもおかしくないのだが、特に混乱したチームをまとめるタイプでもないらしく、割と淡々とプレーしている。なんかチームが崩壊してても、いつものプレーを全く変わらずやってそう。いいのやら悪いのやら。




■イラン

「イランの首都はどこだー? イラーン、オイラーン、イラーン、何ラーン? イラーン、テヘラン!」という高校の歴史の先生のギャグでおなじみのイランである。ちなみにこの先生は「ブルータスお前モカなら俺キリマンジャロ」という必殺のギャグも持っていた。K先生、お元気だろうか。ともあれ、イランの話である。予選では韓国と小競り合いをしながら危なげなく首位通過。監督は「コーチをさせたら世界有数、監督させたらアレでソレ」でお馴染みのカルロス・ケイロスさんです。名古屋ではお世話になりました。しばらく見ない間に知らない名前が増えましたな。それでもMF中央に君臨するキャプテン・ネクナムは数少ない生き残り。33歳か。オサスナをチーム・ネクナムにするほどの影響力を持ち、ゲームのコントロールはお手の物。おそらく最後のW杯になるので、気合も乗ってるだろう。ほんといやらしいんだよな、こいつ。あと右MFのデジャガはドイツ出身ながらなぜかイランにいる。割とテクニックがあるいいMFだったと思う。ただ、ずっとトップ下でレギュラーだったジャバリとかいう選手が代表引退してしまって困ってるとのこと。また、日本でプレースる長谷川アーリア、アリア、アーリア、フワフワ!などのイランの血を持つ外国籍選手を呼ぼうとしたのだが、全滅したらしい。まあなんかクリンスマンに呼ばれたら行きたくなるけど、ケイロスだとなんか行きたくないよね。つかえねえな、ケイロス。イランというか中東の問題点として、アジアだとアドバンテージを持てる身体能力がW杯ではまるで通じず、コテンパンにやられるということが多いので、その点をどうにかしないと勝負にならないだろう。このグループの草刈場候補。


・注目選手 いない


・chinkodekasou レザ・グーチャンネジャド
この名前で小さかったら詐欺に近い。訴えられてもいいレベルだと思う。また、MFのマスド・ショジャエリもかなりのものを持ってそう。どちらも未見。・・・いや、プレーをだよ、見たことないのは。・・・違う、プレイじゃなくてね。うん、そうそう、ボールをね・・・。




■ナイジェリア

今回こそはといい続けて早何回目か。アフリカのトップと呼ばれて久しいが、W杯で結果はほとんど残してない。今回はDFが固いらしい。なのだが、DFラインはほとんど知らん奴ばかりでオボアボナとかオメルオとか面白ネームが並ぶ。唯一知ってる懐かしのヨボはレギュラーではない模様。ちなみに右サイドバックのアンブローズはセルティックでぶいぶい言わしてるらしく、190cmでサイドバックとか相手するだけでやんなってくる。というか、なぜかこのチームセンターバックの2人が185くらいで、サイドバックの2人が190cm、CBよりSBの方が高い、という世界で唯一のチームかもしれない。これはけっこう固いかも。また、キーパーのエニェアマはリール不動の守護神で、何試合か見たけど、いいキーパーだったな。アフリカにありがちな身体能力爆発タイプではない。中盤の軸はミケル。チェルシーでは控えになってしまっているが、代表では不動のレギュラー・・・なのだが、どうもこの男がチェルシーでよかったところを見たことがない。とりあえず、こいつもでかい。相棒はラツィオのオナジという面白ネームを持つ若手。今めちゃめちゃ評価が高いらしい。さて、ここからはアタッカーだが、これはかなり単調。監督との確執から代表を離れていたオデムウィンギーは中々クレバーだが、モーゼズ、オビンナ、ムサとかなりのスピード脳筋な面子が並ぶ。モーゼズとか移籍するたびに知力が減るという仕様になっているのかと思うほどで、最近は「元気」としか言いようがない。いい加減各国も身体能力爆発系への対処は20年前にできているので、封じ方も簡単。そうなったとき誰か変化をつけられる選手がいるかというと、いないんだな、これが。ただ、固めてカウンターは強いと思われるので、ボスニア・ヘルツェゴビナあたりがのこのこ出てきたらいい餌食にできるかも。


・注目選手 ピーター・オデムウィンギー
ストークでピッチを切り裂く疾風となっているオデムウィンギー。ロシア仕事を終えたあとは、ウェスト・ブロム、カーディフ、ストークとイングランド下位チームをどさ回りしている流浪のアフリカン。トップでもサイドでもいける。その速さはすさまじいものがあるのだが、いかんせんパワーと高さの不足は否めず、プレミアでトップクラスに行かないうちに、キャリアも終盤となってしまった。ウェストブロム時代とかは15点くらい取って、けっこうすごかったんだけどな。また、プレミアリーグを代表する面白ネームの持ち主であり、B&Bの「もみじまんじゅう!!」のリズムで「オデムウィンギー!!」と叫ぶとちょっとだけ元気になれるという特典つき。ナイジェリアの試合を見てて眠くなったら、オデムウィンギー!と叫んで少しでも眠気を吹っ飛ばしていこう。オデムウィンギー!!


・chinkodekasou ショラ・アメオビ
選ばれるかどうかはよくわからないが、ここは我らのアメオビ先生を紹介せざるを得ないだろう。ニューカッスルの未来として若い頃から期待されていたのだが、シアラーがいなくなろうが、二部に降格しようがそのたらたらしたスタイルは変わらず、ロクに成長もしないまま32歳になってしまった。191cmの恵まれた体格、その割には動ける運動能力、そこそこ使えるボールタッチとくれば、見た者を期待させざるを得なかったのだが、活躍したら怪我、そしてリハビリの無限ループだった。そのプレースタイルを一言で言えば「怠惰」であり、よくここまでニューカッスルが我慢したものだと思う。そういえばこの前「最近なんか絶好調」みたいな記事を見た気がするが、気のせいだろうか。たぶん才能の15%くらいしか使ってない。そんなアメオビもこの夏でニューカッスルを退団するという。尻に火が尽き始めたアメオビがでかそうな活躍を見せれば、ナイジェリアも躍進するかもしれない。でも、選ばれない可能性のが高い気もしてきた。




やっとあと8チームだ!!!
final に続く!
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2014-05-25 11:41:37

2014W杯ゆるふわプレビュー 「俺よりでかそうな奴に会いに行く」 part2

テーマ:フットボール
CL決勝は熱い試合だった!!
シメオネは残念だったなー。アトレティコ惜しかった。いいチームだった。

part1 から続いてpart2!
一個目にpart1ってつけるの忘れたけど、気にしない!





グループC



■コロンビア

出れるかな?出れないかな?ファルカオ占い、どっちかなー?ものすごく高度なレベルでアジジってるファルカオだが、実際問題出れるかどうかは不明。車椅子から乗ったり降りたり、松葉杖をついたりへし折ったりしてるという未確認情報も。ただ、彼が出れなくてもバッカだのグティエレスだのラモスだのジャクソン・マルティネスだのの一線級FWがずらり。ファルカオ確かにすごい選手だけど、あんまり影響ないっちゃないんじゃないのか。またその攻撃陣を操るのはモナコのハメス・ロドリゲスという卑猥ネームの持ち主。「バルデラマの後継者」というコロンビアにおいては「ネクスト・ジョーダン」並の不吉称号で呼ばれてるのは気になる限りだが、それでも若き司令塔が攻撃の肝であり、日本としてはこの男をどうにかしないときついだろう。逆サイドのクアドラードも沙悟浄みたいな髪型をしているが、セリエで活躍するウイング。対面の長友と何度目かの対決。攻撃陣は絢爛豪華だが、守備陣はちょっと不安あり。レギュラーCBのジェペスとペレアのおっさん二人は38歳と35歳でかなりお年を召しており、もう一人のミランでいろんな意味で活躍するサパタくんは「ミスターうっかり」というあだ名がぴったりのドジっ娘DFでサン・シーロのピッチに君臨。左サイドのアルメロは出場機会に恵まれず、右サイドのスニガはいい選手だが怪我上がり。ここは日本も攻めどころだろう。つまりもう殴り合うしかない。コロンビアと当たる3戦目までに突破を決めておけば、適当に伊野波あたりを出してお茶を濁せるが、そううまく話が進むとも思えない。おそらくグループ最強の敵と突破をかけて戦う第三戦目は最高に痺れる試合になるだろう。


・注目選手 ラダメル・ファルカオ
その靭帯に4カ国の視線が釘付け。プレースタイルはエネルギッシュそのもの。前線を幅広く動き周りながら、フィニッシュに絡むそのプレーは捕まえにくいことこの上ない。ただ、仮に治ったとしても、100%の状態で出場はかなり厳しいっぽいのは対戦国には朗報。上で書いたように実力的にはそんなに下がるわけでもないけど、やっぱりエースを欠くってのは象徴を欠くということで、地味にチームにダメージありそうなのよね。久々の出場でエースを欠く不運だけは避けたいのだが、なんつうか、この国ってエスコバル事件もあったし、ほんとW杯ではついてねえな、って感じもあるのよね。ダークホースに上げる人もいるけど、ちょっと守備が弱すぎる気が。


・chinkodekasou ファリド・モンドラゴン
正直言えば「え?まだいたの?」感が強い、大ベテランの控えGKである。94年というもう歴史になりつつあるW杯から代表にいて、なんと現在42歳。今大会最年長のエントリー選手である。実はそのアメリカ大会で達成されたロジェ・ミラの最年長出場記録41歳を更新できる可能性を持った、今大会唯一の男でもある。セカンドGKという立場なので中々出場は難しいだろうが、1、2戦目を軽く快勝していただき、余裕綽々の第3戦目でキーパー交代というのが、日本としてもコロンビアとしても望ましいので、是非がんばっていただきたい。そして、何よりもモンドラゴンという超絶面白ネームの持ち主でもある。アメリカの頃から「性欲強そうな名前だな」とずっと思っていた。是非おじいちゃんセービングで大会を盛り上げていただきたい。




■ギリシャ

曲者、曲者、どこを見渡しても曲者。というハンパない曲者感を漂わせるギリシャ。なんかすんげえ強い感じは全然しないのだけれど、すっきり勝てる場面も全く想像できない。肝はやはりDF。ドルトムントのパパスタソプロスを中心とした中央は堅固極まりなく、ローマのレギュラー右サイドバックのトロシディスは堅実。ここに中盤も加わってギリシャDF地獄が繰り広げられる。なんだよ、予選で流れから無失点とか、その高校の部活みたいな伝説。ここは香川あたりがちょこまかと動いて大男どもを振り回していただきたい。小回りはきかなそうだしね。中盤もはてしなく地味だが、ここにいるのはカラグニス(37歳)。まだ生きていたのか。オールマイティな攻撃的MFだが、とにかく印象に残るのはそのギリシャ悲劇のような大袈裟な身振り手振り。円熟の顔芸おじさんをどれだけ無視してゲームを進められるのか、鈍感力が問われる試合となる。前線も変な奴が多い。エースのミトログルは長身で重戦車のようなFWであり、右サイドのサルピンギディスは非常に広範囲にわたって活動する機動型。そして、左サイドはあのサマラスである。どういうことなんだ、この前線は。どうにもつかみどころがない前線の構成だが、ミトログルが怪我上がりの上に冬に移籍したフラム・マガト軍事教練所で出場機会に恵まれず、すっかり調子を崩してるっぽいのは朗報だろうか。日本と対戦する2戦目で濃厚なのはスコアレスドロー。というか、ヘタしたらギリシャは全試合スコアレスドローの可能性さえもある。このグループでギリシャ相手に点をとるかどうかというのが突破の鍵となってきそうな感もある。日本は点をとにかく点をとらなければいけない。香川が細かいところで振り回して、逆サイドの岡崎が死角から飛び込むという必殺パターンはけっこうここにもききそうだ。


・注目選手 テオファニス・ゲカス

かつてのエースも今は控え。すっかり干上がった頭でなんか落ち武者感溢れる感じになっている。ぱっと見てハゲは彼だけなのだが、ミトログルの生え際の両サイドのオーバーラップ、カツラニスという名前も非常にハゲ評論家としては高評価を与えたい。とにかく男性ホルモンがみなぎっているようで、ほとんどの選手が髭であり、でかくてガタイがよくて髭というむさくるしいことこの上ない代表になっている。ユーロで優勝した頃の監督は「レーハーゲル」でこれもハゲポイント高かったのだが、今は違うので少し残念。ゲカスが出るかどうかはわからないが、出場した時には今大会屈指のハゲっぷりを堪能していただきたい。ちなみにハゲのことを「ファラクラ」とギリシャ語でいうことをギリシャ人に教えてもらったことがあるぜ。ファラクラ!!ハゲ!


・chinkodekasou ゲオルギオス・サマラス
セルティックでさえネタ扱いをされているという、長身FWである。193cmの長身ながら空中戦に弱く、なぜか左サイドに張って、そこからドリブルを開始するという効率というものを度外視した現代サッカーへの反逆のような選手である。なぜかCKも蹴るらしい。競れよ、中で戦えよ。ただ、彼がいなくて誰か代わりがいるかっていうといないわけであり、まあ使っていくしかないのだろう。見た目は宗教画で刺されて死んでる奴みたいな荘厳な顔をしている。そして、あんまり褒められてるところを見たことがない可哀相な奴。がんばれサマラス、日本戦以外で。




■コートジボアール

アフリカ最強の呼び声高い、初戦の相手である。攻撃陣は超強力。トップのドログバの兄貴は36歳ながらもいまだにトップレベルにあり、右サイドの「点を取らないクリスチャーノ・ロナウド」ことジェルビーニョのドリブル突破は驚異の一言。そして、トップ下に構えるヤヤ・トゥーレは現在キャリアで最も輝いている時期であり、プレミアリーグでは流れも状況も完全に無視したマップ兵器としてMFながらもすさまじい得点力を誇っている。控えにもフィジカルお化けのボニー、疾風のドゥンビア@徳島、2メートル超えのトラオレなどの特徴を持った選手が揃う。ボランチも昔はロマリッチがなんちゃってゲームメイクをしてバイタルスカスカだったのだが、今はニューカッスルでイギリス人をなぎ倒しているティオテがいることで、少しはマシになってそう。正直言って、中盤から前は非常に強い。じゃあ、日本は絶望的なのかというとそういうこともなく、DFははっきり言って穴。ゾコラは元ボランチで守備力が弱く、コンビを組むコロ・トゥーレはすっかり年を取って往年のスピードがない。控えのバンバはフィジカルなプレーヤーだが、守備インテリジェンスは2くらいで、三国志で言ったら刑道栄みたいな奴である。左サイドバックのボカは酒井極楽とのポジション争いに負けた経歴を持っている。右サイドのオーリエはよくわからないが、ローリエみたいな名前だからたぶんたいしたことないだろう。攻撃陣をゼロ点で止めるのは至難の業だが、点をとることはそれほど難しいことであhない。もうこうなったら殴りあうしかない。ドログバの兄貴の優秀の美と思われるが、それに日本が付き合ってやる筋合いも全くない。初戦からフルスピードで殴り倒して、引導を渡してやるのだ。っていうか、それしかやりようがない。最後になるが、このチーム最大の面白ネームは控えDFのブリス・ジャジェジェです。じぇじぇじぇ!!


・注目選手 ヤヤ・トゥーレ
無茶苦茶な能力を持った攻撃陣が多いのだが、全くもってどうやって止めるのかが想像できない選手はこのヤヤだろう。今までも確かに能力は高かったのだが、今年の彼はちょっと異常である。プレミアの大男2人を引きずりながら平気な顔でミドルを叩き込んだりと、もうそれは人間ではないのではないか、首筋に切り込みを入れると煙になって消失する類の生物なのではないのだろうか、と世界UMA研究所が興味を示しているとの噂が。日本はどうやって止めるんだろうと思ったんだけど、まあ山口長谷部で挟んで、それでも足りなかったらベンチから伊野波とか酒井極楽とか投げて対応するしかないのではないだろうか。撃ち落されそうだけど。ただ、そんな無敵超人ヤヤも「誕生日祝ってもらえなかったから移籍する」とお前は女子中学生かというようなことを言っているらしい。やはり弱点はつかなければいけない。ここは試合前にこれ見よがしに伊野波の誕生日をベンチで祝ったり、マークにつくたびに長谷部と山口に「ハッピーバースデー、ミスターヤヤ!」と囁かせるなどをして冷静さを失わせていきたい。


・chinkodekasou ディディエ・ドログバ
代表ラストダンスのエヴァンゲリオンに最も近かった人間である。代表ラストダンスと思われる。アフリカ選手権は知らないが。なんかリアルに内戦をしていてこの世代以降の層ががっつり薄いというしゃれにならない話もあり、今回のW杯にかける思いは強いだろう。アフリカ特有のチーム内紛がないのは、彼の圧倒的統率力によるところも大きいと思われる。普通に空中戦をやったら普通に負けるだけなので、そもそもロングボールを蹴らせないようにすることが肝要である。個人的には闘莉王を選んでもらい、前回の大会直前に叩き折られた腕の遺恨試合を是非やって欲しいのだが、それは叶わぬ夢となった。代わりと言ってはなんだが、今度は伊野波あたりに叩き折ってもらいたいものである。




■日本

さて、我らが日本である。メンバーについては言わずもがなだが、一点だけ。今回、ザックは三つのオプションを捨ててしまった。それは長身DFであり、試合を締める守備的MFであり、長身FWである。具体的には1つ目は栗原、闘莉王、2つ目は細貝、最後は豊田とハーフナーが当たる。まあぶっちゃけ入れたところで栗原あたりはケーヒルにずたずたにされる程度だし、豊田もオーストラリアに高さで勝てないレベルなので、実際問題としてはどうにもならなかったとは思う。守備的MFも特に細貝の繋げなさを気にしたのだろう。ただ、見せ球として持っておくという手はあった。こういうやり方もするかもよ、という内角高めのブラッシュボールである。ただ、それをザックはやらなかった。現在の日本のショートパスを繋いで、ぎりぎりのパス回しで勝負するというスタイルに適合する人材だけを選んだ。それは潔いと言えば潔いのだが、結局はザックのやりたかったスタイルとは乖離していて、選手の求めるスタイルに迎合したとも言える。予選でハーフナーを投入したものの、選手が全く彼の頭を使おうともしなかったのを見て、諦めたのかもしれない。ともかく、ブラジルとは違う意味で遊びの少ない代表となった。戦術の幅がないという意味では、ジーコジャパン臭が若干する代表である(レベルは全く違いすぎるが)。ただ、もうこれで行くしかない。幸いにも、対戦相手もそんなに柔軟に対応できるようなチームでもない。今回の代表は日本のW杯史上最も攻撃力のあるチームである。98年は出ただけだった、2002年は守備のチームだった、2006年はジーコという鉄の足枷を嵌めていた、2010年は攻撃を志向したが最後に岡田さんが宙返りをした。今回、急に守備的に舵を切ることはないだろう。実際、ハマった時の攻撃力は列強並とまでは言わないが、それに近い強力なものを持っている。守備の弱さ、ハマったときの攻撃力の強さ、機動力を重視したメンバーと、あらゆる意味で日本っぽい日本となっている。日本として素のままの状態で挑む初めてのW杯。一度は必要なことであると思うし、それが今かというのも中々感慨深い。もちろん成否は神のみぞ知る、である。なんかコートジボアール相手に3-3くらいで両者ぽかんとしてるみたいな壮絶な開幕戦から始めて、馬鹿っぽい試合が多くなりそうな感はあるし、それはそれで楽しみである。願わくば、幸運を。


・注目選手 山口蛍
去年の東アジア選手権からあれよあれよという間に代表レギュラーまで上り詰めたシンデレラボーイ。オリンピックで見せたその知性と献身は本物だった。持ち場放棄の激しい香川や本田の尻拭いができるのは彼しかいない。セレッソでは勝負のACLで右ウイングバックで使われるなどとんちきな起用をされたこともあるが、ポ将のことは柿谷とともに忘れて、W杯に集中していただきたい。相手するのはヤヤ・トゥーレやハメス・ロドリゲスなど一筋縄ではいかない相手ばかりだが、彼らを相手に遜色のない働きを見せれば、海外も見えてくるだろう。セレッソほどぶっ壊れてはいないが、それでも意図的に開ける穴が多いチームなので、彼はその修繕職人として仕事を全うしていただきたい。できれば目立たない展開がいいんだけど、まあそれも難しそうだしさ。代表の仕事が終わったら「穴を埋める」という前衛文学的なタイトルで自伝を出していただきたい。金髪やめたのもその布石だと睨んでいる。


・chinkodekasou 森重真人
攻撃的だとは言っても、最低限は守らなければいけないのであり、その場合に鍵を握るのが間違いなくでかそうなこの男である。今野が自分を見失いつつあり、吉田が怪我あがり、あとは伊野波ということになると必然的に彼が中心にならざるを得ない。身長は183cmだが空中戦に飛び切り強く、パス出しもうまいし、1対1も強い。日本で最もバランスのいいDFではないだろうか。なんで中心じゃないのかよくわからない。ドログバ、ミトログル、コロンビアの錚々たるFW陣と彼がどれだけ渡り合えるかが鍵になるのであり、番犬今野とお調子者吉田をうまく使って、なんとか1点くらいに抑えてもらいたいものである。彼が相手にならないようだと試合にならない可能性もけっこうある。最終的には伊野波とか酒井極楽とかザックとかぶん投げてもいいから、とにかく相手を止め、川島と共にゴール前に君臨していただきたい。





グループD



■ウルグアイ

前回ベスト4のチームは、今回も泥沼の南米蟻地獄で挑む。前線にワールドクラスを揃えるのだが、基本は守備のチーム。今日惜しくもCL決勝を逃してしまったアトレティコ・マドリードのゴディンとルガーノは二人とも対人の鬼であり、堅固そのもの。また、両サイドのカセレス、マキシ・ペレイラも人に強く、彼らを見ると南米DFの対人能力の高さを思い知ることができる。そして、ボランチもガルガーノ、アレバロは地味だがカバーリングが的確で、左サイドのクリスティアン・ロドリゲスは疲れ知らずのマラソンマンと、一人をかわしても次々と人が現れてくるのは一昨年の日本戦でも披露済み。やってて疲れるだろうな、こんなん。そして前線はカバーニ、スアレスのワールドクラスにお任せ・・・のはずだったのだが、スアレスがなんと膝を怪我して手術をしてしまった。どうも100%の状態で戻ってくるのは難しい模様。このチームにおけるスアレスの重要性というのは、リバプールの比ではないと思うので、これは非常に痛い。代わりはガストン・ラミレスかフォルランか。彼らもいい選手だが、今シーズン、メッシ、ロナウド級の選手へと進化したスアレスに比べるとやはり落ちてしまう。前大会の再現をする可能性はだいぶ低くなってしまった。ただ、それでもやることは基本的には変わりない。前回大会と主力が変わらないため、平均年齢が非常に高いのは気がかりだが、南米という地の利を生かして、見てるほうがうんざりするような無限カバーリング地獄を見せてもらいたいものである。


・注目選手 ディエゴ・フォルラン
今回は英雄としてチームのまとめ役兼スアレスのお目付け役としての参加が濃厚だった前大会MVPだが、スアレスの怪我によって俄然重要性が増してきてしまった。ご存知のとおり今シーズン日本にきたわけだが、訳のわからない使い方をされて、コンディションを上げるつもりが、よくなったんだか悪くなったんだが、不明のままにシーズンが中断してしまった。前大会の無敵状態はなくなったが、それでもはやはりうまい。フルでは無理だろうが、要所要所で決定的な仕事をして、フォルラン健在をアピールすることは十分に可能だと思われる。ウルグアイの監督はタバレスなので、不可解なことをする可能性も低いだろうし。もしコンディションが整わなかったら、普通にポ将を殴ってよいと思われる。決勝トーナメントまで行って柿谷、山口蛍に戦わせたいなあ。


・chinkodekasou ルイス・スアレス
怪我をしても天罰としか思えない選手も珍しい。「世界で最も金を貸したくないサッカー選手」1位のスアレスくんである。今シーズン最も驚異を与えたストライカーではないだろうか。技術もさることながら特筆すべきはその強靭なメンタリティ。噛み付いて10試合出場停止になろうが平気でチームに戻ってきたり、既にイエローカードをもらっているのにダイブを繰り返し、審判の温情でピッチの残れたのは明白なのに、試合後に審判に一言物申しに行くというのは、我々日本人にはさっぱり理解できないタフすぎるメンタリティであり、ナイーブなメッシ、ええかっこしいのロナウドの上を行くものである。山本さん、これも人間力なのだろうか。W杯では勝手知ったるイングランド相手に大暴れして欲しかったのだが、ここにきて怪我で間に合わないという話も。ただ、奴の性格を考えるとそもそも怪我自体が大嘘であり、1ヶ月使ってアジジってる可能性も否定はできず、The Sunなどの英国版週刊ゲンダイの続報が待たれることである。そして、肝心のchinkoはdekasouというよりもものすごくねじれてそう。三回転半くらい。



■コスタリカ

グループDの草刈場となること必至のコスタリカ。一体コスタリカについて何を書けというのか。知ってる選手がFCWCに出ていたボラーニョスとサボリアオしかいない上に、この人たちはどうも控えっぽいのだ。「強国相手に意地を見せて欲しい」。これ以上何も言うことがないので、「チリポ国立公園」というギリギリ卑猥ネームを持つコスタリカ有数の観光名所の美しい写真をお楽しみください。









・注目選手 いない


・chinkodekasou
コスタリカ人は短くて太そう




■イングランド

大幅に当初の予想とメンバーを代えてきたホジソンソン監督。左サイドバックにはルーク・ショウ、中盤にはスターリング、ヘンダーソン、バークリー、ララーナ、ウィルシャー、FWにもスタリッジ、ウェルベックなどの今をときめく若手たちを招集。これは・・・リバプールするつもりだな!スアレスのところをルーニー、コウチーニョのところをウィルシャーもしくはバークリーにすることで、廉価版リバプールがあっという間に完成。DFはケーヒル&ジャギエルカということで、リバプールよりも固いかもしれない。やった!攻撃サッカーでW杯を席捲するぜ!だが、そう世間は甘くない。まず、ジェラードの代えがさっぱりいない。キャリックを外したので、アンカーができるのはジェラードのみである。CBの控えも少ないし、もしものときのためにもキャリックは入れといたほうがいいのではないだろうか。そもそも、チェンバレンなんか必要なんだろうかという疑問がががが。キャリックがいないことで、ヘンダーソンが倒れると、10年やってうまくいかなかったランパード&ジェラードの黄金噛み合わないコンビが見れるかも!!ていうか、ほんとにジェラード倒れたらどうするんだろう。リーグの疲れで割とかすかすだと思うんだけど。また、チームがうまくいかずに本領を発揮できなかったルーニーがスアレス役をこなせるかどうかも不明。今年のスアレスさんは明らかにメッシクラスの化け物になっていたので、それを期待されるとちょっと、という。そして、そのいくつかの不安要素の中でも最大なのが、そもそもホジソン監督では攻撃サッカーを教えられない、という重要な前提がある。いやいや、無理っしょ。アラーダイスのほうがまだ攻撃的だぜ。うまくいかない状況を打開するために、紅蓮ジョンソンが炎のオーバーラップを仕掛けるも、出しどころがなく右往左往する姿が目に浮かぶようである。ウルグアイにカモられるに3000オデムウィンギーだったのだが、スアレス欠場という朗報が。散々リーグで苦虫を噛み潰してきた面々(リバプール陣含む)には復讐のチャンスが訪れた。ボコボコにしてスアレスを涙目にして欲しいが、来年リーグで普通に倍返しくらいそうな気がする。


・注目選手 スティーブン・ジェラード
リーグでは自分がずっこけたせいで悲願の優勝を逃してしまったキャプテン。おそらくW杯はラストダンスだろう。代表では監督が代わる度にランパードとのコンビを試されていたが、正直両方とも鍵みたいなプレースタイルなもんで、がっちりハマるわけがない。ようやく前ユーロから一人で固定された感じ。ただ、いかんせんイングランド代表と自身の全盛期は過ぎてしまっており、今回は若手の爆発に賭けるしかない。彼らを気持ちよくプレーさせるのが彼の大きな仕事の一つだが、狂犬スアレスをあそこまで手なづけたのだから、簡単なことだろう。後は大会中に倒れないことが重要。ジェラードこけたらすべてが終わる。ピッチの上で燃え尽きてもいいので、とにかく最後までいることが義務。あと、グループリーグ突破後に円陣とか絶対組むな。「この試合は終わりだ、次の試合に切り替えよう」とか絶対言わないこと。


・chinkodekasou ウェイン・ルーニー
チームの崩壊のせいで、今年は鬱憤が溜まりに溜まりまくっている。勝利のためにはハードワークも厭わない、イングランドを体現するFWで、個人としてはあいかわらずすさまじいのだが、いつの間にやら28歳。全盛期として挑むW杯はこれが最後になる可能性もある。イングランドのエースとなって久しいのだが、彼がエースになってから代表が凋落期を迎えたこともあり、代表レベルではほとんどと言っていいほど何も成し遂げていない。そろそろ何か勲章をとも思うのだが、チーム状況を考えると中々難しいわけで。ただ、そんな状況を跳ね返すような活躍をルーニーが見せてくれたら、このチームはずっと高く飛べるだろう。史上初にして唯一の増毛系ストライカーとして、1ゴールごとに1000本増毛などの公約を掲げて頑張ってほしいものである。好きなんだよね、ルーニー。




■イタリア

「わ、わいらはもう守備とかしたくないんやあ!」の大号令の下、提案型だか練り餡型だか知らんが、プランデッリの下で前のユーロからがんがん攻めまくってる。コンフェデでは日本風情と殴り合いをする始末で、「カテナチオってなに?おいしいの?」という状態。今回も中盤にはテクニカルな面子を多く送り込み、主導権を持って戦う気まんまん。デ・ロッシ、ピルロ、モッタ、モントリーヴォ、マルキジオがいる中盤はボール保持力抜群で、並のチームではボールを奪うのは難しいだろう。またFWも曲者が揃っている。ご存知みんなのアイドルバロテッリに、元悪童現悪人のカッサーノ、突然ぶち切れて試合中に暴行を働いてシーズン終盤を棒に振ったデストロなど多士済々。おまけに俺にはインシーニェとインモービレとイカルディ(別国籍)の区別がつかない。これに怪我上がりのジュゼッペ・ロッシがいるのだから怖いことこの上ない。誰が選ばれるかはまだ決まっていないが、誰がスカッドに入っても怖いFW陣となるだろう。DFはチーム戦術もあって、往年の固さはない。日本風情に殴りあいをするような始末である。ただ、スペインなどと違うのは、押し込まれても相当やれるということ。刻み込まれたカテナチオDNAが発動するのか、守る気になれば守れちゃう。本気の試合だと、特に指示もないのになんか示し合わせたように試合を殺しにきたりするので、守備集合体っぽくて若干気持ち悪い。プランデッリの集大成的なこの大会、監督も期するところは大きいだろう。前ユーロでは開幕戦でいきなり3バックをやってスペインをハメ殺したりもしたので、奇策にも期待ができる。そして、今回はイタリアファンには朗報。「大会前に揉め事があるとイタリアは強い」のジンクスどおり、大会前にブッフォンとピルロの浮気が発覚。できるだけイタリアに帰りたくない2人の驚異の活躍が見れることだろう。そして、終わったらラニエリに代表を任せて、半年くらいでクビ切って花道を飾らせてあげて欲しい。


・注目選手 アンドレア・ピルロ
稀代のコンダクターもこの大会で代表引退を表明。トップ下からコンバートされて早10年、並ぶもののないレジスタとしてのキャリアを全うしようとしている。取られそうで取られないボールキープから、見てるんだか見てないんだかよくわからない姿勢で繰り出されるロングパスは正確無比で、あんなことができるのはピルロだけ。シャビ大先生もすごいが、ピルロのほうがセクシー。一人ですべてを組み立ててた番犬ガットゥーゾ時代に比べて、近年はデ・ロッシ、モントリーヴォなどのテクニカルな相棒が多くて、やってて楽しそうな感じがあるんだろうが、見た感じからは全然そんな素振りは見せず、苦行のように淡々と試合を進める変わった男でもある。ダニエル・デイ・ルイス似のその見た目でモテてしょうがないので浮気もやむなし。なぜか杉内だと許せないが、ピルロやブッフォンだとやむを得ないと思えるのは、やはりイタリアというお国柄のせいだろうか。できるだけイタリアに帰りたくないと思われるので、滞在を伸ばすためにもがんばっていただきたい。


・chinkodekasou マリオ・バロテッリ
世界が誇る中二病フォワードであるバロテッリが今大会は前線の軸になる。前ユーロでは敗戦に涙を流して「かわいいとこあるじゃん」と一部ギャングスタ系女子の評価もうなぎのぼりだったのだが、その後の2年間で特に成長しなかった。「誰も俺をわかってくれない」をキーワードにミランで好き勝手なプレーを繰り返し、匙を投げられ気味。うん、なんていうか、わかってくれないならわかってもらう努力をしようよ。ただ、才能は折り紙つきなのは言うまでもなく、重鎮揃いの代表ではそれなりに本気でプレーする模様。今大会で成功したからといって性根が直るとはとても思えないのだが、とりあえずは誰もがうらやむその才能を試合の間だけはサッカーに100%使って欲しいものである。最悪、1人くらい殺しててもベルルスコーニがうやむやにしてくれるだろ。あとは、「Why always me?」Tシャツや、ハルクポーズなどゴール後のパフォーマンスで話題をさらってきただけに、今大会でも注目が集まる。オススメは「STAP細胞はあります」Tシャツなので、後で元岐阜のデズモンド経由で送ってあげようと思う。



なんかもう色々尽きてきてやめたくなってきたけど、がんばるよ!!
part3 にレリゴー!

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2014-05-23 21:03:42

2014W杯ゆるふわプレビュー 「俺よりでかそうな奴に会いに行く」

テーマ:フットボール
さて、あと3週間後に迫ってしまったW杯ですが、早いもんですな!
というわけで、まだ最終メンバーが決まってないところも多いですが、開幕までに急いで各国適当書き流しをやろうと思います!
やり始めてから、J1の1.5倍以上のチーム数という事実に気付いて慄然としましたが、もう始めちゃったのでがんばります死にたいです。

さて、今回は各チーム適当に書き流した後、注目選手を一人ピックアップ。
そして、W杯でお祭であるので、もう一人、そのチームで最も #chinkodekasou な男たちを上げていくという試みをしております!
ここでいうchinkodekasouな男は決して「実際にでかい」とか「棍棒のようだった」「あれを一言で表現するなら暴力としか言いようがない」「テポドン」という意味ではなく、chinkodekasouに見える、すなわち、男に対する最大限の賛辞であるということを先に宣言したいものであります!!

海外サッカーを網羅的に見てるわけでもないので、主な情報源はFootballistaの選手名鑑です!ありがとうFootballista!
というわけで、事実誤認があったら適当に指摘してくださいあと殴らないでください。




グループA


■ブラジル

さて、開催国である。優勝候補である。メンツを見ると非常に硬い。「硬いときのブラジルは強い」「男は長さよりも硬さだ」「でもあなたのなら柔らかくても好き」という具合に、手堅いメンバーのときはブラジルが強いというのが定評。ロナウジーニョ、ロビーニョなどの浮ついたメンバーは一人も入らず、前線から最後尾まで強直勃起のような硬さを出してきた。フェリポン好みのソリッドな面々である。チアゴ・シウヴァとダヴィド・ルイスのCBコンビにパウリーニョとグスタヴォのボランチとか相手にするのは考えるだけでやになってくる。おまけにラミレスとフェルナンジーニョが控えのボランチとかどうなってんの。ただ、コンフェデで見せたように対スペインについては非常に強いと思われるが、主な攻め手がショートカウンターであること、FWがしょぼいことから、けっこう引かれると手詰まりになることが予想される。フレッジとかジョーとかモンテディオ山形にいても別に違和感ないし。そこをこじ開けるのはまあオスカル、ネイマール、フッキなのであるが、彼らも特にブラジルマジシャンってわけでもないしね。飛び道具もベルナルジくらいしかいない。トーナメント入ったら意外と苦戦しそうで、対スペイン用に仕上げたのにスペインと対戦する前にあっさり負けるという可能性もけっこうありそう。あまりにも遊びが少ないような気がするので、ガンソとか呼んで10番つけさせて延々とベンチの肥やしにしとくとかの余裕をもってほしかった。どうしてもサンバ感が足りない。我々がブラジルに求めているのは、2002年大会で試合終盤に出てきてひたすらドリブルをして時間を稼いでいたデニウソンのような存在なのだ。


・注目選手 ネイマール

地元開催で国民の期待を一身に背負うのがネイマールである。94年にはロマーリオは応えた。98年のロナウドはだめだった。02年はフェリポンが背負ってた。06年と10年はカカが背負ってだめだった。今度はどうだろうか。地元ということもあって、そのプレッシャーはすさまじいものがあると思われる。うまくいかないときにはスケープゴートになる可能性も大である。ネイマール潰れりゃみなこける。キャラクター的にもスターだし、彼の代わりを務められる選手はちょっと見当たらない。もし怪我でもしたら史上最も陰気なブラジル代表になってしまう。フェリポンならだいじょうぶだろうが、十分に彼を守って欲しいものである。しかし、顔が本当に本田@あえて孤立しているにそっくりだ。二十数年前に本田@ミラン花魁大混乱の父親が謎のブラジル出張をかましていた、という事実で家庭内紛争が始まったりしたりはしないのだろうか。情報、求む。


・chinkodekasou チアゴ・シウバ
表の大将がネイマールなら、裏の大将がこのキャプテンであるチアゴ・シウバだろう。超顔こええ。現世界最強CBである。スピード、パワー、高さ、足元のテクニックどれをとっても世界トップレベルで、隙が全くない。コンフェデでやったときとか、岡崎が何度襲い掛かっても抜ける気がしなかった。ブラジル代表にたまに出てくる「両サイドバック上がりっぱなしでも平気で2人で守れるCB」である。幼い頃からマルセロみたいなのばっかり横にいたら、そりゃイヤでも何でも守れるようになる。今回のブラジル代表はソリッドなので、そんなにDFで孤立することもないのがちょっと残念。是非追いかける展開でサイドバック上がりっぱなし、パウリーニョ行ったきりの状況で鬼神のごとく一人で攻撃を止めまくる姿を見てみたいものである。今、一番、岩に近いCB。




■クロアチア

おなじみの名前と新しい名前が出てるクロアチアである。前回大会は不出場。予選ではバルカンお得意のチーム内不協和音でチームが吹っ飛びかけたが、そこはレジェンド・二個小鉢の登場でなんとかおさめ、プレーオフから本選へと滑り込んだ。MFは優秀なのが揃う。レアル・マドリーでレギュラーのモドリッチが中心で、セビージャの王様ラキティッチ、インテルの新星コヴァチッチ、夢を見させて早10年のニコ・ロマン枠・クラニツァールなどテクニカルな選手が揃う。また、前線も饅頭キッチン@グアルディオラいつか殺すを中心にオリッチ、ダ・シルヴァ、イェラビッチなど特徴がある選手がいて面白い。ただ、割と名前の通った前線に比べ、DFはちょっとトーンダウンして、がくっと面子が落ちる。所属クラブの格も中盤以降よりはだいぶ落ちる感じ。おまけに予選でDFの中心だったシムニッチ大将がハイル・ヒトラーをキメてしまって出場停止。世界面白ネーム第5位のチョルルカが統率し、覚醒したロヴレンかシルデンフェルトがいるCBはまあまあだが、左サイドバックが本来MFのプラニッチでイマイッチ。右サイドバックのクロアチアの魂・スルナも年を食ったしね。正直、ブラジルを食うほどのインパクトは全然感じない。奇しくも前回出場の2006年はブラジルと同じグループだったわけだが、初戦に全てを賭けすぎてしまったため、負けたその後はずるずる。今回もブラジルとオープニングゲームで当たるわけなので、適当に流していい感じにブラジルにやられておこう。「最初強めにマンジュキッチが当たって、後は流れで」。ニコ・クラニツァールの1ボランチとかいいんじゃないだろうか。もしくはモドリッチ1トップとか。メキシコとの一騎打ちになるだろうから、3戦目にすべてを賭けろ。


・注目選手 マテオ・コバチッチ
代表でトップ下を務める20歳。バルカン系テクニシャンの系譜を継いでいて、むらっ気たっぷりだが、爆発すると手がつけられない。ドリブルもいけるしパスも出せる。インテルではマッツァーリ特殊戦術の下で絶賛混乱中だったが、終盤にはレギュラーをゲット。知性を鍛えるためにもよかったのではないだろうか。おそらく決戦となるであろう3戦目のメキシコ戦ではおそらく1ボランチでくる相手の隙間で受け、蹂躙してもらいたいものである。なんつうか、この若さでこれだけやれると期待せざるを得ないよね。なお、顔はけっこう残念な部類の模様。


・chinkodekasou マリオ・饅頭キッチン
相手はW杯にいないのだけれど、復讐に燃えるクロアチアの核弾頭。今年バイエルンでけっこう点を取りながらも「おまえ、下手だからいらんわ」とグアルディオラ@サッカー界のスティーブ・ジョブスにあっさりと言われてクビ。溜まりに溜まった鬱憤をこのW杯で晴らしてもらいたいものである。でかくて早くてそこそこうまい、というFWとしては欠点のない感じなのだが、レバンドフスキという上位互換が来てしまったためである。非情な世界だ。プレーオフで退場したために初戦は出れないが、まあどうせ負けるし問題ないだろう。メキシコのサルシードはスキンヘッドで50mくらい先から目を細めるとグアルディオラに見えないこともないので、存分に踏み潰していただきたい。しかし、なんでグアルディオラのおっさんはFWと揉めるのが趣味なのか。




■メキシコ

予選でめちゃめちゃ苦戦した中米の強国。監督もばんばん代わっていて、結局最後はミゲル・エレーラ監督が兼任の形となり、最後の最後に大陸間プレーオフを経てすべり込んだ。何がかわいそうってこんなごたごたしたチームに負けたニュージーランドである。毎回国内の選手が過半数を占め、毎回よくわからない人たちが出場しているのだが、結局見せるのはメキシコサッカー以外の何物でもないという、よくわからないチームである。W杯でのメキシコは「独自のサッカーを展開して強豪国をそこそこ苦しめるもアップセットは決して起こさない」で、、「苦しめられてチーム内に危機感を植え付けるも勝ち点は失わない」という強豪国にとっては至れりつくせりのかませ犬接待プレーを得意としている。ただ、今回は苦しめるまでいくかどうか。直前の監督交代のため、あまりにも準備期間が少ない。前線はペラルタ、チチャリート、ドス・サントスなどパンチの効いた面子が揃っているのだが、彼らを生かす形にまで持っていけるかどうかは疑わしい。MFはメディナ、エレーラ、ペーニャらしいが、ほとんど名前すら初めて聞いたのでよくわからない。DFはサルシド、マルケスなどのベテランをそろえていて、GKのコロナはオリンピック出てたやつだろうか。オリンピックではブラジルを屠ったわけだが、今回はそううまくいくとも思えず。とりあえず最後のクロアチア戦がすべてを決めると思うので、そこに全力を投入するしかない。試合前に毒入りタコスを送れ。


・注目選手 ジオバニ・ドス・サントス
神童と呼ばれて早何年、ようやく開花しつつある天才。まだ25歳というのが正直驚き。もう30くらいになってるかと思ったよ。バルサのときいくつだったんだ。バルサからいらねって言われていろんなクラブを渡り歩くうちに、持ち前のテクニックを試合に生かす術を心得てきた模様。昔からすんげえうまかったけど、マジで意味なかったからな、こいつ。メキシコの夢を一身に体現しているような男で、基本的に守備はしません。それでもいいのです。試合中何度か決定的な仕事ができれば。正直、他の国だったらロマン枠以外の何者でもないのだが、それに攻撃の命運をすべて託してしまうメキシコさんやっぱかっけーっす。そういや、弟はどうなった。


・chinkodekasou ラファエル・マルケス

皇帝がまだいた!すっかり忘れていた存在だったが、まだ代表にいたとは。終盤バルセロナ時代はCB&アンカーで活躍。CBらしくない美しいロングフィードとCBらしくないうっかり守備で観客をショック死寸前に追い込んだ。今回がおそらく代表ラストダンス。すっかり遅くなってるであろう守備が果たしてこのレベルで通用するのかは微妙というかたぶんずったずたにされるのだが、文句言われるような立場でもないので、まあよかろう。1試合に2、3度美しい軌道のロングフィードを見せれば、もう試合は終わったも同然である。予選の苦戦の一因でもあるような気もするが、まあそれも気にするな。皇帝に文句を言うなど、あってはならないのだ!マンコ・カパック!(インカ帝国クスコ王国初代皇帝) ※指摘してくれた人ありがとう!!




■カメルーン

前回大会では混乱の末に日本にいいようにかもられた野生の王国が今回もエントリー。前大会ではああ!FWばっかりだよ!サイドが誰もいないよ!ということで、エトー大先生に右サイドを走らせたりしていたのだが、なんと今回もサイドを走らせる模様。MFの面子を見ると、なんかマティプやソング、マクーン、エノーなどボランチばっかりのような気がするのだが、気のせいだろうか。またFWもイドリスやチュポ・モティング、エトーなどセンターの選手ばっかりなのも気のせいだろうか。ムカンジョとかはサイドの選手らしいけど、どんな選手だかはわからない。DFもエンクルーとアス=エコトちゃん以外はよくわからない。細かいことは気にするな!ってことなのだろう。カメルーンと言えば恒例の内紛であり、今回もエトーVSソングVSフィンケという三面デスマッチが既に開催されている模様。毎回内紛するためにワールドカップ来てるんじゃねえのかという気がしないでもない。フィンケに内紛を収められそうな気が全くしないので、もうこうなったら鎮火するのは諦めてがんがん燃え上がらせ、そのまま火の玉となってブラジルに突撃してはどうだろうか。自分の身も焼け落ちるとは思うが、サッカー王国に火傷くらいは負わせることができるかもしれない。愛称は「不屈のライオン」だが、トラトラトラの精神で奇襲にすべてを賭けていただきたい。


・注目プレイヤー アレクサンドル・ソング
「お、俺はベンゲルなんか嫌いなんだー!!」とプレミアNo.1ボランチの称号をかなぐりすてて移籍したものの、移籍先のバルサではどうにもフィットせず、なんかセンターバックとかやらされる始末。最近では出番も減っており、ちらほら移籍という話も。競争相手がブスケッツじゃ、まあ無理だよな。「ベンゲル・・・俺は間違っていたのか・・・」と、アーセナルから出ていったセスク、フレブ、フラミニなどが陥った迷路に嵌っている。うまくいったのってナスリくらいじゃないだろうか。アーセナルはアーセナルで特殊な戦術なのよね。さて、前回のワールドカップはなんか叔父のソングがもめたとかなんかでパッとしなかったので、今回は就職活動も兼ねてがんばっていただきたいもの。と思いきや、チームの重鎮エトーと揉めに揉めている。そのエネルギーを試合に向けて欲しいのだが、それができたら苦労しないという話で。いいパス出すんだけどなー。もったいない。


・chinkodekasou サミュエル・エトー

一度は代表引退を表明したものの、大統領直々のお願いによって復帰というアフリカ感満載の展開によって代表に復帰した代表の顔・・・のはずなのだが、そもそも根本的な問題として、我が強くてリーダーに全然向いてない性格であり、彼にキャプテンを任せるのは知名度としてはよくてもチーム的にはどうなんだろうか。近年で最も国際的に成功したカメルーン人であることは確かなのだが、それとキャプテンをやるというのは全くの別問題。彼が出た3度のW杯では、サウジアラビアに一勝しただけという疫病神的な側面もある。今回も全くうまくいきそうな感じが全然ないのだが、おそらく代表ラストダンスだろうし、なんとか自分を殺し、チームを団結させて欲しいものである。まー、99%無理だろうし、それをやっちゃうとエトーじゃない、ってのもあるけどね。狂犬、いまだ死なず。






グループB


■スペイン

ワールドカップ、ユーロと現在世界王者のスペインだが、ワールドカップ連覇は中々に厳しい状況だろう。4年前は無類の支配力を発揮したティキタカだが、最近ではティキタカ破りの研究が進み、バルセロナでさえも無敵の強さに陰りが見えてきた。元々スペインはバルサと比べるとそこまでパス回し無間地獄ではなかったが、まあ本質は似たようなものであるので、これは危機。案の定、対スペインハードチューニングモードで仕上げてきているブラジルには、コンフェデで普通に負けた。あかん。また、パス回しの中心を担うイニエスタは元々怪我がち、シャビ大先生もお得意の性格悪い発言が出てきてない。シャビ大先生の調子のバロメーターは悪口のキレと比例しているので、これは由々しき事態でござる。結局守勢に回ったときに脆いので支配率上げましょうって思想なので、カウンターとか食らうと普通に死にます。対策が進む中、そこをどうするか。まあとにかく支配率上げるしか手立てはないような気がするのだけれど。あとはゲーゲンプレッシング。それが4年前より年をとった中盤でできるかどうか。ただ、光明はCFの目処が立ったこと。ソルダードがトッテナムで自分を見失い、ネグレドは怪我から復帰したて、ジョレンテは代表に合わないことこの上なく、このままでは俺たちのトーレス大先生にまたすべてを委ねなければならないのかと暗澹たる気持ちに陥っていたが、ここにきてジエゴ・コスタという中盤にも絡めて点も取れ、前から守備もできるというスーパーFWが出てきた。デル=ボスケ監督はサイン寸前だったトーレス金融との契約書を慌てて破り捨てたことだろう。本格FWの登場で、スペインはよくなるのか悪くなるのか。なんか返って中途半端になって変になりそうな予感も。しかしまあ、シルバが控え、カソルラとマタがメンバーぎりぎりという豊富な中盤の駒を生かして普通にグループリーグは抜けると思うけど、そっから先は薄ぼんやり。途中で敗退した場合には、シャビ大先生には是非ブラジルのピッチ状態をディスりまくって、ブラジル国民にほんわかした笑いをさせてもらいたいものである。


・注目プレイヤー セルヒオ・ブスケッツ
シャビ大先生がゆっくりと衰えていく中、中盤の肝はやはりこの男。試合中に間違った選択肢をすることがほとんどない。スペインを一身に体現したような男である。スペイン人選手にして体格が大きいのもプラス材料。おそらく今最も高値のつくアンカーの1人だろう。ただ、ひたすら地味。とにかく地味。アンカーの位置でくるくる回ってパスを捌きまくってるのだが、やっぱり地味。監督のデル・ボスケとしては地味であることに徹する彼に全幅の信頼を置いているのだろうが、そろそろぶち切れてWシャビの尻拭いをやめて炎のオーバーラップを見せてもいいのではないだろうか。たぶん、セルヒオ・ラモスあたりにどつかれると思うけど。ちなみに父親はクライフバルサの時に足元の技術を買われてGKを務めていたが、まじでGK技術がクソで笑えるほどだった。


・chinkodekasou フェルナンド・トーレス
「師匠」と呼ばれるユーロ得点王は、歴史の中でもトーレスだけだろう。アトレティコ、リバプール時代の疾風のようなフォームはどこへやら、チェルシー移籍後は完全にネタ枠になってしまった。点は取らないわ、余計なことするわで常にチェルシー放出リストの上位を占めている。ただ、我々はみんなトーレス師匠が大好きである。たとえばこの前のリバプールを地獄に落とした試合のように、普段は全く点をとらないのに、大事な試合でほんとどうでもいい点をとるという全く空気読まない感じが、我々の心をくすぐるのだろう。今回は正直選ばれるかどうかはわからない。しかし、もし選ばれたら、全力を持って我々のイライラを刺激し、適度に中盤と全く噛み合わない気配を見せながら、ほんとにどうでもいいところで点を取って、トーレス劇場を開催していただきたいものである。




■オランダ

ルイス・ファン・ハール a.k.a “きちがい”率いるオランダ代表だが、すでにお手上げムードが若干出ている。中盤の中心であるストロートマンの離脱が決定。ストロートマンはパス出してよし、守備させてよし、頭もいいという3拍子揃ったMFで代えはいません!残念!解散!というわけにもいかないので、ルイス・エゴ・ファールも「やり方代えるかもしれん。早くマンチェスター行きたい」などと供述している模様。なお、代わりはスナイデルかラファエル・ファン・デルデルデル・ファールトになるようだ。トップ下じゃんか、あいつら。意外とMFの層がけっこう薄い。前線はおそらくロッベン、ペルシーでなんとかなる。ごり押しでも点は取れるだろう。しかし、毎度のようにDFがしょぼい。国外でプレーしてる選手はほとんどおらず、なんかあんだけでかいの多いんだからもうちょいマシなCBとか育ってもよさそうなものだが。フラールは悪い選手じゃないが、強豪国の軸って感じでもない。他も若いっていうのはあるにしても、ちょっとつらいもんがある。一応前回準優勝国だが、あんまり上を目指せそうな感じもないかな。デ・ヨングの兄貴のえげつないファールやロッベン劇場を楽しむのが今回の主眼だろうか。ただ、一つ気になったのはカイトが選ばれていること。驚異のワークホースが健在なのかわからないが、もしかしたら彼の経験がストロートマンの穴を違った形で埋めることになるかもね、と。敗退したあとのルイス・ファン・ハール・ザ・高慢の他の人間全員低脳だと思ってるスピーチが要注目。あと、右サイドバックのヤンマートは地方にあるコンビニの名前感がすごい。元酒屋で夜9時で閉まるやつ。


・注目選手 アリエン・ロッベン
サイドを駆けるハゲは今大会もハゲている。今年はグァルディオラの下で現代サッカーの粋を教えられたはずなのだが、そもそも基本的にはワンマンアーミーであり、グァルディオラもそんな感じで扱っていた。プレーパターンはシンプルでサイドでもらって中へのカットインがプレーの70%以上を占める。DFとしては読みきっているはずなのだが、それでも強引にこじ開けるというなんていうか無理矢理感溢れるアタッカー。ハゲのくせに。もう一人のエースであるファン・ペルシーと噛み合ってる感じも全然なく、2人して勝手に点を取ってる感じである。そんなロッベンももう30歳。おそらく最後のW杯となるだろうが、もうそんなことは気にせずに思う存分カットインしまくって、スナイデルとかに邪魔そうな顔をされてもらいたいものである。


・chinkodekasou ルイス・ファン・ハール
大会前にマンU行きが決定してしまい、半分くらいどうでもよくなってるはずのミスター“エゴ”である。世界有数の実績を持ちながら、その人格破綻っぷりによって職を追われ続けるという珍しい人でもある。また、バルサを優勝させて2度目の就任で崩壊、前のオランダ代表では2002年W杯を逃すという失態を演じながらも、AZとバイエルンで不死鳥の如く復活するという、なんつうか不死身系の監督でもある。チームを作るのは上手だが非情に頑固で、2002年予選最終盤でハッセルバインクをウイングで起用したのは今も目に焼きついて離れない。右サイドからセンタリング上げてるハッセルバインク、めっちゃせつない顔してた。マタとか香川はさっさとマンチェスターから引越しする準備を整えた方がいい。今回の代表は割と面子がしょぼい感じだが、その頑固さがチームをどう導くか。俺は崩壊させるほうに3000フンテラール。




■チリ


まずい、4年間このチームを1秒も見てない。ただ、面子を眺めるとけっこうやりそうな感じはある。アタッカーにはバルサで覚醒したサンチェスとバレンシアのバルガスをトップに置き、真ん中には魔術師バルディビア。その下にはパーフェクトMFであるユヴェントスのビダルが控える。そして切り札にはM・フェルナンデスがいるという。何をやろうと、これはけっこう点取れそうな気がする。反面、DFはよくわからん。右のワイドにいるイスラは見たことあるが、ほかはさっぱり。監督のサンパオリも国内が主戦場だったようで、ビエルサ信奉者以外の情報が入ってこない。まあスケールダウンしたオランダを十分に食う可能性はありそう。こういうちょこまかしたタイプのチーム、苦手だろうしね、オランダ。さて、これ以上何も語ることがない。こうなると面白ネームを探すしかやることがないのだが、ファビアン・オレジャナという、やったのはオレジャナイんだ感溢れる選手を見つけた。セルタ所属だそうな。あと、DFのホセ・ロハスが全然ロハス感がない顔をしててワロタ。


・注目選手 いない

・chinkodekasou
チリ人はみんな小さそう。




■オーストラリア


若いメンバーが揃った。4年間ミスター“ペンペン草”オジェックに任せたせいで、若手が全く登用されず。ベテランを擦り切れるまで使い倒してなんとかワールドカップ出場権を得たが、協会首脳はこれじゃまずいと気付いたのか、オジェックを首に。おせーよ。というわけで、ワールドカップメンバーには聞いたこともない若手がずらりと並ぶこととなった。誰だよ、ジェイソン・デヴィッドソンて。田中一郎みたいな名前だな。まあニールだのはもうそろそろきつかったのでいいのだが、正直ミリガンとスピラノビッチのJ2感溢れるCBでだいじょうぶだろうかという気がする。あと、まだまだトップレベルのシュウォーツァーが代表引退してしまったのは大ダメージ。この前チェルシーでもチェフの代わりに出ていて、遜色ない活躍をしていただけにね。代わりはマシュー・ライアンという選手らしいが「元マンUのマーク・ボスニッチが絶賛」って、それは「川越シェフが太鼓判のイタリアン」レベルの信用度のようなので要注意。MFではブレッシアーノはそのまま残っている。が、34歳。おそらくクリスタルパレスでピューリスの元で猛威を振るった「貧乏人のバラック」ことジェディナクが中心になるのだろう。なんかサイズもでかいし、すさまじいパワーだった。足元も悪くない。FWはケイヒルがやはり軸か。栗原がほとんど競り勝てなかったその驚異の空中戦の強さは今も健在。ただ、こいつも34歳だ。あとはケネディもいるが、腰の調子次第。なんだか光明が一つも見えないのだが、若手の爆発に賭けるしかない。ちなみに左サイドのオアーは内田とマッチアップしてあらゆる突破を全部止められてた。アジアカップも見据えての布陣というのだが、世の中広しといえど、ワールドカップを実験の材料にする国は中々あるまい。同じアジアとして幸運をあんまり祈ってない!


・注目選手 マーク・ミリガン


あんまり注目できるプレイヤーもいないのだが、元千葉ということで俺としてはやはりミリガンに注目したい。基本的な身体能力が高く、身長は180センチに満たないのに、けっこう空中戦も強い。ただ、W杯でレギュラーCBってのはどうなんだ。なんかちょんぼおかさないか、お母さんハラハラしちゃうわよ。また、センターバックなので披露する機会は少ないと思われるが、ミサイルのようなロングスローを投げ込むことができる。俺は国立競技場でそのロングスローをオーロイが直接頭でねじ込むという「ポートボール」を見た。いざとなったらケネディとケーヒルにばんばん放り込んでいくのも手。というか、それくらいしか攻め手が見当たらない。


・chinkodekasou ティム・ケーヒル

長年日本を苦しめたダイナマイトヘッダーも34歳。おそらく今大会が最後だろう。エバートンでモイーズに仕込まれた空中戦はまだまだ健在。意外とばこばこ放り込まれるのはスペインもいやかもしれない。また、空中戦も強いのだが、全く意味のわからないところで突然点をとるという、いい意味でも悪い意味でも流れを無視しがちなマップ兵器みたいなFWでもある。高くて強くて勝負強いという、我々が想像するオーストラリアを一身に体現する男。実は選手として相当好きなので、勝てないまでも、国際舞台で有終の美を飾ってくれることを願っておりまする。Jリーグでもきてくれねえかな。甲府とかきたら、すごいぜ。



part2 にたぶん続く!!続くかもよ!
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