2010-10-13 21:50:52

■感想■国際親善試合 韓国VS日本 「コンパクトって鏡じゃなくて」

テーマ:フットボール
アルゼンチン戦の勝利でノリにノリまくって、盗んだバイクで自転車操業でも始めちゃいそうな勢いの日本は、アウェーに乗り込んでの韓国戦。あー、そういえばー、ワールドカップ前にもー、なんかー、試合がーあったようなー。
おもしろかった!以下、感想です。

■感想
・日本は4-2-3-1。キーパーは西川。うう、不安だ。DFが右から駒野、今野、栗原、長友。中盤の底に遠藤、ベーハセ。トップ下3人が左から香川、本田、松井。1トップには皆様待望の池上前田遼一さまが登場。さっそく見切られてしまった森本涙目。
・韓国は何が3-4-3だという4-5-1というか、4-1-4-1の布陣。誰がどこかはよくわからないが、パク・チュヨンがフランス生活からおフランスな髪型になっている。で、中央にオシャレがいて、両サイドにイ・チョンヨンヨンとチェ・ソングク。そうえいえば、チェ・ソングクを久々に見たような。いまだにソングクってなんか現地読みだと間違いなんじゃねえ?って思う。
・試合開始。韓国はホームということもあって、きち○がいプレス発動。もうなんか薬でもやってんじゃねえのって勢いでプレス。キーマン前田と本田もボールを持てばすぐさま二、三人に囲まれる。この勢いに日本はたじたじ。ただ、ワールドカップですっかり現実家になった日本は、これに付き合うことなく、淡々と。10分過ぎには、少し試合は落ち着いた。
・そこからは日本のペース。ザック流モダンプレスが見事にはまる。ラインを高くして、コンパクト、コンパクト、コンパクト。横の幅を狭めているので、相手サイドバックの上がりにもボランチがスライドで対処できる。これは進化。
・ただし、プレスを掻い潜られると、逆サイドに広大なスペースが。これは逆サイドのサイドハーフが埋めることになるので、体力的には相当きつい。これを何度もやられると、だんだんサイドハーフが険悪な雰囲気になっていく。
・つまりコンパクトさを保つというモダンサッカーの常道が生命線。これからはサイドチェンジ、中盤高めの位置での鬼キープ、ロングボールなどのコンパクト破壊要因をどうやって未然に防いでいくのかが鍵。ギーカー。
・苦し紛れのロングボールも栗原と今野が冷静にはたき落としていた。こういう仕事だと、栗原は生きる。大丈夫、まだ頭悪いのはばれてないぞ、栗原!w
・という感じだったのだが、15分くらいに絞っていた駒野がハイボールを競りにいって、イ・チョンヨンヨンに撃沈される。右腕骨折。内田のアレな守備でチャンスが回ってきたのに、なんてついてないんだ、この人は。運のなさで言ったら、東大合格発表後に車にひかれて死んだ俺の幼馴染のヒロキ並。
・まあ、そんな幼馴染はいないんだけど。
・ともかく、前半はペースは握るものの、点は取れず。前田と本田が厳しくプレスされ、基点を作れない。ただ、それでも一発かました本田はやっぱり別格。あと、香川は寝てた。
・韓国は攻めで何もできなかった。これほど日本に封殺されている韓国を見るのも、珍しい。中盤でプレスを掻い潜れる選手がいない。パク・チソンがいれば違ったのだろうが、彼は髪を変な色に染めてた。韓国のキーパーはメタボから若いのに変わってた。若手芸人顔。
・スタンドのホン・ミョンボが一瞬矢野に見えた。

・後半、やや韓国がペースを握り返す。日本のプレスが疲れから破綻を見せ始めたのと、あと本田がけっこうサボり始めた。スペースを与えるとイ・チョヨンヨヨヨンは怖い。チェ・ソングクは怖くない。パク・チュヨンはオシャレ。
・必死にコンパクトを保とうにも、中盤が間延びすると岡田ジャパン前期を思い出してしまう。長谷部が必死に火消しするのもいつか見た光景。あと、西川が不安すぎる。キャッチミスが2回ほどあり。それのせいか、いつもの美しい弾道のキックも前川クラスのへなちょこキックを連発。頼むから、思いつきでプレーしないでくれ。
・どうにも落ち着かない雰囲気だったが、ここで本田が個人技炸裂。中盤に下がってきては、体の強さを生かして鬼のキープとパス出し。しかも自分の左足が警戒されていることを知ってて、囮になれる。韓国“程度”(と言っちゃえるくらい強い)の当たりでは全く崩れない。このレベルだと、ジダンになれる。あとスピードがあったらなあ…。
・と、べた褒めしたわけだが、自らのドリブル奪取からの3対2はパスしろ、金髪。むしるぞ。
・その後、中盤を落ち着かせるために細貝投入するも落ち着かずにバタバタして、金崎投入はあたりで何度か決定機に絡み、中村Z(もうゼータじゃなくてもいいのか)は相変わらずのよいでき。
・双方撃ち合いましたが、終了。おそろしくテンションの高い試合だったが、スコアレスドローは妥当な結末でございました。

・日本はいい方向。守備の組織を整備することで、攻撃にもリズムができている。前田は中々基点を作れなかったが、段々とうまく絡みだしていた。得点特化型の森本よりも現状では一歩リードか。本田とポストを分担することで、うまく基点を作りたい。後は得点とれるとよいですな。
・長谷部。試合を終えるごとに貫禄を増している。献身的な運動量+シュアなパス+キャプテンも勤める人格者-キラーパス=汎用性中田英寿。細貝も運動量とイケメン具合では互角だが、ちょっと別格になりつつある。あと、彼女と別れたかどうかはっきりして欲しい。
・長友は今日も磐石。アジアで彼を抜けるウイングは中々いないだろう。ただ、最近では攻撃時の判断力のなさとパターンの少なさが気になり始めてきた。まあ、そこまで望むのは贅沢だという気もするのだが、攻撃時のバリエーションが増えたら、ワールドクラス。
・遠藤のところは憲剛との争いか。しかし、この2人以外に全く若い世代でゲームメーカーが見当たらない。どうしましょう。どうしようもないんだけど。4年後はだいぶしんどいことになってるかもしれない。
・香川。第二の基点になれず。ハイプレスの試合だと、体格がない分、けっこう埋没しがちなのかも。まあ、そこも含めてドイツでどんどん成長していただきたい。
・内田。駒野の怪我で急遽出番もふわふわした出来。二度ほど決定機を献上。シャルケでの扱いが中途半端で、おまけに守備がよくないのも自覚しているので、得意の上がりに後ろ髪を引かれている。ひかれすぎた結果、あんな髪型になってしまっている。もっとぐいぐいあがって押し込むくらいの気概が欲しい。マドリーのマルセロとか全然そんなこと考えてないぞ。笑
・韓国。パク・チソン以後をどうするかが中々に問題。中盤が前にボールを運べない。あと、リアルストライカーもいないのもきつい。それと、右サイドの17番?がずっと笑顔でやっていた。笑顔!いいね!コミュニケーションの基本だね!でも、あまりにも笑顔過ぎると、「にやにやしてるんじゃねーよ」って言って怖い先輩に体育館裏に連れ込まれて、「男のよさ」を教えられちゃうから要注意!俺の幼馴染のタカシは経験済み!
・まあ、そんな幼馴染はいないんだけど。
・そして先輩もいないんだけど。
・実は俺もいないんだ。
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2010-10-03 21:06:54

サッカーの耐えられない軽さ

テーマ:フットボール
みなさん、いい季節になりましたね。

脳が半分溶けるような地獄の季節も去り、Jリーグ観戦がしやすい季節になってきました。おまけに優勝争い、降格争い、昇格争いが過熱気味。過ごしやすく飯もうまいこの季節に、休日を家でだらだらすごすなんてもったいない! ビールを買い、スタジアムグルメに舌鼓を打ちながら、贔屓のチームの主に絶望を味わいにスタジアムに足を運ぶ…なんて素敵な休日のすごし方。こりゃ、掃除洗濯、地震雷カジヒデキをさっさと済ませて、電車に飛び乗るしかない!!


でも…スタジアムに行く暇がないんだ…。


そう、年をとってからは雑事が増えてくる。30も過ぎれば、仕事、結婚など次第に責任は倍加。子供の世話をしなくてはならなかったり、かわいいあの子のパイオツを揉みしだいたり、かわいいあいつの胸板を揉みしだいたり(アッー!)、色々と忙しい。そうなってくると、次第にサッカーのプライオリティは下がってくる。「あれ? 今日試合はしごできるじゃん…?」なんて言って湘南新宿ラインに飛び乗ったり、多動気味の生活を送っていたサッカージャンキーも次第に試合を見ることができなくなってくる。そうなると後は簡単で、テレビで見ることも少なくなり、休日は主に昼間からビールを飲んで小便製造機と化すのが関の山である。

俺にとってのNBA、NFLがそうなっている。NBAは最近は選手の名前もあやふやで、この前の世界選手権に出てる選手なんかほとんど知らなかった。NFLも一時は全チームのロースターが言えたほどだが、今では1試合通してみるのはスーパーボウルくらいだ。あと、NHLは元々見たことがないので関係がなかった。

サッカーでも同じだ。最近ではこういう会話が頻繁に起こる。
「いやー、やっぱクリロナまじぱねえっす!」
「あー、すごいね。でも昔ポルトガルにはフィーゴっていう選手がいてね…」
「誰すか、それ!」
「いや、レアルとバルサにいて、すごいドリブラーで」
「マジすか! 戦前の話すか!」
「いや、5年くらい前だけどね。バルサからレアルに移籍して、そんですごいブーイン…」
「ゲロシャブっすね! マジパネエ! そういえば、最近バルサのブスケッツもマジパネエっすよ!」
「ブスケッツ? あのへたくそなキーパーの?」
「え?」
「え?」

全く持って悲しい話である。ただ、おじさん・おばさんと呼ばれる年になってくると、どの分野の趣味でもそうだが、こうした悩みも共通のものと思われる。趣味にかけられる時間がなくなってきた人間が、どういう態度でその趣味と向き合っていくのか。サッカーを題材として、分類をしてみたいと思う。

■生涯最前線型
サッカーブログ界で言えば、武藤文雄さん タイプ。贔屓チームの試合に足しげく通い、日本代表の試合はすべてフォロー。その裏で欧州トップモードもつまみ食いしつつ、ワールドカップともなれば全試合を生中継で欠かさず見る。これならば若者の話題にも同世代でついていきつつ、経験を生かして古い話も織り交ぜながら、一目置かれることが可能である。ただし、そのためには本人の超人的な努力もさることながら、周囲の理解が絶対に必要である。年齢的に要職につき、試合を見まくった上で、少年サッカー団の審判もしてるという武藤さんみたいな真似は中々できない。まったくきちがい地味たうらやましい話である。

■戦艦大和型
リソースを集中する一点豪華主義タイプ。スペインリーグだけ異常に詳しかったり、J1の特定のチームだけ詳しかったりする。話題がその守備範囲に集中したときに、異常に頼られることがある。ただ、あまりに範囲を狭めすぎると、「謎の北信越狂信者」や「マインツ至上主義者」、「田原豊を日本代表に推薦する会・会長」、「リー・ボウヤーが悔しがるときの顔真似がうまい人」などという当人以外にとっては全くわからない肩書きを手に入れてしまうことになってしまうので要注意。

■戦線縮小型
これが常識的な対応だろうか。段々と手を出す範囲を狭めていくタイプ。まずスタジアム観戦を切り、次にヨーロッパ戦線を離脱、ブログ更新回数を減らしてtwitterに移行、ワールドカップなどのビッグイベントには参加するが、現地に行くほどでもなく、テレビ観戦。最終的にはすぽるとを毎晩チェックするくらいになる。常識的である反面、一抹の寂しさともののあはれを感じさせる対応である。次第にコミュニティの中で存在感を消していき、気づいたらいなくなっている。自然死タイプ。

■退役兵型
現状のシーンは一切追わないというすがすがしいスタイル。「メッシ?しらねーよ。やっぱマラドーナとベッケンバウアーだよな!」という温故知新のオールドスクール。印象としては、日本リーグ以前のファンからの人が、Jリーグになったところで途切れてしまった、という人が多い。縦社会的なコミュニティの中では、きちんと若者は話を聞いてくれるかもしれない。若者にとっては、「サッカーむかしばなし」を聞いていることになるので、会話が成立しないことが多々ある。神話の弾き語り的な位置づけだが、押し付けすぎるとかえって若者をサッカーから離れさせる諸刃の剣。

■戦争なんてなかったよ型
自分がサッカーを好きだったことをなかったことにするタイプ。昔サッカーに盛り上がっていたことをひた隠しにし、ある拍子にその話が出ると、「あー、そういうこともあったねー。それより、うちの息子がさー」と話をワンステップでロングサイドチェンジすること多し。会話はあまり成立しない上に、多数になると、次第にコミュニティ全体の興味をサッカーから引き離す力を持っている。静かなる革命タイプである。

■俺がいるところが最前線型
戦争なんてなかったよ型の進化型である。たとえば車などに興味が移ってしまって話題の中心はそれになる。たまにサッカーを見ているという話をすると「ちょwww まだww サッカーなんかwww」という反応を見せることが多々あり。この反応は禁煙に成功した人が喫煙者に見せる苛烈なまでの嫌悪感に近いものがある。周りからの反応は芳しいものでなくなるのは確かだが、主導権を握られることは絶対いやだ! 俺はネコじゃなくてタチなんだ! というすべて自分の土俵で勝負したい人にはオススメ。完全に私見ではあるが、この手のタイプは「寝てない自慢」をすることが多い気がする。

■21世紀の共産主義型
革命いまだ続行中! というキューバ・北朝鮮スタイル。年を取ってからのほうが、異常に情熱を傾けてしまうタイプである。それまではテレビで見るだけだったのが、いつの間にか毎週末スタジアムに入り浸り、鉄の規律の元に怒号を響かせ、弛んだ裸体を惜しげもなく披露するようになる。また、使うアテのない金を惜しげもなく注いでレプリカを大量に購入し、若い連中を飲みに連れて行って幅を利かせることも可能である。弱点としては、常につきまとう「年甲斐もなく…」という反応と、「あの人、いい年してるのに暇じゃね?」という若者の気づき。それを回避するためにも、普段から意味なく携帯で偽電話をして、頻繁に仕事をしているフリをして、「体力が有り余っているタフガイ」という印象を植えつけることが肝要。

■燃え尽きた地図型
コミュニティから完全失踪するパターン。サッカーだけがすべてではないのだが、それにプライオリティが置けない現在の環境をすべて投げ捨てるという最も男らしいスタイル。いい年になるとそのまま社会的に終了する可能性が高いということも含めて、なかなか取れる選択肢ではない。でも、ごくまれにいる。「純粋なのね・・・あなたって・・・」。はぐれボランチ純情系。


さて、いくつかの類型を上げてみたが、どれに当てはまるだろうか? おれ自身は「戦線縮小型」なのだが、こういうタイプが多いのかもしれない。まあ、本人の状況によるが、「生涯最前線型」とか「21世紀の共産主義型」が幸せかというとそれはそれで微妙な気がする。本人は超楽しいかもしれんが。ただ、「俺がいるところが最前線型」だけにはならないように気をつけたいものである。


みなさんも、時間をうまく使って幸せなサッカーライフを。
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