エピローグ―そらりなラストライブ「天使の見つけた小さな幸せ」に出演してきました。― | Re:calledのブログ

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こんばんは、2号です。
最近器に凝っています。食べ物がおいしそうに見える器を見かけると買いたくなってきます。
大丈夫なんでしょうかねこの感じ、骨董品とかにお金を費やす人みたいになりそうで怖い笑


今回が、ステージとしてこのブログに投稿する記事としては最後になるのかな。
私たちRe:called、実はもうひとつだけステージに立たせてもらいました。


3月26日、ラストライブから4日後。
早稲田大学Street Corner Symphonyに所属する「そらりな」というアカペラバンドのラストライブに出演させてもらいました。
そらりなは混声4声、バラードを歌っており、4人中3人が今年度で卒業するバンドです。
誘いを受けたのは3月のこと。
そらりなのメンバーである2号の友人から誘ってもらいました。
これまでRe:calledは、主催ライブで誘う側になることはあっても、誘われることはほとんどありませんでした。
そればかりではなく、自分たちの最後のライブに私たちを誘ってくれるなんて、
こんなにうれしいことはありませんでした。誘いを見たとき、ちょっとだけ泣きました。笑


しかし、嬉しい半面複雑な気持ちもありました。
私たちはどのような気持ちを持って歌おうか。


私たちは3月22日で、たくさんの人に「さよなら」を言いました。
自分たちの力では、簡単には戻ってこられないそんな場所に、自分たちで歩を進めたのです。
「そんな難しく考えず、歌いたいなら歌えばいいじゃない!」と思う方もいるかもしれませんが、
ただ歌うのではなく、聴いてほしい、だから、考えたかったのだろうと思います。
真剣に考えることが、感謝をすることになると思っています。


考えて、話し合った結果、
「思い出として歌う」ステージにしよう、ということで出演をすることにしました。
私たちはもう、自分たちが歌いたいそれだけでは簡単にはステージに戻ってこられなくなりました。「さよなら」と言うことは、そういうことだと思っています。
でも、もし誰かがどこかで、思い出してくれたら。
そして、望んでくれたら。
私たちは、戻ってくることができます。私たちは、思い出だから。


そうしてなんとラストライブの4日後、笑
私たちは御茶ノ水KAKADOに戻ってきました。笑
笑うしかないですね。でも嬉しかったなあ。
そして共演バンドは、横浜国立大学からVaRe:ntineのみんな。
ここも、とても共演したかったグループなのです。
彼らも3月の初めにラストライブを終えましたが、今回復活しました。


リハを終え、本番へ。
一緒に歌いたかった仲間たちと、一緒に歌う。楽しみだなあ。嬉しいなあ。
きっといいライブになる、そんな確信にも似た気持ちがありました。


18:30開場、19:00開演。
お客さんが続々と集まって、やさしい雰囲気が流れます。


共演バンドトップバッターのVaRe:ntine。
みんなの笑顔が印象的でした。もう彼らの歌も聴けなくなるのかしらと思うと、やっぱり少しさびしい。最後の曲の「ねがいごと」、とても心に染みました。
彼ららしい、爽やかで、はつらつとして、スパイスも効いているけど、でも、いつも優しさを失わない、そんなステージでした。


続いて、私たちRe:called。
個人的には結構湿っぽくもならず歌えたな、と思いました。笑
大切な人の旅立ちに寄り添うって、こういう感じなのか、という不思議な気持ちでしたが、
なんだかとても優しい気持ちで、心をこめて歌うことができました。
楽しんで、笑顔で歌えたステージでしたね。^^


そして、主催のそらりな。
そらりなはライブの初めと終わりに20分ずつ、計40分のステージでした。
やさしくて、それでいて強い、そんな歌声と、楽しそうなおしゃべり。
いまこのとき、ここで歌っているということを、大切に抱きしめるようなステージでした。
後半のステージの最後には、卒業生から後輩へ、そして後輩から卒業生へとプレゼントの交換が。
そして、最後にオリジナル曲「天使の見つけた小さな幸せ」を歌いました。


とてもすてきな時間でした。
彼らの旅立ちのステージに私たちがより添えたこと、本当に幸せです。
最後に、それぞれのバンドの写真を。


VaRe:ntineのみんな。
ばれんたいん 

Re:called。
りこるど 

そらりなのみんな。
そらりな 

そして、全員で。
みんなで 


思い出してくれたから、戻ってこられました。
また聴きたい、歌ってよ、そう言ってくれたから、歌えました。


思い出してくれさえすれば、そして、望みさえすれば。
うたは、いつでも聴こえてきます。


最後になりますが、このライブにかかわってくださったすべての皆様に、心よりお礼を申し上げます。本当に、本当にありがとうございました。
そして、そらりなのみんな。
思い出してくれて、ありがとう。


もしかしたら、またどこかで、誰かの思い出として、歌う日が来るかもしれません。
そのときを楽しみに。


さて。
お別れです。


きっと、また会いましょう。
それでは。いつかまた、どこかで。