固ゆで卵で行こう!

ハードボイルド・冒険小説をメインにした読書の日々。


時に映画やRockな日々。またDragonsを応援する日々。そして珈琲とスイーツな日々。


テーマ:
働かないの―れんげ荘物語 働かないの―れんげ荘物語
群 ようこ

角川春樹事務所 2013-08
売り上げランキング : 339633

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

『れんげ荘』の続編(過去記事はこちら


有名広告代理店でのキャリアも、世間体ばかり気にする母親との生活からも解き放たれたキョウコですが、都内の格安アパート「れんげ荘」での生活も住み始めて3年が経ちました。


働かず、日々をただ過ごしていく事を選んだキョウコの生活も、何かに追われる事もなく、ゆるりとした時間の過ごし方はうまくなっているようです。


けれども、何もしなくても、毎日なにかしらの変化はあるものです。


ちょっとした事で心にさざ波が立って考え込んでしまうキョウコは、やっぱり根が真面目なんですね(笑)。


働かない事を選択したキョウコのような生活に憧れる部分はあるけれど、やっぱり今後の生活は不安になるし、物欲は減らないのでキョウコのように生きるのは難しそうです(笑)。

いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)

テーマ:
ファミリー・レス ファミリー・レス
奥田 亜希子

KADOKAWA/角川書店 2016-05-27
売り上げランキング : 308662

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


家族をテーマにしている連作短編集。


けれども、家族の絆といった普遍的なテーマを描いていながら、欠けてしまった「何か」から捉えられてどこか斜めな視点から、ピリと辛く胸に刺さる言葉で描かれているのが特徴です。


たとえ家族であっても個々の想いや考え方があり、それだけに欠けた部分が切なくもあるけど、それでも家族であるがゆえに切れない繋がり。


それは、共感できるようで出来なかったり、またその逆で共感できないようで知らずに共感する部分を感じ取ってしまう部分もあります。


その相反するような複雑な感情も、何故か読了後は心地よく感じるんですよね。


やはりこの作家さんは今後も注目していきたいと思わされました。


いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)

テーマ:
バサジャウンの影 (ハヤカワ・ミステリ1914) バサジャウンの影 (ハヤカワ・ミステリ1914)
ドロレス・レドンド 白川 貴子

早川書房 2016-12-08
売り上げランキング : 109908

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


 スペインのバスク地方のバスタン渓谷で、連続少女殺しが発生する。

地元出身のアマイアは捜査主任を命じられるのだが、故郷に帰った事で捨てたはずの自分の過去に直面する事に。

さらに死体発見現場では、バスク神話の精霊である大男バサジャウンの姿が目撃されており、事件は混迷していく。



なんというか、不思議な読了感でした。

ミステリーとしての面白さよりも、事件の舞台なったバスク地方のバスタン渓谷の伝説の雰囲気が物語を覆っているせいで、どこか幻想的な雰囲気もあり、なんだか煙に巻かれたような気持ち(ちょっと違うけど)。


無残な姿で発見された少女の遺体。

猟奇的な連続少女殺人を、出身地で起こった事件という事もあり特別捜査本部の責任者に命じられたアマイアは、田舎に帰った事で封じていた自身の過去と向き合う事になるのですが、愛する夫や家族にも隠していた過去がアマイアを苦しめる事に。


更に、バスク地方の迷信や伝説の影に覆われ事件は混迷します。


真犯人については伏線が分かりやすかったので、ある地点でだいたい判明。

また、真犯人は犯行が続けられたのは運が良かっただけじゃないかというツッコミも無い訳でも。


しかし、舞台となるバスクの渓谷地方の描写や、主人公を中心とした人間模様はなかなか興味深く読めましたね。


続編も楽しみにしたいと思います。

いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)

テーマ:
ヘビメタ中年! (小学館文庫) ヘビメタ中年! (小学館文庫)
荒木 源

小学館 2016-11-08
売り上げランキング : 231195

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


高校時代にヘヴィメタルバンド・ブラッククローを組んでいたメンバー4人は、三十余年の時を経てバンドを再結成する。

そんなメンバーそれぞれにメタルが絡んだ事件が降りかかるのだが。





高校時代のメタルバンドのメンバー4人が中年になって再結成。


バンド活動を楽しんでいた4人に降りかかる事件とは?!


メタルの激しさや熱さよりは、どちらかといえばハートフルな物語。


そして、4人それぞれに降りかかる事件は、なんの繋がりもないバラバラに見えた物語。


しかし最後に繋がるを見せるのですが・・・最後の物語を読み始めて真相はすぐに見えちゃいました。


それでも音楽が好きなら、もうそれだけで楽しめそうですね(笑)。


もっとも自分はメタルはあまり聴かずHR系を好んでるので、メタルが好きだったらより楽しめたかも知れないですねぇ。


ところで本作は映画にも『オケ老人』の姉妹編との事で、そちらの登場人物たちもこちらに顔を出しているみたいなので、『オケ老人』の方も読んでみたいところです。

いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)

テーマ:
ぼくはまだ、横浜でキスをしないぼくはまだ、横浜でキスをしない
樋口有介

角川春樹事務所 2016-08-31
売り上げランキング : 85327

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

夏休み目前に母と離婚した父にから半年振りに呼びだされた高校二年生のアキオは、父の隠し子を名乗った女性が現れたと聞かされる。
10年前に盗撮事件で逮捕された父は、刑事だというその女性が本当に自分の娘であるか調べるのに抵抗があり、アキオに調べるように依頼してき、アキオは実際に会ってみる事に。

そこでアキオは彼女から盗撮事件の背後には、父をハメようとしていた陰謀の存在があったらしいと知らされる。
加えて、幼馴染で不思議な美少女お嬢様・メイに、言葉を喋る猫「ミケ」が登場し・・・。





樋口さんらしい青春ミステリですが、表紙の印象もあるけど本作はその中でも特にPOPな印象を受けました。


樋口さんの軽やかで独特な文章で無ければライトノベルと言っていいかも知れません(笑)。


主人公の少年のどこか人生を達観しているかの様子や、小学生時代の元同級生の美少女の面倒な部分はあるけれどほっとけない感じ。


それに美猫にとり憑いた幽霊や、変態官能小説家の父親とのやり取りなどの絶妙なバランス感覚は読んでいていつも通り楽しかったです。


ちょっと映像(アニメ可)でも観てみたいようなお話でしたね。

いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)

AD

Ameba人気のブログ

Amebaトピックス

      ランキング

      • 総合
      • 新登場
      • 急上昇
      • トレンド

      ブログをはじめる

      たくさんの芸能人・有名人が
      書いているAmebaブログを
      無料で簡単にはじめることができます。

      公式トップブロガーへ応募

      多くの方にご紹介したいブログを
      執筆する方を「公式トップブロガー」
      として認定しております。

      芸能人・有名人ブログを開設

      Amebaブログでは、芸能人・有名人ブログを
      ご希望される著名人の方/事務所様を
      随時募集しております。