■RED AND BLACK extra■舞台と本の日記 -5ページ目
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未練がましいったら、もう!

今日、家に帰ったら友だちからはがきが来ていた。この間、お互い電話がすれ違ってしまったので、わざわざ便りをくれたのだ。普通ならメールをするところだが、彼女はインターネットはおろか、携帯電話もやめてしまったので、こんなふうに手書きでやりとりをすることが多い。


「今も芝居を観ていますか? 一時的に夢中になるものもあるけれど、長く続く趣味こそ、本物なんでしょうね」


彼女にも、静かに長く続いているものがある。ある人への想い。最後に話を聞いたのは、冬だっただろうか。相手に会うこともままならないらしい。何て返事を書いたらいいかと考えたら、こんな文章が浮かんできた。


「私が好きな『レ・ミゼラブル』に出てくる女の子は、想像の中で好きな人と街を歩きながら『雨の舗道は銀色 川も妖しく光る…』と歌っています。いまTちゃんには、どんな風景が見えているのでしょう」


あれっ? いまだに思考の基準がレ・ミゼラブルのままではないか。公演が終わったのをきっかけに気持ちを切り替えようと思って、このblogを立ち上げたばかりなのに。

…そう、実は今日も、レ・ミゼラブルのことを考えていたのだ。千秋楽の5/29までつけていたblogを、何度となく読み返してみたり。まずいな。このままでは、過去の思い出にしか生きられない化石になってしまうかも。


好きだからこそ、距離を置かなくちゃいけない。友だちの便りのおかげで、未練たらたらの自分に気づいた。

明日は、違う舞台の話を書こう。

 

 

6月はこんな舞台を観る予定

レ・ミゼラブルの赤と黒に染まった春が終わった。だが息つく間もなく、お芝居を観る予定が待っている。しかも、期待度の高い舞台ばかり。まるで、朝昼晩と続けて美味しいごちそうにあっぷあっぷしている気分だ。でも身体のコンディションをしっかり整えて、ばりばり観るつもり。書くつもり。


●6月の予定


箱根強羅ホテル

 (予習する時間がわずかしかない。大丈夫だろうか)

・ナイン ザ ミュージカル    <Yahooチケットのページ>

 (去年は大浦みずきさんに釘づけ。別所グイードは想像つくような、つかないような…)

・ラ・マンチャの男 

 (また帝劇へ行くのね…)

・ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ

 (このチラシビジュアル好き。去年買ったヘドウィグTシャツもお気に入り)

・タナボタ企画 NOTHING BUT JAPANESE 魅せられて日本

 (テーマが「日本」とのことで、衣装に一層期待。パンフレットに衣装の写真も載せてほしい!)


どれも一度しか観ない予定で、かつ観劇歴自体が浅いので、読んでいただくに耐えるレベルの記事が書けるかどうか自信はありませんが、少しずつでも精進していきたいと思います。


●今年5月までに観た舞台の話も、折をみてアップします。

 (★はリピートしたもの)


・タナボタ企画 NOTHING BUT MUSICALS 舞い降りたDIVAたち ★

・オペラ座の怪人 ★

・そして誰もいなくなった

・SHAKESPEARE'S  R&J ★

・デモクラシー

・本朝廿四孝(社会人のための歌舞伎教室)

・エリザベート(宝塚 月組)

・レ・ミゼラブル(感想はこちら ) ★

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