固ゆで卵で行こう!

ハードボイルド・冒険小説をメインにした読書の日々。


時に映画やRockな日々。またDragonsを応援する日々。そして珈琲とスイーツな日々。


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そしてミランダを殺す (創元推理文庫) そしてミランダを殺す (創元推理文庫)
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搭乗する予定の飛行機の待ち時間、空港のバーで出会った美女リリーに酔った勢いで妻の浮気を打ち明けたテッドは、いつしかリリーと妻ミランダの殺害について話し始める。

 

 

 

空港のバーで出会った美女リリーにテッドは自身の妻ミランダの浮気を酔った勢いとはいえ打ち明けます。

 

やがてリリーからそそのかされるようにミランダを殺したいと言葉にしたテッドは、リリーと共にミランダ殺害の計画を立て始めます。

 

果たしてリリーによって進められる計画は順調に進むかと思えますが、当然そう簡単にはいかないのがサスペンス。

 

序盤はいまひとつ乗れない部分もあったものの、テッドに起こるある出来事の後、急転直下の展開を見せます。

 

その出来事が起こるまでは殺害計画を立てるテッドとリリーの視点から描かれていましたが、更に別の登場人物の視点で物語が描かれるようになり、よりサスペンスフルに。

 

殺そうとした側、逆に殺される側、それぞれの思惑が果たしてどのような事態を見せるか、ページを捲る手が止まらなくなり、最後の最後まで目が離せないものに。

 

そしてラストで示される本当の結末を示唆するもの・・・。

この手のサスペンスでは納得のものではあるものの、思わず嘆息してしまいそうにもなりました。

 

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少女〈上〉 (犯罪心理捜査官セバスチャン) (創元推理文庫) 少女〈上〉 (犯罪心理捜査官セバスチャン) (創元推理文庫)
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少女〈下〉 (犯罪心理捜査官セバスチャン) (創元推理文庫) 少女〈下〉 (犯罪心理捜査官セバスチャン) (創元推理文庫)
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一家四人が散弾銃により惨殺される。

容疑者はすぐに浮かび上がるが、捜査責任者となった警部は現場となったトシュビー市の市長でもある妻のため、そして昇進したばかりの自身の保身のためにも早期に事件を解決するために、トルケル率いる国家刑事警察殺人捜査特別班を呼ぶ。

 

 

 

前作のラストがラストだっただけに続きが気になってたので、まずはすぐに翻訳紹介してくれた出版社様に感謝!

 

さて、今回の事件は子供二人を含む一家四人殺害事件。

 

唯一の目撃者と思われる少女に自身の亡くした娘を重ねて寄り添おうとするセバスチャンに思わず共感。

 

でもやはりセバスチャンはセバスチャンなので、節操無く女性と寝ちゃうあたりには呆れるばかりです(笑)。

 

しかしそれもセバスチャンが自身を守ろうとする心の現れかも知れません。

 

ところで捜査チームの中でビリーの様子に不穏なものが見え始めます。

 

そんな厭な予感もしてきたりする中で後半に入っていくのですが、唯一の目撃者である少女ニコルを守るための行動を進めるうちに、ニコルから信頼の情を受け、よりニコルへの想いを強くするセバスチャン。

 

その抱えている痛みには、まさかセバスチャンのために涙腺が弛むとは思わなかったですね。

 

そんなセバスチャンにまさかのヴァニヤの仕打ち。

 

うーん、そこまでしなくてもと思わないでもないですが、真にセバスチャンが人間らしい人間になるには、ヴェニヤの取った行動はもしかしたら正しいのかも。

 

それにしても今回も人間模様にはらはらさせられます。

 

予感的中ですがビリーの問題があらわになり、そしてラストは・・・またまたクリフハンガー的な終わり方!!

 

早く続きがまたも知りたい!

 

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その先は想像しろ (集英社文庫) その先は想像しろ (集英社文庫)
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世界的人気ロックバンドのボーカルが突如姿を消す。

身代金の要求も無く姿を消す理由も見当たらない。

一方、その二年前、二人のチンピラがマフィアの金を盗んで逃亡していたのだが・・・。

 

 

 

著者の前作「悪意の波紋」(過去記事はこちら)が面白かったので、昨年発売された本作も期待していたものの、読むのがすっかり遅くなってしまいました。

 

そして読了後は、今まで何故に積読にしていたんだと、自分を叱りたくなるような素敵な物語で、思わず人にお勧めしたくなりました。

 

 

しかしながら、第一章の最初はとっつきにくい部分は否めません。

 

ただ、読む進むうちに、まるで映画のワンシーンのように脳裏に鮮やかに浮かんでくるような描写もあって、徐々に登場人物たちが愛おしく思えてきます。

 

フランスのカレーのチンピラ二人。

そのチンピラのうち一人をある仕事で雇っていたマフィア。

そしてミュージシャンを夢見ているシンガー。

 

彼らがささいな事で繋がり、そして転がるように事態が動き出していく様子は、なかなかその先は想像しろといっても出来ないもの。

 

そして第二章、第三章と、それまでに描かれてきた事が覆るような事実が明らかになっていきます。

 

それらはほんのちょっとしたボタンのかけ違いなようなもので繋がっており、それだけに切ないものが。

 

でも、この物語の全編に流れていたもの、繋がっていたものは、それぞれ形は違っていても“愛”だと気づいた時に、とても胸がいっぱいになるという幸せな読書体験であった事に気付きました。

 

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売春婦殺害容疑で逮捕されたアンドレ・ラコースからハラーのもとに弁護の依頼が。

被害者であるジゼル・デリンジャーが、生前にハラーの事を「最高の弁護士」と話していたという。

そしてデリンジャーは、ハラーがかつて何度も窮地を救っていたグロリア・デイトンだった。

 

 

 

検事総長選に落選し、その原因となった事件によって娘と関係が悪化し悩むハラー。

 

そんなハラーが手掛ける事になるのは殺人容疑で拘留されたデジタル・ポン引きからの依頼。

 

そして殺害された被害者はハラーにとって自身が弁護士である事を誇りに感じる存在であった、思い入れある人物グロリアである事も判明します。

 

更に調査を進めるうちに徐々に浮かび上がる事件の裏側。

 

いくつもの事柄、いくつもの人物が絡み合ってそれは複雑した様相を見せますが、ハラーを中心にした登場人物たちが魅力的な事も相まり、裁判の行方、事件の真実が気になってグイグイと読ませるあたりはさすがコナリーといったところでしょうか。

 

後半に入ると法廷を舞台とした場面が多くなり、検察側との駆け引きをハラーを通して存分に楽しめます。

 

反則すれすれというか、もはや反則としか言いようのない仕掛けが成功し、それを利用して裁判の行方をものにする様子などは読み応え抜群。

 

更に、ハラーにとっては娘との関係や、ハラーにとって大切な存在の一人の喪失、また、アシスタントを務めるジェニファーの成長ぶりがうかがえるなど、事件の周辺で起きる事柄が物語に厚みが加えられています。

 

その結果、最終的に裁判自体は大きな成功を収めたかも知れませんが、ハラーの人生にとっては大きな分岐点となる結末だったのかも知れません。

 

ところで、この作品を最後にリンカーン弁護士ものは書かれていないとの事。

確かにこの作品でシリーズが完結したと言われても納得できる終わり方でしたが・・・ファンとしては納得したくない!

 

ボッシュものでは味わえない別の興奮がこのリンカーン弁護士シリーズでは得れるので、是非ハラーの活躍を今後も見せて欲しいところです。

 

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スターダスト (ローダンNEO 1) スターダスト (ローダンNEO 1)
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2036年、NASAのペリー・ローダン少佐は、連絡の途絶えた月のアームストロング基地を調査するため、《スターダスト》にて月へ向かう。

しかし、《スターダスト》が送り出された裏には隠された真実があった。

 

 

 

宇宙英雄〈ペリー・ローダン〉がリブートされたものが刊行されると知って楽しみにしてました!

 

生きてる間には絶対に正編を全部読むことは出来ないと、手をつける事はしなかったマルペをこういう形で読めるってのは嬉しい機会ですね。

 

もっともこのリブート版も海外での刊行に追いつく事は無さそうなので、この第一期分だけで読むのをやめるかも知れませんが(;´▽`A``

 

なにはともあれ長大なスペースオペラの導入部として楽しめました。

 

この巻ではローダンが月へ向かう任務の裏に何かが隠されていると知りながら、月面でのファーストコンタクトでの危機をどう切り抜けるのか。

 

また、地球では異星人の存在とその超科学を巡って世界情勢が混沌としている様子が示唆されています。

 

ローダン達がアルコン人と出会い、世界にどのような変化が起こっていくのか、次巻以降が楽しみです。

 

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