固ゆで卵で行こう!

ハードボイルド・冒険小説をメインにした読書の日々。


時に映画やRockな日々。またDragonsを応援する日々。そして珈琲とスイーツな日々。


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2017年2月の読書メーター
読んだ本の数:10冊
読んだページ数:2903ページ
ナイス数:318ナイス

凍てつく街角 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)凍てつく街角 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)感想
妻が何者かに殺されそのショックで休職の身となり酒に溺れるコペンハーゲン警察の刑事トマス。そんな彼が行方不明となった女性マーシャを捜すためにストックホルムの夜の街へと向かう事になる様子を、トマスとマーシャ、それにもう一人の人物の視点で時間軸も変えて交互に描いてます。マーシャの身に起こる出来事に、マーシャが生きているのか心配になりながら、そしてトマスが妻の死を受け入れて再び人生を取り戻せるのかが、徐々に高まる緊張感でもって描かれていて良かった。トマスの周りの人物も魅力的だし続きを楽しみにしたいですね。
読了日:2月28日 著者:ミケールカッツクレフェルト,MichaelKatzKrefeld
あきない世傳 金と銀〈3〉奔流篇 (時代小説文庫)あきない世傳 金と銀〈3〉奔流篇 (時代小説文庫)感想
幸が運命を受け入れるかのように、商いの道を惣次と一緒に歩む決意をし、夫婦で共に五鈴屋を大きくしていこうとする様子は、どこか微笑ましく幸せそうでもあったけれど、そう簡単にはやはりいかないんですねぇ。後半に入って幸のことを認めていたはずの惣次の言動に変化が。嫌な予感は的中するけれど、だからこそ幸は商いの道により深く入っていけるんでしょうね。さてさて幸の商いの才能はいよいよ本格的に開花しそう。しかしその前途には逆風が吹くのは間違いないので、幸の運命がどのように描かれていくのか今後がますます楽しみです。
読了日:2月24日 著者:〓田郁
悪い夢さえ見なければ (ロングビーチ市警殺人課) (創元推理文庫)悪い夢さえ見なければ (ロングビーチ市警殺人課) (創元推理文庫)感想
面白くない訳ではないけれど、物足りない部分は確かにあるのは、事件そのものを追ううえで、特に大きな見どころ的なものが無いせいでしょうか。主人公のダニーの再生の物語であるけれど、そこにもっと焦点が当てた描写が欲しかったかな。それでも警察内部の仲間同士のやり取りなどが思わずクスッとさせられたりして、今後の警察小説としての楽しさを期待させてくれていますね。
読了日:2月21日 著者:タイラー・ディルツ
満潮〈下〉 (創元推理文庫)満潮〈下〉 (創元推理文庫)感想
沢山の登場人物で、思わず少し戻って確認しながら読む事もしばしば。それぞれ個性があり、事件の真相も気になり読み進めたんですが、なんにせよ色んな物事や人物が繋がり過ぎな印象。偶然にしては過ぎるのでもう少し絞って描いた方が物語が散漫にならずに済んだのではないかと、読みながら気になってしまった。それでもやはりテンポの良さもあって一気に読ませますね。主人公のオリヴィアが意外と普通の人物であったのが物足りなかったところですが、最後に明かされる事柄にはちょっと驚きました。続編も楽しみに待ちます。
読了日:2月17日 著者:シッラ&ロルフ・ボリリンド
満潮〈上〉 (創元推理文庫)満潮〈上〉 (創元推理文庫)感想
警察大学の学生オリヴィアが主人公ではあるけど、いくつもの視点で描かれているので主人公色は薄いですね。警官であった父が手掛けていた未解決事件に関わるオリヴィアは事件を調べるうちに何を発見するのでしょうか。なかなかリーデビリティが高いので、一気に読み進めて・・・下巻へ!
読了日:2月17日 著者:シッラ&ロルフ・ボリリンド
働かないの―れんげ荘物語働かないの―れんげ荘物語感想
『れんげ荘』の続編。働かずに日々をただ過ごしていく事を選んだキョウコの生活も、何かに追われる事もなくゆるりとした時間の過ごし方がうまくなっているようです。何もしなくても、毎日なにかしらの変化があって、ちょっとした事で心にさざ波が立って考え込んでしまうキョウコはやっぱり生真面目なんですね(笑)。働かない事を選択したキョウコのような生活に憧れる部分はあるけれど、やっぱり今後の生活は不安になるし、物欲は減らないのでキョウコのように生きるのは難しいですね(笑)。
読了日:2月11日 著者:群ようこ
れんげ荘れんげ荘感想
バリバリのキャリアウーマンだったキョウコが、ある時に全てを手放したくなって早期退職し実家を出て、家賃3万円のれんげ荘へ。何もしない毎日を手に入れたキョウコだけれど、根が真面目なのか何もしない事に悩む様子はちょっと可笑しい。夏は蚊の大群に、冬は雪が舞う部屋に悩みつつも、いつしかれんげ荘に流れる空気に包まれるように、日々をただ過ごす事が板についていきます。そんな生活に憧れる部分はあるけれど、実際に何もしない毎日ってのは退屈かも知れないし、そんな生活を楽しめるのはある意味才能かも知れないですね。
読了日:2月9日 著者:群ようこ
五つ星をつけてよ五つ星をつけてよ感想
ネットやSNSなどを小道具にした連作短編集。著者に長編のような「痛々しさ」は薄めかも知れないけれど、どれも胸の奥が苦しくなるような現実を著者らしい距離感で描いており、作品によって救いようのない読後感もあれば、どこか希望を感じ取れそうなものだったりとバラエティに富んでいます。誰かや何かと繋がるネットやSNSはツールとしては便利だけれど、その向こうにある現実を意識できてこそ自分自身を見つめる事ができるのかも。奥田さんの作品は二作続けて短編集だったので、今度はまた長編が読んでみたいですね。
読了日:2月8日 著者:奥田亜希子
ファミリー・レスファミリー・レス感想
家族をテーマにしているけど家族の絆といった普遍的なテーマを描いていながらその視点は、欠けてしまった「何か」から捉えられてどこか斜めな視点から、ピリと辛く胸に刺さる言葉で描かれる連作短編集。家族であっても個々の想いや考え方があり、それだけに欠けた部分が切なくもあるけど、それでも家族であるがゆえに切れない繋がり。それは、共感できるようで出来なかったり、またその逆であったりして、その複雑な読後感も心地よい。やはりこの作家さんは今後も注目していきたいですね。
読了日:2月4日 著者:奥田亜希子
シャルロットの憂鬱シャルロットの憂鬱感想
元警察犬のジャーマンシェパードのシャルロットと暮らす事になった真澄と浩輔夫妻。ほんわかした雰囲気漂う連作ミステリ短編集。決して著者は狙ってはいないだろうと思われる、各話にあるちょっとした文章に思わずウルッときてしまうのは、真澄のシャルロットを含めた犬に対する愛情を感じ取れるから。そして一度でも犬と暮らした事がある人にとっては共感しまくりな場面がいっぱいで優しい気持ちになれます。昔は我が家でも犬がいましたが、また犬と暮らしたくなりました。
読了日:2月2日 著者:近藤史恵

読書メーター

2月10冊(9作品)読了。


国内作品が多めの月となりましたが、どの作品も面白かったです。


その中でも犬(生き物)好きさんなら「シャルロットの憂鬱」は無条件で楽しめる作品。


また、個人的に注目している作家、奥田亜希子さんの作品も印象に残りましたし、「あきない世傳」シリーズの新作はやはり続きが気になる展開でしたね。



一方、海外作品は3作品読めましたが、この中では「凍てつく街角」が個人的にはツボでしたね。




さて、3月に入って春めいた気候が続きそうですし読書ペースも上げたいところ。


でも、3月はなんだかんだで忙しい感じなので、自分のペースで読んで行こうと思ってます。


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