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2011-06-15 06:40:40

次の更新は、次回公演の初日です

テーマ:レミゼその他
本来はレミゼ公演終了とともに更新をやめるこのブログてすが、千秋楽過ぎても書いておきたいことがあって、結局終演3日後の今日まで続けてしまいました。でもこれでおしまい。読みに来てくれた方、ありがとうございました。どんな闇夜もやがて朝がくるという歌を支えに、レミゼと再会する日を心待ちにして。
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2011-06-14 21:34:07

アンサンブルさんの良いお仕事 2011ver.

テーマ:レミゼ観劇記
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レミゼ公演時限定のこのブログ、最後の記事ではいつもアンサンブルさんのことを書きたくなります。

●水兵三人組が毎回楽しみだった
「♪女の匂いだぜ」から始まる三人の水兵、どのキャストも芸達者! 今期のマイベストアンサンブルシーンは、ここかも☆ 演じてたのはブリジョン、フイイ、ジョリだよね。田村ブリジョン水兵の「そよ風」にウケた話 は前にも書いたけど、ほかもみんな良かった。腰降って「♪港に錨をぶちこ」みまくるブリジョン水兵、「♪そよ風吹いてもおっ立つぜ」で仲間をなぜか触りまくるフイイ水兵、「♪おいらもやりてえ」と飛び上がっちゃうジョリ水兵。これくらい突き抜けてくれないと、レミゼじゃないよね~。計6人の水兵さんに、乾杯!

●鎌田フイイ、宿屋でのレトロなプレイボーイっぷり
テナルディエの宿屋シーンで客として登場するフイイ役者さんは、どうやらチャラいナンパ男な設定のよう。鎌田フイイがそこでしてた仕草がおもしろくて…。入口近くにたむろしてる女子たちに向かって、ある日は投げKissを、ある日は両手をピストルの形に組んで「君のハートを狙い撃ち」とばかりにズキューンと発砲する真似をしてた。やってることがレトロすぎて、吹き出してしまいそうなくらいツボ。

●あなたに泣かされましたよ、土屋グランテール
バリケード駆け上がって、赤旗と同じ色のバンダナを狂ったように振りまくる姿。脇腹を撃たれたとき、手を当てて身体をよじる痛々しいポーズ。倒れて力尽きる直前、赤いバンダナを握った手を最後まで掲げていようとする意思。バリケード陥落で涙の元栓開いたのは、あなたでした。

●田村ブリジョン、かっこいいよね
ソロ第一声「♪地獄だ 陽が焼けつく」、田村さんの声は囚人たちの壮絶さを描写する重さ。「パリ・十年後」の強盗団では革のベスト姿のブリジョンが、何げに色気あってかっこよかったな。バルジャンとコゼットを狙って、スラム街のガラクタ上部からくるりひらりヒタヒタと忍び寄るしなやかな身のこなしも、いい。

●エポニーヌに恋する藤田モンパルナス
以前の記事でもこのこと書いたけど 、千秋楽でまた目撃できてうれしかった。「♪その髪、好きだわ」とマリウスに甘い声でささやくエポニーヌをスラム街セットのてっぺんから見つめて、悔しげにこぶしを振り下ろすのね。恋する男子。

●「恵みの雨」のジョリーズ
ふたりのジョリ、お芝居ちょっとずつ違うけど、同じようにショック受けてる。土倉ジョリは、エポの息があるうちに、自分の傍らに落ちてるエポの血に気が付く。血をすくった指を膝にのせて固まった姿勢のまま、エポニーヌの最期をバリケードの上から見守っていた。大津ジョリは、エポが命からがらバリケードにやってきたとき、瀕死の状態であることがわからず、「大丈夫だ!」と自信持って仲間に伝えてしまうんだよね。そして自分のすぐそばを通ったエポが落としていった血の痕を、彼女が果てた後に見つける。指で血に触れて呆然とする大津ジョリのお芝居、エポの異変に気付けなかった後悔の色がにじみでていて、悲しげだったな。
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2011-06-13 23:01:42

未練ふっきった千秋楽エピローグ

テーマ:レミゼ観劇記
日曜のレミゼ2011千秋楽、観る前は「ある意味“お祭り”だし、ものすごく構えて臨む感じでもないかも」なんて考えてた。だけど観たら重くて大きくてパワー半端なくて、いまだに余韻から抜け出せない。

あの三時間超に立ち会ったことは夢のよう。信じられないあまりに、記憶が白く飛んでしまいそうになるのだけど、それではもったいないので忘れたくないことを記しとかなきゃ。

【キャストのこと】

●攻める攻める鹿賀ジャベール
「対決」の「♪つべこべ言うな」、警棒持った手をまるでハエをはらいのけるかのように振り回して、バルジャンの言葉を鬱陶しがっている。バルジャンとセリフ重ねて歌う間中、一切声のボリューム落とさず、攻める攻める!終盤後のあいさつで「新しいジャベールを演じてみた」というようなこと言ってたけど、確かに細部に新しい発見があった。

●いるだけでうれしい今井バルジャン
今井パパ…。勝手にそう呼びたくなる。これまでにクールフェラック、ブリジョン、ジャベールと演じてきた今井さん。アンサンブル時代に憧れた初演メンバーと、いまバルジャンとして共演できるなんて、こんな幸せなこともうないんじゃないか、って言ってたね。そんなこと言わないで、これからもレミゼで新しい幸せに出会ってほしいな。今期の今井バルジャン、「♪犬じゃないぞ」のためらいがちな言い方が好きだった。また進化した姿に再会したいと心から願う。

●ひとりの女子の生き方刻み込んだ、岩崎ファンテの歌
岩崎ファンテの「夢やぶれて」に、他にないドラマを感じるのはなぜだろうと思う。ひとりの女子の生きざまが、歌にリアルに刻みこまれているからなんだろうな。スペシャルキャスト版パンフにある座談会では「実体験を歌に託すことがはじめてわかった」ときのことを述べている。ファンテの痛みが自分の痛みとなって一体化しているからこそ、彼女の人生を映しだすドラマのような「夢やぶれて」になったんだろう。ミュージカルの仕事はレミゼだけと決めてる、だから帝劇は今日で卒業、とカーテンコールで言ってた。

●24年分の想いが張り詰めた島田エポニーヌ
「♪知ってる 夢みるだけ」のワンフレーズだけで、涙がじんわり湧いてきた。ことさら強調して歌ってるわけでもないのに、エポニーヌの底知れぬ孤独が浮かび上がってくる。初演以来24年、エポニーヌに寄り添ってきたからこそかな。あいさつでは、長い間エポニーヌを深く愛し続けている気持ちが切々と伝わってきた。だから余計に、記憶に残るオンマイオウンになった。

●この人もいるだけでうれしい!斉藤テナルディエ
何にも作りこまないように見える芝居なのに、滑稽でも怖くもあるテナルディエを深く描いてくれる。そんなすごい役者さんをレミゼで観るときのツボ、本役以外にもありまして…。それは「♪釈明してみろゆうべのことを」のシーンで、警官の後ろに群がる見物人を演じているとき。こんな有名な役者さんが、無名のアンサンブルと一緒に真剣に芝居してる様子を観られるなんて、レミゼならでは。

●怪物って書いてごめんね、岡アンジョルラス
千秋楽での勢いに押されて「岡アンジョは怪物か?!」なんて、幕間に思わず書きこんでしまった 。見た目麗しいのに、怪獣扱いしてごめんなさい。でも、帝劇最後の岡アンジョは、「♪築け今 バリケード!」と呼び掛ける声からしていつもの岡さん以上だった。観てて「ここまで声出しちゃっていいの? 明日の声、残ってるの?」とハラハラしてしまうほどのエネルギー。おかげで「ABC Cafe - Red&Black」のコーラスが熱いこと熱いこと。全員で「♪夜の終わり~」と分厚く声を合わせたときには、感動を通り越して「なんだこりゃ…すごいもん観ちゃった」としばし、ぽかんとしてしまった。ガブちゃん撃たれたとき、ガブローシュ!って叫んでたね。そういえばこの日、ガブちゃんのかばん学生たちに届いてたけど(だよね?)、岡アンジョの手にも渡ったんだろうか。そしてもうひとつ思いだせないこと。この日も、片足だけバリケードに引っ掛けて死んでいただろうか。そのポーズ、岡アンジョの美学の表れのようでいつも注目していたんだけど、千秋楽に限ってよく観てなかった…。残念。

【シーンのこと】

●迷いと未練をふっきった、エピローグのコーラス
舞台見ながら実は「この場に自分がいるなんて現実なんだろうか」とか「レミゼ終わったらどうしよう」とか、うじうじした気持ちを拭いきれないままだったんだけど、エピローグの晴れやかさがすべて消し去ってくれた。人生を戦いぬいた登場人物たちの輝きは、24年の重みある舞台を務めあげた役者さんたちの充実した表情と重なり、前向きなパワーにあふれていた。こんな晴れ晴れとしたエピローグ、はじめて。レミゼは終わりじゃない。始まりだ。そう思える千秋楽で良かった。
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2011-06-13 21:48:25

このキャストの、このセリフ

テーマ:レミゼ観劇記
今期公演での発見とは限らないけど、このキャストによって意味を教えられた、という特別なセリフが二つある。

●今井バルジャンの「♪この魂 すでに神に渡して 代わりに得たのだ 生きていく力を」

初めてレミゼを観た2003年公演でだったと思う。「代わりに得たのだ」に合わせて力強くこぶしを握る今井バルジャンを観て、「あ、この想いがこのミュージカルの屋台骨なのか」と、初心者の自分にもすとんと意味が落ちてきた。それから何回今井バルジャンを観たか知れないけど、毎回同じように胸にずしりと重く響くセリフだ。

●森公美マダムテナルディエの「♪この我慢は神様ご存じだ!」

愛憎いろいろひっくるめて大声で叫んでいるのが好き。“夢見てたプリンス”とほど遠い亭主と生きていくしかないという現実。「もうやってらんない」というやけっぱち感と、「だからって黙ってないわよ」というふてぶてしさが同居しているこのセリフ、リアルに人間臭くて素晴らしい。モリクミさんのドスの利いた声で聞くからこそ、感じられる価値だ。このセリフに「そうだ!」と共感した勢いで手拍子を始める、という流れが自分の定番になっている。
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2011-06-12 23:30:28

今期レミゼの「絶品」ふたつ

テーマ:レミゼ観劇記
このふたつを書かずに終わるわけにはいきません。

●鎌田フイイの「民衆の歌」ソロ
「♪悔いはしないな たとえ倒れても 流す血潮が潤す祖国を 屍超えて拓け 明日のフランス!」書いてるだけで泣けてくる。頭のなかで鎌田フイイの声で響いているから!格調高いこのフレーズ、鎌田フイイの優しく力強い旋律にかかると、観る側の気持ちにも炎が燃える。見た目草食系だけど目力あって、歌うまいだけじゃなくて動く姿勢が常にピンとして美しい。民衆の歌の行進シーンでうるっとたときは、いつも鎌田フイイがいたかも。

●岡アンジョの輝きすぎる笑顔
多くを語らなくともよいですね。ワンデイモアで降り注ぐライトよりもまぶしい、顔いっぱいに放つ希望の笑顔は、悔しいけど「絶品」という言葉以外に表しようがない。ほかにふたつとないこの光を見たくて、最後の千秋楽に行ったのかもしれない。
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2011-06-12 23:10:40

もう「未完成」とは言わせない

テーマ:レミゼ観劇記
昨日ソワレの上原アンジョルラス千秋楽。声量ボリュームフルmax(これまでの観劇比)でいつにも増して堂々としていたのは、学生たちとの固い絆が生む自信からきていたんだろうな。上原アンジョの好きなところいっぱいあるけど、今期の彼の象徴として心に焼き付いたのは「♪鬨の声、空に届こう」で満ちる笑み。公演終盤になって日ごとに笑顔に自信が宿っていく様が感じ取れた。カーテンコールのあいさつで自分で言ってた言葉が、上原アンジョそのものだと思う。「特にABCの仲間…僕をアンジョルラスにしてくれました」。生死をかけた友情を礎に生き抜いた上原アンジョルラス。もう、「未完成」 とは言わせない。
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2011-06-12 19:29:37

謎のダンディーギタリスト現わる

テーマ:レミゼその他
今日の開演前と終演後、正面玄関前でタキシード姿のダンディーな白髪のおじさんが、アコースティックギターでレミゼナンバー弾き語りしてたよね。オンマイオウンとかスターズとか。雰囲気からして素人じゃないよなあ。間違いなくプロだろうなあ。幕間のロビーでも見かけたので、業界の関係者かもね。なんか、特別な千秋楽ならではのプチお祭りっぽくて、うれしかったな。
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2011-06-12 18:44:41

テーマ:レミゼ観劇記
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カーテンコール、鹿賀ジャベールのあいさつより。オリジナル演出版のレミゼは今日で終わりだけど、東宝はバリケードの装置を取っておくそうです。また、バリケードに会える日がくるかも…? 噂ですからね、とのこと。
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2011-06-12 13:49:32

あなたの歳でどうして…

テーマ:レミゼ観劇記
千秋楽幕間です。岡アンジョルラスは、怪物か?!
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2011-06-11 21:21:10

あふれゆく育三郎マリウスの行動

テーマ:レミゼ観劇記
今夜のキャストはみんな千秋楽。育三郎マリウスもいつもに輪をかけて気持ちあふれていたけど、ちょっと気になったことが。ABCカフェでグランテール&学生たちの「♪レ~ッド」「♪ブラ~ック」と掛け合いしながら歌うところ、「♪希望の色~」でテーブルの上に広げられた赤旗を思わずつかみあげたね。おいこら待て、このシーン的に、赤旗に一人で触れるのはアンジョルラスに譲るべきところじゃないかね??あっけにとられちゃったけど、そんな大胆な動きがあっても観てて嫌な気持ちにはならないのが、育三郎マリウスの魅力かも。行く手を恐れない、感情たっぷりマリウス、愛されてたね。ABCカフェの仲間からもバルジャンからも。「♪もう行かねば頼むよ」「♪…そうします」のくだり、いつもより間合いが感じられて、ふたりの言葉にならない言葉が漂っていた。どのシーンでも、想いが行動にあふれ出る育三郎マリウス、好きだったな。
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