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2011-05-28 18:33:31

今×今 ゆるめな感想

テーマ:レミゼ観劇記

今日の今×今は良かったな~

キャストスケジュール見て、心待ちにしてたんだ。

バルジャベふたりに視線をじぃ~~~っと貼り付けて観たわ。


「対決」で、今ジャベはなんであんなに相手の身体すれすれに警棒をぶんぶん振りかざせるのかしら。一切ひるまぬ今井バルジャンの怒りモードも炸裂して、真正面から「♪考えろジャベール! おーれーの ちーかーらーを!」とぶつかりあう。両者の気迫、はっきり言って恐ろしかった!期待以上に。


今井バルジャンが椅子を壊して手にした棒を投げ放したとき、今ジャベがあざけるように笑ってたのが不気味。「フッ、それがどうした」とでも言いたげに顎を縦に振って。ああ~、こんなふうにジャベールを表現してくるとはね。今ジャベール、世界に輸出したいくらい好きだ。2003年の初ジャベから観てるけど、年々好きになっていく。


でも実はこの場面、気がそれちゃったところもあって…。それは今さんの「♪牢獄で ジャベール!俺は生まれた」が、なぜか「♪両国で…」と聞こえてしまったから。両国国技館に相撲ののぼりがたくさん立っている風景が頭に浮かんで「ジャベールって下町生まれっぽいから、歌詞が『両国』でも違和感ないかも」とか考えてしまったわ。真面目なシーンなのに、いけないわ。


見どころ、もっとあったんだけど、「対決」だけでも語ることありすぎるな。今×今は。


あ、これだけは書いとかないと!「ワンデイモア」。舞台の右にいる今井バルジャンと左にいる今ジャベールがそれぞれ祈りを捧げるタイミングが、ほぼ重なっていた。全然違うことを祈っている、実に対照的なふたり。なのに、何かがつながりあっているふたり。つながりは何だろう。ジャベールの心にもバルジャンの心にも、光と影があるということか。「光」がバルジャン、「影」がジャベールというのではなく、両者の心にあるふたつの要素が、出会うたびに入れ替わっていくような関係なのかもしれない… そんなことを思わせる光景だった。


今期はもうこの組み合わせないのかな…


★おまけ

昔の「今×今」日記を発見。書いてるシーン、ほとんど同じだ…。

http://ameblo.jp/redandblack/entry-10011457659.html


★関係ないおまけ

本棚を整理してたら文庫本にこんなのが挟まっていたを発見。帝劇でもらったポストカードのような気がする。

手前が伊藤グランテールなのはわかる。アンジョルラスはだれだろ? 東山アンジョ?


■RED AND BLACK■レ・ミゼラブル2011日記-20周年はがき


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2011-05-23 09:44:13

風格アンジョと、もうひとり

テーマ:レミゼ観劇記
土曜は上原アンジョを昼観たあと、夜は岡アンジョルラス。

新キャスト&SPキャストをマチソワしたらどんな発見があるかしらと思ってこの日の観劇予定を立ててみた。

結果、岡アンジョには「風格」という言葉がしっくりときた。「♪殺せ肥えた豚どもを築け今バリケード!」という呼び掛けを聞いて、心はやるというよりは、その雰囲気と佇まいに知らず知らずのうち飲み込まれていってしまう。

じゃあ上原アンジョは…何だろう。ひとつの言葉でくくれない印象だった。「民衆の歌」と「ワンデイモア」で堂々と胸張る姿の美しさに惚れぼれし、最後ガブちゃんのカバンを高々とかかげるポーズに「そうくるか」と複雑な思いになり…。これまで使っていた「カリスマ」という表現だけではくくれない多面性が見えた。うーん、これは来週も観ないと。
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2011-05-19 07:57:03

男二人きりの背中がかっこいい

テーマ:レミゼ観劇記
こないだの別所バルジャン×鹿賀ジャベールで「うわ、かっこいい~」と見惚れちゃった場面。

「♪不思議だ信じられない」から始まる会話でのこと。二人は背中合わせになって、バルジャンは舞台斜め奥を、ジャベールは客席方向斜め下を向いている。でもどちらも見ているのは前方ではなくて、後ろにいる相手の存在。背中で感情を探りながら言葉を交わす二人の立ち姿に、しびれた。

鹿賀ジャベのいぶし銀のオーラが為した業のような気がする。

そういえばバルとジャベが舞台に二人きりになるのは、このシーンだけかも。似たような場面はあるけど、そこには無言のファンテやマリウスがいたりするもんね。椅子もテーブルもバリケードもなく、暗がりに男二人が立ってるだけで、観客を魅了してしまうこのシーンにも、演じる役者にも、惚れる。
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2011-05-17 22:04:31

ウェットだなあ、岡アンジョルラス

テーマ:レミゼ観劇記
岡アンジョって孤高の人でありながら、時々ウェットな感情表現をぶつけてくるのね。

例えば今日ソワレだと…

ウェットポイント1
二幕最初、「♪みんな持ち場につけ」に続く「♪恐れるな」で、目の前にいた名もなき女子をしっかと見て、その肩に自分の手を置きました。

ウェットポイント2
バルジャンがジャベールを逃がしている間、砦の上で傍らにいるマリウスの背に触れていました。

ウェットポイント3
「♪死など無駄じゃないのか偽りじゃないか」と訴えるグランテールに向かい、「違う」と言いたげに首を横に振って応えました。

ウェットポイント4
ガブちゃんが弾を拾いに飛び出して行ったとき、「ガブローシュ!」と叫びました。スペシャルキャスト初日でもそうしてたけど、今日はグランテールも同様にガブの名を呼ぶのが聞こえ、珍しくアンジョとグランの“ダブル叫び”となりました。

ウェットポイント5
最期のセリフ「♪世界に自由を!」で、赤旗の隅を握り締めて持ち上げてました。

二幕ばかり。うん、確かに二幕に入ってテンション加速度的に上がってた気がする。

※※※※※※※※
全然関係ないけど、エピローグの「民衆の歌」、歌い出しの音量小さいところで、岡アンジョの声、結構はっきり目立って聴こえてくるよね… ほかのキャストも遠慮せず頑張れ~
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2011-05-16 09:23:36

砦の上レポート

テーマ:レミゼ観劇記
昨日5/15の上原アンジョは、「彼を返して」で最初、腰を下ろしてた。「♪聖なる神よ」のあたりで静かに立ち上って、砦の向こう側遠くの様子を見つめる。この流れは、次のシーン冒頭のセリフ「♪市民は来ない…」にうまくつながって自然な感じ。理にかなった動きだね。
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2011-05-15 18:51:21

帝劇から見えるお濠なのですが

テーマ:レミゼ観劇記
■RED AND BLACK■レ・ミゼラブル2011日記-201105151841000.jpg

もうすぐ二幕でジャベールが独り見つめるセーヌの川面のようにも見えてきます。レミゼ病だわ。
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2011-05-15 16:06:28

ふたつのレミゼ (バルジャン編 2011ver.)

テーマ:レミゼ観劇記

自殺の直前で相対し、「♪よしバルジャン!すぐゆくのだ 待つぞさあ、24653」と叫ぶジャベールに向ける、バルジャンの最後の顔。まったく違うけど、まったく同様に、無言でジャベールの心をえぐりとっている。


●うん、とうなづく別所バルジャン

しっかりジャベールの目を見て、真剣な表情で首を縦にふる。マリウスを病院へ送ったら本当に、逮捕されるつもりだったんだろうね。狙ってきた獲物に自ら進んで身を捧げられてしまうなんて、追う者の存在意義を否定する以外の何者でもない。こんなことされたら、もうジャベール、生きてゆけない。

●何もわかってないな、と首を振る今井バルジャン

「違うんだ。今はそういうこと話すよりももっと大事な、救うべき命がここにあるんだ。なんでわからないのか?!」 今井バルジャンがあきらめたように首を横にふる演技は、ジャベールへの愛あるお説教に見えた。今井バルジャンはジャベールにわかってほしいんだね。「♪この魂すでに神に渡し」た人間が、今一番するべきことを。こんなことされたら、もうジャベール、混乱の淵から戻ってこられない。


ふたつのレミゼ(バルジャン編 2007ver.)

ふたつのレミゼ(アンジョルラス編 2007ver.)

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2011-05-14 22:00:15

上原アンジョルラス、3つの変化

テーマ:レミゼ観劇記
いま観てきた上原アンジョ、何かが変わった。

2006-2007年の岸アンジョ の面影を、ほんのりと感じるんですけど…。兄貴な熱血漢ぽさが垣間見えて。

まずは“熱”。ABCカフェのとき「今日、なんか違うかも」と思った。それは野島マリウスを「♪自分のことより~」と説得するときのこと。「♪民衆のために~」で腕を客席に向けて伸ばし、観客を民衆に見立てて視線を遠くにやる所作は、骨太な岸アンジョの演技そっくり。これまで観た上原アンジョにはなかったと思う。動きじゃなく歌声と視線で心を奪うアンジョルラスだと思っていたから、これはプチ衝撃だった。

次は“マリウスLOVE”。「♪恐れるな信じるのだ」のときだったかな? 野島マリウスの肩に手をかけて絆を確かめるようにしていた。なんてことはない動きなんだけど、ふたりの間には、兄が弟を想うような特別感が流れていた。いま思えばもしかしたら上原アンジョは、コゼットを想いながら戦うマリウスに、自分とは違う運命が待っていることを無意識に願っていたのかもしれない。

最後、一番驚いたのは“「彼を返して」の立ち姿”。今日の上原アンジョは、いつものようにバリケードの上で座り込んではいなかった。砦の向こうを見つめながら背中を見せて立ち、傍らの赤旗を小さく握っている。歌が「♪まるで我が子です」に差し掛かったあたりかな、旗を握る手にさらに力を込め、祈るような姿を見せたのは。うわぁ。これも、同じシーンで赤旗を心の拠り所としていた岸アンジョを彷彿とさせる。

公演残り1ヶ月を切って、上原アンジョに何が起きているのか。変化を目撃してしまって、動揺している。
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2011-05-14 18:53:45

黄昏

テーマ:レミゼ観劇記
嵐の前の黄昏をパチリ。二幕の開演ベルがちょっと物悲しい。
■RED AND BLACK■レ・ミゼラブル2011日記-201105141837001.jpg
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2011-05-11 03:22:33

静のパワー秘めた岡アンジョ

テーマ:レミゼ観劇記
2007年に岡アンジョを観たときは「天使だ」と思ったけど
、4年後に再び舞台で目撃したのは、強いパワーを静かに放つ、ちょっと違う岡アンジョだった。

変化に気づいたのは「♪殺せ肥えた豚どもを 築け今バリケード」を耳にしたとき。前回までの岡アンジョにあったまぶしさが、正直感じられない。若さに任せた、怖れを知らない正義感がない。向こう見ずな勢いなくしてアンジョルラスが務まるのだろうか?不安が胸をよぎった。

だけど、今回の岡アンジョの本領発揮はこの後から始まる。ラマルク将軍の死の報に力を落とす仲間に「♪この死を無駄にしてはならない さあ立ち上がろう」と呼び掛ける歌が響いたとき、客席にいる自分の身にも、ぶるりと寒気が走った。ゾッとしたのではない。アンジョの声で迷いが断ち切られ、目が覚めた感じ。「♪葬儀の日その名讃えて」で岡アンジョは、クールフェラックの腕を取って立ち上がらせてたんだけど、そのときのクールフェラックも同様に、ハッと目覚めた表情をしていた。



岡アンジョは決してわざとらしい身振り手振りで仲間をいざなってるわけじゃない。相手をまっすぐ見つめて信念を歌いかけているだけ。その静かなパワーが生む化学反応が周りの学生たちに広がり、舞台のボルテージがぐんぐん上がっていく様子の、なんと圧倒的なこと!「♪今こそ歓びの声で迎えよう」から「♪市民は立つ!声を聴いて群れとなりて!」にかけて、客席にいながら興奮の震えが止まらなかった。ここでこんな反応が自分の中に生まれたの、初めて。

若さゆえの盲目的な勢いはない。だけど、信念を静かに伝えて仲間と観客の心をとらえてしまうのが、今年の岡アンジョ。こんなアンジョルラス、ありなんだ!想像だにしなかった新しいアンジョ像に今年、出会ってしまった。

こんなことを期待してスペシャルキャスト版を見に行ったわけじゃないのに、どうしてくれよう。帝劇を出て今までずっと、心が乱れっ放しだ。


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