エスプレッソマシンについて | ラテアートバカ一代によるラテアート日記!

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現在、北千住のCoffee And Talesにおいて、月に2回のペースでラテアート教室を開いています。

ラテアート講習会の告知等もこちらで行っておりますので、興味のある方はご連絡ください。

こんばんは。

なんだかここのところすごくモヤモヤしているバカ一代です。

私事ながら、早く安心したいですね。
最近、一日が長いです。


さて。今日はエスプレッソマシンについて少し書こうと思います。


何故かというと、ラテアートに興味津々の後輩から最近いろいろと聞かれたので、僕のブログをご覧になってる方もエスプレッソマシンについて知りたいこともあるのかな、と思いまして。


よくある質問が


「どのマシンがいいですか??」

ですね。


正直、答えにくいです(笑)


値段がものをいうのはいうまでもないですが、そもそもどういうスタイルで使いたいのかということもわからないと教えようもなかったり。


例えば、美味しいエスプレッソを自分で淹れたい人と、とにかくミルクを注いでラテアートをしたいという人では使うべきマシンも異なります。


前者なら、セミオートのマシンを買うべきですし、後者なら、全自動のエスプレッソマシンを購入するといいと思います。


個人的には、ラテアートをする以上はエスプレッソにも詳しくなって欲しいので、セミオートのマシンを購入し、タンピングなども経験しながらラテアートを作っていったほうがいいと思いますので、家庭用のセミオートのマシンを進めています。


どんなマシンかというと、


EC200N

や、

ECO310


あたりですね。

前者は、とにかく安く、ラテアート講習会などでもよく使われていて、例えば講習会で習ってきた内容をそのまま家で実践できるなどのメリットがあります。


そして後者は、少し高いです。3倍くらいの値段になります。

ただし、スペックとしては、EC200Nとそこまでの開きはないと思います。

どちらでもラテアートはできますし。


ただ、こちらのマシンのメリットとしては、

①暖機や、エスプレッソの抽出とスチームの切り替えが少し早い

②スチームノズルの形状が縦長なので、ミルクピッチャーのサイズが選べる

ことがあげられます。


①については、EC200Nのボイラーは加圧するのに時間がかかり、コツを掴まないと少しだけもたつきます。

②については、EC200Nでは12ozのミルクピッチャーでないとスチームノズルが届かないためスチームできないのですが、ECO310では20ozのミルクピッチャーが使えます。

なので、二杯一度にスチームができます。

(実際使ったわけではなく、マシンをみて採寸したことによる僕個人の考えなので、実際とは異なるかもしれません。
購入する方は、ご自身で確認をお願いします。)


まぁ、趣味でラテアートをするのに二杯どりの必要はあまりありませんが。


さきほども言いましたが、能力的にはどちらもそこまで変わりません。


値段の差はデザインや、使う素材によるところもあると思います。


僕個人の意見でいえば、どちらもラテアートができる以上、安いEC200Nを購入すればいいと思います。


あと、どちらにしろセミオートのマシンを買うならば、グラインダーの購入も検討しておくべきです。


一番安く買うなら、デロンギのグラインダーがおすすめです。


KG364J


僕も講習会で使ってますが、安い割になかなかだと思います。


上級者は、2分の1カットという改造を施しているようですが、それについては僕は触れません。


改造したい方は自己責任でどうぞ。


ちなみに、僕は仕事でラテアートをしていて、家ではあまりラテアートをしません。

したい時には、スタバやタリーズで豆を挽いてもらい、その豆をその日のうちに使い切って練習するということをしています。


100g500円くらいで買ってきて、シングルで抽出して10杯以上作ります。


数日間にわけて数杯ずつ作る方にはオススメしませんが、そういう練習の仕方もあります。


あと、ついでに全自動のエスプレッソマシンにも触れておきますと、個人的にオススメのマシンはデロンギのESAM1000SJです。


ESAM1000SJ


実はこれの業務用バージョンを仕事で使っているのですが、とにかく楽にラテアートの練習をするにはいいマシンです。


ボタン一つでそこそこのエスプレッソが抽出できますし、二回にわけて濃く出せば、コントラストもくっきりします。


スチームのパワーが弱いのが難点ですが、泡立て、対流をきちんと行えばラテアートは十分できます。


ただ、ボイラーが一つだけなので、エスプレッソとスチームの切り替えに時間がかかりますので、そのあたりはコツが必要です。



いろいろと不便も感じますが、この値段で全自動でそれなりにラテアートもできるというのは、素晴らしいと思います。



みなさんのマシン選びの参考になれば幸いです。


photo:01




これは今日作ったチューリップ。




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