固ゆで卵で行こう!

ハードボイルド・冒険小説をメインにした読書の日々。


時に映画やRockな日々。またDragonsを応援する日々。そして珈琲とスイーツな日々。


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有頂天家族 二代目の帰朝 有頂天家族 二代目の帰朝
森見 登美彦

幻冬舎 2015-02-26
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面白きことは良きことなり!

 

毛玉たちがころころして、天狗たちが火花を散らし、人間たちはやはり人間であって・・・。

 

今回はあの弁天をも凌駕する能力をもった二代目の帰朝から始まる大騒動。

 

その中に、陰謀、策謀、更には恋愛要素も多めだっただけに、思わずニヤニヤしながら読みました(笑)。

 

海星がどうして矢三郎の前に姿を見せないのかの謎も判明したり、長兄が矢三郎のピンチに男らしいところを見せるなど、本当に見どころ満載でしたねぇ。

 

そして、そんな大騒動の末に、最後、弁天を見守る矢三郎の姿にちょっと切なくなってしまいました。

 

 

さて、完結編となるはずの第三部はいつ?!

 

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戦始末戦始末
矢野 隆

講談社 2017-01-25
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負け戦で殿軍をつとめる事になった武将たちの姿を描く短編集です。

 

時間軸に沿って秀吉を軸に描かれるのは、死と向き合う時のそれぞれの心情。

 

生きて先を見据えようとする者もいれば、死そのものを望むかのような者。

 

その姿はやはり死というよりはどう生きてきたかといった、戦国武将としての生き様を見せてくれているようです。

 

秀吉のコミカルな姿を見せる「禿鼠の股座」から、熱すぎる戦いを見せる高橋紹運の「孤軍」、それに関ヶ原での島津義弘の家康の陣中突破を描く「丸に十文字」など、どれも読み応えありました。

 

 

 

 

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ヴァン・ショーをあなたに 〈ビストロ・パ・マル〉 (創元推理文庫)

ヴァン・ショーをあなたに 〈ビストロ・パ・マル〉 (創元推理文庫)
近藤 史恵

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〈ビストロ・パ・マル〉シリーズ2作目。

 

1作目を読んだのが随分前だったけど、三舟シェフの名推理と美味しそうな料理、そして最後のヴァン・ショーに酔いしれるように読了しました。

 

今回は途中の物語から視点が変わってびっくり。

 

そしてソムリエの金子さんの変な俳句が無かったのはちょっと残念(笑)。

 

しかし前作同様、ちょっと胸が痛くなるようなものだったり、ほんのり胸が温かくなるような物語はとても心地よいですね。

 

また、猫に餌を与えてしまう様子や、視点が変わって語られる三舟シェフがフランスで修業していた頃の事など、今まで知らなかった側面が見れたのも良かったです。

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凍てつく街角 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ) 凍てつく街角 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)
ミケール カッツ クレフェルト Michael Katz Krefeld 長谷川 圭

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ある事情で休職中の身であるコペンハーゲン警察の捜査官トマス・ラウンスホルト、通称ラウンは酒に溺れる毎日を過ごしていたが、友人からの二年前から行方不明になっているリトアニア出身の女性マーシャを探してほしいという依頼を気が進まないながらも引き受ける事に。

しかしながら調べるうちに彼女の失踪には国際的な犯罪組織が絡んでいるのではないかと疑いはじめる。




妻が何者かに殺されそのショックで休職の身となり酒に溺れるコペンハーゲン警察の刑事トマス。


そんな彼が行方不明となった女性マーシャを捜すためにストックホルムの夜の街へと向かう事になる様子を、トマスとマーシャ、それにもう一人の人物の視点で時間軸も変えて交互に描いてます。


もともと自分自身を売り物にはしていたものの、それをやめようとしていた矢先に恋人からの裏切りによってマーシャは底なしの悪夢へと陥る事になります。

そんなマーシャの身に起こる出来事に、マーシャが生きているのか心配になりながら、そしてトマスが妻の死を受け入れて再び人生を取り戻せるのかが、徐々に高まる緊張感でもって描かれています。


さらに、若い女性を狙った猟奇殺人事件がマーシャの身に起こっている事とどう関係あるのかといった事ももう一つの軸として描かれています。


シリーズ1作目という事で登場人物の紹介的な感じもありますが、主人公のトマスがなんだかんだ言いつつ傷つきながらもマーシャを捜しだそうと一人奮闘する姿には熱くさせられますし、そんなトマスだからこそ周りの人物も彼が酒に溺れてどうしようもなくなっても身捨てずにいたのでしょう。


そういった意味で魅力的な部分も多いですし、シリーズのこの先を楽しみにしたいですね。

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あきない世傳 金と銀〈3〉奔流篇 (時代小説文庫) あきない世傳 金と銀〈3〉奔流篇 (時代小説文庫)
髙田 郁

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〈あきない世傳 金と銀〉シリーズ三作目。


幸が運命を受け入れるかのように、商いの道を惣次と一緒に歩む決意をし、夫婦で共に五鈴屋を大きくしていこうとする様子は、どこか微笑ましく幸せそうでもありました。


しかし、そう簡単にはやはりいかないんですねぇ。


後半に入って幸のことを認めていたはずの惣次の言動に変化が。


二人で店を大きくしていこうと言ってたはずが、幸の商才に嫉妬するかのように、幸は家を守っていればいいのだみたいな言葉が惣次から出だした時に感じた嫌な予感は的中するけれど、だからこそ幸は商いの道により深く入っていけるんでしょうね。


さてさて幸の商いの才能はいよいよ本格的に開花しそうです。


けれどもその前途に逆風が吹くのは間違いないので、幸の運命がどのように描かれていくのか今後がますます楽しみです。

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