先日、ドメイン更新の案内がきました。
しばらく使ってなかったのでどうしようか悩んでいましたが、
更新することにしました。

最近、すっかり企画が中心で、開発の現場から離れていたので
ブランクができています。
よし、これを機にちょっと開発のカンを取り戻そう!と
ついでにレンタルサーバーを借りてみました。

レンサバすっかり安くなっていますね。
個人的にできることが制限されるのは嫌いなので、借りるならVPSのサーバーを借りています。
一言で言うと、root権限がもらえるレンタルサーバーです。

root権限がもらえるということは、自由な反面、
いろいろと自分でやる必要がでてきます。
お手軽ではないです。

コントロールパネルでrootアカウントのパスワードを設定すると、
SSHでログインできるようになります。
最初にできるのはこれだけ。
apacheも入っていないのでwebサーバーにもなりません。

いろいろとやることはあるのですが、
レンタルサーバーを借りたら、とりあえずこれをやるという内容を
備忘録もかねてまとめておこうと思います。


ユーザーを作成する


# adduser (ユーザー名)


作り終わったら、SSHでログインできることを確認します。

SSHのrootログインを禁止する


作成したユーザーでログインできたらrootでのログインを禁止します。
理由はセキュリティの向上です。
rootでログインできると、rootというユーザーがいることはわかっているので、
rootのパスワードが分かればサーバーにアクセスできてしまいます。
rootでログインができないと、ユーザーIDとパスワードの組み合わせが
必要になります。しっかりした強度のパスワードを設定してあれば、
ユーザーIDの推測が必要な分、強度は高くなります。

やり方は

# vi /etc/ssh/sshd_config


42 #PermitRootLogin yes


42 PermitRootLogin no

に変更。
※行番号は環境によって異なります。

# /usr/sbin/sshd -t #変更のテスト
# /etc/init.d/sshd restart #sshdの再起動


最期にrootでログインできないことを確認します。

サービスの確認


念のため、動いているサービスを確認しておきましょう。

# service --status-all


いくつか不要なサービスもありますが、
まぁ、とりあえずそのままにしておきます。

OSのアップデート


インストールされていたのはCentOS 6.2。

CentOSのホームページで確認したところCentOS 6.3が出てました。
心配なので最新版にしておきます。

# yum update

(※1)

終わったらバージョンを確認します。

# cat /etc/redhat-release
CentOS release 6.3 (Final)


ちゃんとCentOS 6.3になっていました。
めでたしめでたし。

※1 結果的に同じようですが、yum updateよりyum upgradeを使う方が正しそうです。
http://d.hatena.ne.jp/kanonji/20121120/1353387898

ようやくApacheのインストールの準備ができました。


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