その方の後ろに立たれたのは、白髪の老人。
痩せて温和なお顔立ちと裏腹に、鋭く厳しい
眼が印象的でした。そしてその情景。
その方は努力家なうえに、明るく人好き、
友人も多いので仕事でも、人付き合いでも
いつも勝ち組。
でも、いえだからこそ、彼のお子さんたちは、
やれて当たり前そんなもんじゃダメの期待を
かけられて、いつの間にかやる気を失った。
でも、人にはみな違った目的があるから、
勝ちも負けもない。
働き方改革よりも、教育改革が先に必要なのかも。
父を失っても、立ち直れない彼らは今大人の
ひきこもりを卒業しようと、歩きだします。