今月は、意識して音楽にひたる時間を作ってみてください。
おすすめはバロック音楽。
６月は、ゆるやかに、ふんわりとした気持ちを大切にして過ごしましょう。
そうすると、細やかな気づきがたくさん訪れそうです。
より深いところにある自分の希望やあきらめ。
周りの人が垣間見せる本心・無意識の意図。
なくしたと思っていたもの、持っていたと思っていたもの。
そうした、普段は隠れている、あるいは、見えていない何かが見えてきます。
あなたが思っているよりもたくさんのものが一度に見えています。
自分ではＡという一つのことに気が付いている時間でも、
無意識の領域では、他のことにも気が付いています。
細胞一つ一つ、そして、波動科学の一部では、
原子の一つ一つにも意識があると言われています。
それもそうしたことを含めると、
実に無数の気づきが、
一瞬のうちに起こっているのです。
意識のレベルでも無意識のレベルでも、
気づきが増します。
バラエティに富んだ気づきの中に、
やがて一貫した「何か」が、立ち現れてきます。
「何か」は、あなたの世界の秩序や真理です。
「何か」が、どんなものなのかは、人によって違います。
というより、人と違うかどうかを確かめるすべがないと言ったほうがいいでしょう。
言葉でうまく表現することができないものです。
だから、「何か」なのです。
おそらく、自分では「何か」に導かれているとか、
「何か」を垣間見たことさえ、気が付かないことも多いでしょう。
日常の中で
自分の感覚や気分が、ちょっとなんだか違うという、
ささやかな違いとして表現されそうです。
なんとなく、穏やかだ。
なんとなく、爽やかだ。
なんとなく、安心している。
そう意識されることは、少ない気がしますが、
なんとなくな、ささやかな変化というのは、
とても本質的な変化なんです。
一方、少し気になる側面もあります。
具体的に、何がどうしたのか、よくわからないけれど、
集中できない感じになったり。
感情的になったり。
逆に気持ちがわからなくなったり。
考えがまとまらなかったり。
思考の声に心の声がかき消されてしまったり。
そうしたことも起きそうです。
そのときに、焦らないことです。
今月は、何か一つにエネルギーを集中させたり、
意識的に一つのことに方向づけたりすることには向いていません。
ばらばらで混沌に感じられるものの背後にも
一貫したものがあるのですが、
そのレベルでのエネルギーの動きが盛んな月なのです。
焦ると、思考の活動にエネルギーが傾きます。
どうしよう？
何が起こっているだろう？
何かまずいかも？
それは、みんな思考の活動です。
思考にエネルギーが集中されてしまいます。
考えがまとまらなくなったら、音楽にひたってください。
音楽が、あなたの思考の及ばない領域とやり方で、
エネルギーの発酵の作業を行ってくれます。
そして沈黙（言葉化しないという意味です）が、
熟成を促してくれます。
いろんなことに気がついても、
慌てて、その気づきについて、
分析したり、対処したり、対策を練ったり、するよりは、
「ふーん、そうなんだ。」とほんわり受け止めていてください。
なまけて、ぼんやりしているぐらいに感じられるので、
ちょうどいいのです。
７月には、発酵と熟成が完了したあなたに出会えるはずです。
＜毎月のエネルギーをトリニティ数秘術によって読み解いています＞
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