固ゆで卵で行こう!

ハードボイルド・冒険小説をメインにした読書の日々。


時に映画やRockな日々。またDragonsを応援する日々。そして珈琲とスイーツな日々。


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ロサンゼルスのスラム街で麻薬斡旋所の見張り役をする15歳の少年、イースト。

警察の強制捜査によって施設が押さえられ、責任を問われたイーストに、組織の裏切り者である判事を殺せとボスが命令する。
標的は遠く東に離れたウィスコンシン州へ旅行中で、組織幹部が裁かれる法廷に証人として立つためにロサンゼルスに戻ってくる前に始末しなければならない。

13歳にして殺し屋である弟と他2名の4人で2000マイルに及ぶ旅が始まる。

 

 

 

 

15歳の黒人の少年イーストは、叔父であるギャングのボスに命じられ人を殺しに東へ赴く事に。

 

同行するのは不仲である13歳の殺し屋の弟の他に2人。

 

これまで見張り役という仕事を果たしてきたイーストは今度の任務もきっちり果たそうと、チームの調整役たらんとしようとします。

 

けれども、東へ向かう道中で仲間達との間に生まれる軋轢は、しっかり者のように見えたイーストも、やはりまだ15歳の子供なのだなといった印象。

 

そしてひたすら東へ向かった先、ようやく使命を無事に果たし終える事ができたかに思えたあとに起こった出来事は、イーストに何をもたらしたのか。

 

これまでの生き方を見つめ直す時間を持つ事が出来たイーストは、最後、ある決断を下します。

 

イーストが旅路の中で経験し成長する様子はドライに描かれているけれど、クライムノベルでありロードノベルであり青春小説として結実するラストも印象深かったです。

 

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〈ローダンNEO〉シリーズ4巻目。

 

この巻は今までは描かれていなかったトーラの事が分かります。

 

アルコン人の中では異質とも言える人物である事が読者にも提示され、トーラの探索行の行方が気になりますね。

 

また、地球では予知夢を見る男エラートがローダンに会いに行こうとする姿が。

 

そのエラートが見るヴィジョンは一体何を示唆しているのか。

 

そして中国の将軍パイ・ジェンが実際には何を考えているのかも気になるところですよね。

 

そしてローダンにとっては切り札でもあるはずのアルコン人のクレスト。

病を治療しに行った先で陥る危機。

果たしてクレストの身に何が起こったのか。

 

ローダンを中心に、世界のあちこちで様々な事件が起きて、それがどのように繋がっていくのかと、気になるところが大過ぎな状態ですが、毎月続きが出るのはありがたいですね(笑)。

 

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放たれた虎 (ハヤカワ文庫NV) 放たれた虎 (ハヤカワ文庫NV)
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英国情報部の落ちこぼれスパイたちが集められた“泥沼の家”のボスのジャクソン・ラムの秘書キャサリンが、何者かに拉致された。

犯人からの連絡を受けたリヴァー・カートライトはキャサリンを助ける為に、情報部の本部へ侵入して犯人が指定した情報を盗み出そうとするのだが・・・。

 

 

 

〈窓際のスパイ〉シリーズ3作目。

 

キャサリンが昔の男に誘拐され、そのキャサリンを助けるために動き出す落ちこぼれスパイの“遅い馬”たち。

 

果たしてキャサリンが誘拐された目的とは?!

 

リヴァーがハイパーリンクをスルーしてしまうのは、ちょっと不自然かなと思うけれど、落ちこぼれスパイたちそれぞれが抱えている問題を、“泥沼の家”の主たちであるラムが部下たちに放つ言葉のように、シニカルでありながら、ほんのり優しさが感じられる描写にはやはりクセになりますね。

 

さて、今回は局内における立身出世などが絡んでの事件となりましたが、リヴァーたちもいつかは“泥沼の家”を抜け出し、本来のスパイとしての職務に復帰する事を夢見ています。

 

“遅い馬”たちは決して仲間意識も強くなく、チームワークもいいとは言えないながらも、キャサリンを助けるために結果的にチームとしての働きを見せる様子もあり、彼らの今後の活躍、もしくは転落する様子も楽しみにしたいところです。

 

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白骨〈下〉 (犯罪心理捜査官セバスチャン) (創元推理文庫)

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山中で見つかった白骨化された六人の遺体。

その頭蓋骨には弾痕があり、殺人捜査特別班が出動する事に。

トルケルから声を掛けられたセバスチャンは、家に居座ってしまったエリノールを厄介払いするきっかけにする為と、班の一員であるヴァニヤの近くにいれる事から現場へ同行するのだが。

 

 

 

〈犯罪心理捜査官セバスチャン〉シリーズ三作目。

 

セバスチャンに妄執するエリノールの存在は確かに怖いものがあるけれど、そうさせたのはやはりセバスチャンなわけで、そんな彼がエリノールに掛ける、いくらなんでもと思わず声にしてしまいそうな、非道過ぎる言葉。

 

また、セバスチャンがヴァニヤの傍にいたいがために行おうとする行動も酷いものがあります。

 

もっともその辺りは逆にセバスチャンを愛おしい人物として感じさせないでもないですね。

 

さて、今回は主人公のセバスチャンは事件への積極的な関与はなく、事件そのものもモヤモヤした中で終盤で一気に片付いていきました。

 

そんな中で、捜査班のチーム内の人物関係の変化が主に描かれていて、セバスチャンがどうして女性にもてるのかといった他人からセバスチャンを見た様子なども興味深く読めました。

 

そしてついにエリノールを厄介払いし、ヴァニヤとの距離もぐっと近づけたと思ったセバスチャンですが・・・ぬおー、なんというクリフハンガー的な終わり方!

 

続きを早と思ったら、間を開けずに11月にはシリーズ4作目が刊行されるみたいで、東京創元社様には感謝です(笑)。

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ピエロがいる街 ピエロがいる街
横関 大

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「開かれた市政、会いに行ける市長」とのスローガンを掲げる宍戸市長は、時間さえ空いていればどんな来客でも応対するが、兜市は財政難の危機にあり、市議会も大荒れが予想されていた。

そんな兜市の駅前で就職活動がうまくいかず悩んでいた立花は、突然ピエロに話しかけられ、いつの間にかピエロの助手として働く事になる。

 

 

 

ピエロの正体はあの人でしょ~。

 

なんて、先入観を持って読んでたせいで、最後まですっかり騙されていました。

 

いや、そう見せかけて違う人と見せかけつつ、やっぱりあの人なんじゃないのと思いつつ読んでたんですけどね(笑)。

 

市の為に暗躍(?)するピエロの助手となった立花くんの奮闘が彼の成長へと繋がる様子も爽やかですし、市の財政難の危機と自身の政治生命の危機に、宍戸市長がどう立ち向かい、いかに市を立て直すのかといったところも気になりつつ読み進めました。

 

そして立花くんがピエロの助手に選ばれた理由も含め、それぞれが繋がってラストに収束されていく様も楽しく読めました。

 

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