みっきーの きままな音楽生活 70's-80's LIGHT & MELLOW GROOVE

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カセットテープって知ってる? ブログネタ:カセットテープって知ってる? 参加中






たまには、Amebaの「ブログネタ」投稿に参加をしましょうかね。

お題:『カセットテープって知ってる?』



知ってます。もちろんですよ。

ついにこんなお題が出てくるような時代になってしまったか。

上の写真は私のカセットラックから出してきたものの写真です。

今の若い世代はカセットを知らないという、
なんともショッキングな事態が起きているようですが、

私は、、、、

安心してください!

カセット世代ですよ!

などと、バカなこと言ってる場合ではない!

カセットを知らない人のために、今日は語ってしまおうかな。
と思います。

カセット世代でも知らない人は知らないぞ?というような情報も盛り込んでしまおう!!


だいたい、カセットってものはいろんな歴史がありーの、種類もいろいろあったわけで。



まず、
俗に言う、いわゆるカセットテープは、
正式には『コンパクト・カセット』と言います。

ロゴはこんな感じでカセット本体(ハーフ、またはシェルという)に印刷されていました。

開発したのは1982年に世に出た「CD」と同じPHILIPS社でした。
(ちなみに「CD」はSONYとPHILIPS社の共同開発でした)


アナログのカセットテープの種類は他に『エルカセット』なんて規格のものもありました。

「エルカセット」は、「コンパクト・カセット」がまだそれほど性能が良くなく、会話録音を目的としていた(音楽録音を視野に入れていなかった)頃に、音楽を楽しむために最適な高音質カセットテープとしてデビューしました。

そのそもがオープンリールという大きなテープで録音再生するのが一番の高音質だった時代。

開発コンセプトは、「オープンリールの音を、カセットに!」でした。

大きさもエルサイズです。

下の写真は
左からマイクロ・カセット(主に留守番電話機に使われていた)、コンパクト・カセット(これが俗にいうカセット)、そしてエルカセット。
大きさの比較です。

(エルカセット発売時期に私は生まれたので当然所有していないため、拾い画像です)

「エルカセット」はオープンリールのテープと同じテープ幅を持っていて、走行速度は「コンパクト・カセット」いわゆるカセットの2倍の速度で走らせるカセット方式。
つまりは記録面積が大きくなり、録音できる情報量が多くなるため、高音質規格として音楽録音専用に開発されたものでした。

※ エルカセットのテープ幅:6.3mm、テープ走行速度:9.53cm/s
※ コンパクト・カセットのテープ幅:3.81mm、テープ走行速度:4.76 cm/s

※ 一般的に、A面B面のあるテープに録音すると、テープ幅の半分の幅を使って片面の録音がされる。でもそれはモノラル音源を録音した場合であって、ステレオサウンドを録音した場合だと、左右の音を別々に記録するため、さらに使用するテープ幅その半分となり、結果、ステレオサウンドが録音されたカセットテープはテープ幅を4分割した幅でそれぞれ表面/裏面の左右の音が記録される。




せっかく高音質カセットとしてデビューした「エルカセット」ですが、そのとき既に
PHILIPSの提唱した「コンパクト・カセット」がほぼ世界標準となっていた現実、さらに1979年には「コンパクト・カセット」を規格としたSONYの初代「ウォークマン」の爆発的ヒットがあったため、「エルカセット」は一般市場から姿を消しました。

そんな、昔話があります。


それからは「コンパクト・カセット」いわゆるカセットのテープやデッキの高性能化が進み、

カセット全盛期に。

レコードが音楽ソフトで全盛でしたが、カセットも音楽ソフトとして販売され、

CDショップと似た感じで、カセットショップなんてものもありました。





私はMDが普及してきた頃に、あえてカセットデッキを買いました。

なぜなら、MDの音があまりにチープだったからです。


そのカセットデッキは今も現役。


こんな裏話もしてしまいましょう。

MDが出始めた頃、実はデジタルのカセットテープも開発され発売されました。

DCC(デジタル・コンパクト・カセット)です。



それに対して、従来のカセットはACC(アナログ・コンパクト・カセット)と呼ばれました。

DCCのいいところは、DCCデッキで従来のアナログのカセットテープが使用できたこと。

カセット自体の見た目は若干異なりますが、大きさなど共通にしたことでそれが可能になりました。

結局はMDの利便性に負けてしまい、今では完全に姿を消したと言えますね。

今や、そのMDもパソコンでCDのコピーができるようになったので消滅しつつあります。

デジタルになったカセットDCCは消えましたが、デジタルカセットテープの種類として、MDやDCCの登場する随分昔、80年代後半あたりからDAT(デジタル・オーディオ・テープ)があり、こちらはプロの現場で今でも現役です。

DATはCDよりも高音質なデジタル録音ができる規格で、CDのマスターテープに使用されたりします。TVの収録に使われたりもしており、業務用機器ではTC(タイム・コード)も記録できる。


(DATは現在所有していないため拾い画像です)

さらにデジタルカセットテープの種類として、

デジタル・マイクロ・カセット(またはNTカセット)という、めちゃくちゃ小さいカセットがありました。

音楽録音というより、ICレコーダー的な使い方をするデジタルカセットでした。
もちろん音楽再生に不自由ない音質ですけどね。

文字通り、アナログ時代のマイクロカセットのデジタル版といった感じですが、さらに大きさは小さくなっています。

指に乗るサイズ。(必要性がなく所有したことがないので拾い画像です)


DCCを除くデジタル・カセット・テープ、すなわちDAT、デジタル・マイクロ・カセットは、ともに固定ヘッドではなく、
ビデオデッキと同じくヘリカル・スキャン方式(回転ドラム式ヘッド)が採用されている。




さて、カセットやオープンリールテープなどの、アナログテープデッキといえば、日本のTEAC社が高評価を得ていました。

王道なところでSONY。
マニアック路線ではAKAIやNakamichiといったところでしょうか。


私は、CDダブルラジカセを卒業して本格オーディオに手を出したとき、

発売当時TEAC社の最上級モデルであったV-8030Sの兄弟機種である弟モデルを購入しました。

上で今でも現役と書いたモノです。

型番はV-6030S

2機種の見た目は型番の文字以外同じで離れて見ると区別がつかないものでした。




最後の高級カセットデッキとして幕を下ろすこととなったこのTEACの2機種。

最上級モデル、V-8030Sは駆動方式がダイレクトドライブモーターによるものでしたが、

私のはその弟機種であって、駆動方式がベルトドライブとなっています。

どこを駆動するかというと、キャプスタンの駆動の方式です。

キャプスタン、簡単に言えばテープを進める部分です。(巻き取る部分ではない)

あとで詳しく説明します。



本機は、最新技術であるドルビーS N.R.を搭載していて、左右独立キャリブレーションが可能なうえ、3ヘッドデッキです。

キャリブレーションとは、録音時のバイアス電流の微調整、録音感度の調整をする機能で、
正確に調整すればテープの個性に左右されず原音に忠実に録音できる。
さらに、これを逆手にとって利用すると、音の味付け(厚みを出したり等)が出来る。
これがマニュアルキャリブレーション機能付きデッキのメリットですね。

他社ではオートキャリブレーション機も販売されていました。
ボタンを押すと自動でテープが走り、テープの特性に合わせた最適録音セッティングをしてくれるもの。



キャリブレーション機能のないものは各ポジションのテープのそれぞれの規格の基本的なバイアス値、感度のセッティングが固定されています。調整はできません。
つまり、テープの個性に左右されるということ。


そして、3ヘッドデッキとは、
消去ベッド、録音ヘッド、再生ヘッドの三つの独立したヘッドを持つデッキのことです。

見ればわかります。

下の写真は、私の3ヘッド式カセットデッキの取り出し部分を開けたところ。




3つのヘッドが確認できるかと思います。

さらに、この機種はクローズド・ループ・デュアル・キャプスタンといって、
走行するテープに一定のテンション(張力)をかけてテープ走行を更に安定させる仕組みが備わっているので、オートリバース機でもないのにキャプスタンとピンチローラが2つあります。

図解しよう。



右側のキャプスタンとピンチローラでテープを挟んで一定速度で送ります。

反対側のキャプスタンとピンチローラで少しテンションがかかるようにすることで、テープ読み取りがスムーズかつ確実となるわけです。

これがクローズド・ループ・デュアル・キャプスタン機構の簡単な仕組みです。



何度も言いますが、このデッキは3ヘッド方式ですが、

3ヘッドであることが、果たして具体的に何が良いのか

説明します。

録音ヘッドと再生ヘッドが別であるところがミソであって、そのメリットは、

録音に最適設計されたヘッド、再生に最適設計されたヘッドが独立して搭載されていることで、

なんといっても、録音時に、録音をしながら再生ができる点が良い。

何を言っているかというと、

上の写真を見てお分かりだろうと思いますが、

テープは左から右へ流れます

つまり!

まずテープは消去ヘッドを通過し、録音ヘッドで録音され、その直後に再生ヘッドがあるので

録音時に録音されたテープ音源の信号を、そのまま横の再生ヘッドが拾うことができるのです。

録再兼用の普通のデッキでは成しえないことです。
(録再兼用ヘッドでは、消去ヘッドの先では録再兼用ヘッドが録音をしているので再生はできない)

録音中のボタン操作ひとつで入力ソースの音源と録音されたテープの音を瞬時に切り替えて聴くことができるので、録音中、実際の録音された音が原音と比べてどうなのかをチェックできるところが面白い点であり、メリットです。


3ヘッド式カセットデッキのデメリットは、オートリバース機能がない点

しかし、80年代にNakamichiから出た、伝説の3ヘッドカセットデッキ『DRAGON』は、

3ヘッドにしてオートリバース機であるという、神のようなデッキでした。
(高すぎて買えないハイエンドなデッキでした)



ヘッドの数について、他にどういうパターンがあったかというと、

ラジカセやミニコンポ、普及価格帯クラスのカセットデッキなど一般的なカセットデッキは、

消去ヘッドと、録音再生兼用ヘッドという2ヘッド方式が主流でした。

録再兼用ヘッド、つまり、録音と再生を一つのヘッドでまかなうものです。

これが主流だったのは、ずばりコストが安く上がるからです。

そして、カーステレオなど再生専用機はヘッドは再生ヘッドが1つあるのみ。




次に、オートリバース機能について。

ラジカセやミニコンポで主流だったオートリバース機能は、
自動で、A面/B面が再生可能になっていて、テープの一方の面の再生が終わると自動で反対面の再生へと切り替わるものでした。

そのA/B面切り替えはボタンひとつで行え、消去ヘッドと録再兼用ヘッドを搭載した台座部分ごと180度回転させ、

駆動系統を逆回転にし、テープを逆に走らせることで、両面再生が可能となり、

リピートで何度も両面繰り返したりできました。

A面(表面)再生をフォワード、B面(裏面)再生をリバースと呼んでいました。

駆動機構は、フォワード再生時用のキャプスタン&ピンチローラ、リバース再生時のキャプスタン&ピンチローラが各々装備されていました。


現在オートリバース機は手放しており所有していないため写真がなくて申し訳ないです。

カーオーディオなどでは、回転しない両面対応の特殊ヘッドが使われていたりもしました。
回転部分が多いと故障しやすいというのが最も有力な理由でしょうか。




私のデッキは片面再生で、オートストップ機です。

再生していた面のテープの終わりがくると自動でストップし、

カセットを取り出して手で裏返して入れなおして、反対面の再生をするめんどくさいもの。

高級デッキに位置づけされる3ヘッドデッキは逆にそういうワンウェイ走行タイプ主流でした。

やはり構造的な問題で、3ヘッドデッキにオートリバース機能は技術的に難しいものでした。





次に、カセットテープの種類です

ノーマルポジション(TYPE-Ⅰ)、ハイポジション(TYPE Ⅱ)、メタルポジション(TYPE Ⅳ)の
3つが最終的に残り、カセットテープ全盛期を終えました。

今でも実は細々とカセットは生き残っていますが、ハイポジもメタルテープもなくなってしまい、新品販売されているのはノーマルポジションしかありません。


それぞれのグレードの区別はテープ部分の色でもなんとなく分かったりしますが、

見た目の区別は、録音機器での検出用の穴の種類で分かるようになっています。


それはカセット上部にある穴の種類で分かるのですが、、、


その話の前に、カセットには録音後に上書きしてしまうのを防止するロック機能がありました。

カセット本体にツメがついていて、録音後にツメを折ると再度録音できなくなる仕組み。

ツメを折ってしまったら最後と思いそうですが、

再度、録音したい場合はセロテープで穴をふさげばOKです。


写真で見てみよう。
新品購入時のツメはこのようについています。



こっちを向いている面の消去防止ツメの写真です。

つまり録音機にセットしたときのそのテープが録音可能かどうかの検出は、
カセットの上部左側のこの部分で行なっています。

そして、
録音後に、それを保護したければ、このツメを折り取る。
こんなふうにね。


するとカセットデッキは装着されたカセットが録音禁止であることを検出できる。
(再録音時にはセロテープでふさげばOK)

この上書き防止ヅメの理論はVHSなどのビデオテープでも同じ仕組みでしたね!
(ビデオは片面走行なのでツメは1個しかないが、カセットは表と裏があるので2個ある)

両面ともに上書きを防止したければ2つのツメを両方とも折ってしまうといいが、

たとえばA面を上書き録音禁止にして、B面を録音可能にしたい、
なんてときは、A面用のツメだけ折ればいい。

ここで例に挙げた写真はノーマルポジションのカセットだが他グレードのテープも同じ個所で機械的に判別しています。なのでどのカセットにも同じ場所にツメがあります。

ちなみに音楽ソフトとして販売されたカセットテープには、最初からこのツメはありません。
誤消去防止のためですね。
販売ソフトとしてのVHSビデオテープも同じでしたよね。



さて、テープの種類の正確な見分け方ですが、

以下の写真で説明しよう。

左からノーマルポジション、ハイポジション、メタルポジションです。



ノーマルがスタンダードな形で、

その後ハイポジションテープというものが出現した時にその検出用穴として消去防止ツメの横に穴を設けた。

そして、メタルテープの出現で、さらに判別の穴が必要ということで、中心に近いところに検出穴が設けられた。


両面どちら向きにセットしても検出できないといけないので、左右対称となっていて、

再生面を表から見た場合、左半分の穴でテープの種類や消去防止ツメの有無などを確認。

それが両面分あるので左右対称になっている。



ちなみにほんの一時期だけType Ⅲのカセットが出回ったことるが、私は現在所有していない。

ノーマルポジションとハイポジションのいいとこどりのようなテープでした。



カセットテープは、
今でも100均やレンタルショップ、CDショップなどでノーマルポジションのテープは細々と販売されています。

現在におけるカセットの用途は音楽録音を狙っているとはとうてい思えない感じですが、
カラオケの録音、英会話の練習やテレコによる音声メモとして簡易的な用途なのだろうか。


かつてのような高級感ただようカッコいいカセットがなくなってしまったことは悲しい。


私のライブラリからいくつか持ってきました。

まずはSANYOから発売された、こんなかわいいデザインのカセットテープ。

購入は80年代なかばごろだっただろうか。After School 46と書いているところから、
若者向けに発売された46分テープだと思います。
C-W46という型番で、ノーマルポジションです。





それから、メタルテープ。



これは、

SONYの初期のESシリーズです。

ESシリーズは長期にわたってヒットしたシリーズですね。



そして、90年代に主流となった薄型ケースの初期のもの。
AXIA(フジフィルム)から発売。


当時、AXIA(アクシアと読む)は若者を中心に人気のブランドでした。

AXIAのダブルコーティングシリーズは一世風靡したともいえる。


私は日立MAXELL(マクセル)のテープを昔から愛用しており、UDシリーズは音質が良く気に入っていました。

下の写真は80年代、私が子供の頃に買ったUDシリーズのハイポジ。



きんきらきんです(笑)
ゴールドの鏡面仕上げのラベルで装飾されたデザイン。

一方、これのノーマルポジションはシルバーの鏡面仕上げのラベルで装飾されたデザイン。





こんなのもありましたね。

TEACから発売されていたオープンリールのデザインを模したリールカセット。

STUDIOシリーズ。



見た目がかっこいいのが売り。プロのレコーディングスタジオで活躍しているオープンリールテープの雰囲気を出していてメカ的な感じが魅力。


もともとはオープンリールテープのようにテープリールを交換できるタイプのものが出ていて、

それは、TEACの『OPEN CASSETTE』、通称オーカセというものだったが、

カセット本体からテープのリールを取り出して交換ができるシリーズ。

拾い画像で紹介。



これは遊び心とカッコよさ以外に何のメリットもなかったもので、
バブル絶頂期だからこそできたもの。

唯一のメリットとしては本体だけあればリールテープを買うだけでいいので省スペースである。

音質は、日立マクセルの高品質テープを使用しているため高音質であった。


その延長線上で発売されたのが、STUDIOシリーズ。

復活してほしいカセットテープの種類のひとつです。


先ほどちょっと話に出ましたが、

カセットテープは音楽ソフトのバリエーションとして用意されており、

音楽ソフトとして販売もされていました。

私のコレクションから、TOTOのカセットをいくつか。





最後に、私のカセットラックに唯一残っている未開封カセットを。



That's(太陽誘電社)のメタルテープのカセットで、これはアメリカからの逆輸入バージョン。

カセットテープ絶頂期に輸入雑貨店で購入。

めずらしいのでひとつだけ開封しないで残しておきました。


あとカセットテープについて話していないことといえば、、、


そうそう、カセットデッキというものは再生を繰り返していると、

磁気テープとの接触により、再生ヘッドが微小な磁化がされてしまったり、

磁性体がこびりついたりします。

それを解消するのが消磁器と、クリーニングテープ。

まずは消磁器。

ヘッド・ディマグネタイザとも呼びますね。



TDKから発売されていたものです。

音量をゼロにしぼって再生ボタンを押すだけ。

瞬間的に強烈な消磁信号が出力され、ヘッドが消磁される仕組みです。

そのため、音量をしぼっていないとスピーカを破損することとなる可能性があるのです。


次に、クリーニングカセット。



TDKから発売されていたものです。

数秒クリーニングテープを走行させるだけでOKな乾式ヘッドクリーナです。



頑固な汚れはこれでは落ちないので、湿式クリーナを使ってクリーニングしていましたね。

湿式クリーナは、ボトルに入ったクリーニング溶液を綿棒に含ませ、直接ふきふきする。

ヘッド用と、ピンチローラ用と2液セットで売られていました。

※ ピンチローラとはテープを一定速度で送るためのキャプスタンという金属のシャフトがあり
その、キャプスタンにテープを密着させるために録音再生時に押し付けて回るゴム製のローラです。

見たほうが早いので再度この写真を。




こうして見ると結構汚れているので、私もクリーニングなどメンテナンスをしなくては!!




さて、カセットのことをいろいろ話してきましたが、

最後にカセット時代の、あるあるをひとつ。

カセットテープは装着前に「たるみ」があるとデッキに巻き込んでしまったりすることがある。

それを防ぐために、リール部分に鉛筆を通し、くるくる巻けば「たるみ」は解消。

鉛筆の太さといい六角形がぴったりくるんですよね。

もちろん丸い鉛筆では無理です。


補足:
カセットの特殊用途について。


ついわりと最近までエンドレス・テープというのがありました。
文字通り、ストップボタンを押さない限りエンドレスに流れるカセットです。
見た目はカセットなのですが、中でテープがループしているので特殊構造です。
B面という概念がないため、よく見ると裏返しにセットできないような構造になっています。
用途としては、スーパーなどで「いらっしゃいませいらっしゃいませー!本日はナントカ大特価!いらっしゃいませ~!」みたいなセリフを録音しておいたエンドレス・テープを売り場に設置したラジカセなどからエンドレスに一日中流し続けるというのが多かったですね。
個人ユーザーはあまり使い道のなかった小売店向けに開発されたテープですね。
収録時間も数分という、とても短いものでした。

(所有していないため拾い画像です)


それから、
かつては、カセットを使ったMTR(マルチトラックレコーダ)も存在しました。
主流は4トラックのもの。これは裏面という概念がないもので、アマチュアバンドなどのレコーディングなどで使用されました。
たとえば4トラックMTRだと、テープ幅を4分割して録音再生する。
1進行方向で最大4つの入力音を記録可能で、4分割したそれぞれのテープ幅ごとに別々の楽器等の音を記録できるものです。
それぞれ1ch、2ch、3ch、4chといい、たとえば最初に1chと2chにドラムのステレオ音声を記録、そのあとそれを再生しながら3chにベースを記録。最後にドラムとベースを再生しながら4chへボーカルを録音するなどといった使い方がある。各チャンネルの使い方は自由。もちろん、一発でドラム、ベース、ボーカルを録ってしまうのもアリ。音楽以外でもいろんな使い方ができるのがMTRです。
そうして録音したものを再生する時にはこれら4つのチャンネル(トラックともいう)を同時に再生できるため、各トラックの信号をミキサー卓を通して音量や音質を変えて、ミックスするとなどとしてステレオ再生またはモノラル再生するもの。
8トラックのカセットMTRも存在しました(私も使用経験あり)。
ちなみに、MTRで録音したカセットテープは、一般のカセットデッキとは互換性がないため、まともに再生できません。
カセットMTRについて疑問がある方は調べてみてください。そもそもMTRが何なのかという疑問もあるかと思いますが、ここはカセットを語る記事なので割愛させていただきます。
MTRもカセットの特殊な用途のうちのひとつです。

例としてTASCAM(TEACのプロ用ブランド)の代表的な4トラックのMTRを載せておきます。
TASCAM製PORTA ONEという機種で、ミキサー卓と一体化している一般的なタイプ。



他にもカセットには特殊な用途があって、

コンピュータの記録媒体としてもカセットテープが使われた時期がありました。



カセットテープはこういったデータ記録の媒体としてだけでなく、
なんとコンピュータゲームソフトまでも、カセットテープで販売されていた時期があります。

そんな時代を経て、コンピュータの世界では、今でもいわゆる「カセット」ではないですが、磁気テープにコンピュータのデータ記録することは企業向けITシステムなどで生きてます。



以上、
Amebaのブログネタに真剣に答えてみました。

カセット・テープ(コンパクト・カセット・テープ)にはまだまだディープなことがいっぱい!
磁性体の素材など掘り下げて語りだしたらネタはキリがないほどなので、
今回は、このへんで^^;


おまけ:
エンドレステープと似たようなもので、カセットとは言われていないですが、
8トラックと言われるテープメディアがありました。
主に車での使用が目的で開発されたもので、一方向にしかテープは進まない構造で、巻き戻しなど不要の構造で、名前のとおり8つの音声トラックがあり、音楽ソフトやカラオケソフトが市販されましたが、最後まで生き残った分野は馴染みのあるのはバスの車内放送でしょうかね。
再生機器の挿入口に差し込むというものだったため、カセットという言葉ではなくカートリッジと言われていました。8トラの愛称で親しまれたものです。
興味のある方は調べてみてくださいね~



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