アメブロでは、記事を逆から読めないので、弟の最後までの物語は、こちらからリンクする事にしました。


読み終わったらトップページに戻っていただき、続きをクリックしてください。




第1話 弟の自殺


第2話 弟の死の知らせ後


第3話 死亡連絡を受け、実家へ


第4話 静かな食卓


第5話 自殺知った翌日


第6話 弟を迎えに


第7話 自殺現場に到着


第8話 弟が待つ警察署に到着(遺品にメッセージが・・・)


第9話 弟との対面


第10話 葬儀場に到着


第11話 お通夜の前日


第12話 通夜が終わり


第13話 告別式の哀しい釘の音


第14話 火葬場の煙突


第15話 骨上げ、そして実家へ





その他の日記一覧はこちら


日記は新しい順に掲載しております。



■11月30日にお話することになりました「対話フォーラム「自死」を考える」


■グルっぽ「兄弟の自死 分かち合い」


■自助グループ「兄弟の自死遺族 分かち合いの会テルテル」

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2013-09-29 12:48:44

命日が近づくにつれ

Theme: 日記
お久しぶりです。
ブログ更新が少なくご心配かけてすみませんでした。
コメント順次返信させていただきますのでお待ちくださいね。





そろそろ3年

弟がこの世からいなくなってから

あっという間だった。




先日実家に帰った時に

この季節の気温、匂い、いろいろなものが

あの時の光景を思い出して苦しくなった。

弟が亡くなってから、ショックからなのか

今まで無かった喘息が出るようになった。

秋になるとこの3年、必ず酷くなる。

実は弟も喘息だったから

亡くなった時は、弟が体に乗り移ったのかな。

なんて思って喘息が出るたびに嬉しくなっていた。

「ほらほら喘息だよー○○くんが中に居るんだよ」なんて

みんなに自慢もしていた。



病気で喜ぶなんか

通常では考えられない状態だが、

今でも喘息の発作が出くると少し嬉しくなる。







それと、実家の近くに大変思い入れがある大きな木がある。

それは家で両親の前で泣けないときに

隠れて泣いていた木だ。

亡くなってから数日間

実家に住んでいたのだが


あまりにも辛くなった時に

「ちょっとコーヒー買ってくる」とか言いながら

その木に走って行って

思いっきり泣いた。

今日は泣こうかな。とか考えて、その木の近くで

待機していた時もある。




いい年の男が夜な夜な木の下で

声をあげて泣いているなんて

今となっては笑い話だが、

この木にはとても感謝している









話しは変わるが

ここ数か月は仕事やプライベートで色々なことがあり、

挫折寸前まで落ちた時があった。

そんな時

ふと、とあるブログが更新されたので見に行った。



私と同じ状態で

亡くなった日にちも割と近い女性。ブログはこちら

私がブログを立ち上げた当初から

いつも弟に関する相談なども親身に聞いてくれて

相談に乗ってくれた。

そのブログを読んで思いっきり泣き

沢山の勇気をもらった。

自死遺族だからってこのまま朽ち果てたくない。


「私は雑草の子だからだから絶対に負けない。負けてたまるもんかって気持ちがある。」
ブログより転載



とても同感した。

雑草だよね 負けちゃダメだよね。

やはり同じ気持ちを分かってくれる人の文章は心の底に伝わるものがある。

本当にありがとう。






弟が生きていたことを伝える為に

亡くなったことを無駄にしたくない為に

残された両親の為に

そして今も私を支えてくれる周りの人たちの為に


先が見えないくらいの暗闇でも

自分のペースでゆっくり、

壁にぶつかりながらでも

前に向かって歩いていきたいと思った





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2013-03-16 02:24:21

2年半を迎えて

Theme: 日記
弟が亡くなり、2年半がたった。

家庭は少しばかり

落ち着いてきた所もあり、

毎日のように泣いていた母の

泣く回数が減ってきたように思う。





これは悲しみが癒えたというわけではなく

各自、それぞれの

乗り越え方というか、

悲しみとの生き方を覚えてきたという

表現の方が正しいかもしれない。




昔から神仏嫌いで

仏壇に頭を下げたことが無いのに

毎日毎日、深く頭を下げ手を合わせている父親。




○○の好きな物を作ったよ~

といいながら、まるで生きているように

話しかけながら弟にご飯を出す母親。




○○の事忘れたらだめだよ。

いつも傍にいてくれてるんだからね。と、

いつも娘に話しかける姉。





それぞれ一生懸命

息子の為に今出来ることを

精一杯やっているんだなと思う。



実家にかえると、

いつも母親が、○○にお線香をあげなさい。

と言ってくるのだが、

私は何故かあまりそういうのは好きではない。



弟の死を受け入れてはいるつもりだが、

あの弟が、見えない得たいの知れない

違う世界の住人になってしまったのが、

とてもいやで、

仏壇に頭をさげたり、お線香をあげたりする事が

それを認めてしまうような気になってしまい

拒絶反応が出てしまう。



それと、亡くなった当初は平気だった

弟の写真が、最近は

辛くてあまり見れなくなってしまった。


写真を見て弟を思い返す行動が

本当に遠くの世界に行ってしまった

過去の人となってしまっているのがとても辛い。


私だけ、まだ立ち止まってしまっているのかな。

こんな情けない兄を見て弟はどう思うのだろう。



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2012-12-06 10:37:58

弟へのメッセージ

Theme: 日記
今どこで何をしてますか。

いつも近くにいるんでしょうか。

まだ亡くなって2年だから

そちらでは新米なのかな。





この前、○○くんが小学校のとき好きだった

アニメの音楽を耳にしてしまって、

亡くなった日以来の大泣きをしてしまったよ。


たしか小学校のとき

デパートの屋上で、そのアニメのキャラと

握手したいって泣いて俺に頼んでたのに

俺は恥ずかしくて腕を引っ張って

帰ってしまったよね。悪いことしたって今も後悔してるよ。





先日松屋に行って牛丼を食べたんだけど

○○くんが亡くなる半年くらい前に

一緒に牛丼食べたとき

「この味は一生わすれないわ~」って笑ってたのを思い出して

松屋で一人うるうるしながら食べたんだけど

店員は、何あの人って不思議がってたんだろうなぁ。




どこに行っても

何をしても想い出がありすぎてまだ辛いよ。

いっそのこと日本から居なくなったほうが

楽なのかと考えるときもあるよ。



友達と遊びに行っても

「ここ弟ときたんだよ~」

とかそんな話ばっかりだから

みんなに飽きられられてるかもなぁ。




もう冬になって寒くなってきたけど

風邪をひいたりするのかな。

体力だけは誰よりもあるのに、いつも風邪ひいてたよね。(笑)

○○くんがそっちに行っても

毎日心配ばかりしてます。





こんな想い

生きてるときに沢山伝えておけばよかったね。


最近は本当に色々な人に支えられて

良い出会いが多いなぁって思ってるんだけど

○○くんが出会わせてくれるのかな。

本当にありがとう。





たまに憂鬱になって

早く会いに行きたくなる時があるけど、

まだ行けないんだ。やることあるし

両親を助けないといけないから。




俺がそっちに行ったとき、

沢山色々話できるように思い出話沢山つくっておくよ。

○○くんの兄貴として

誇りをもてる人間になれるように頑張るから。




ずっと見守っててください。

また笑いながら牛丼でも食べたいね。









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2012-10-27 02:44:28

悲しみと共に生きる

Theme: 日記
久々の更新すみません。

環境の変化がありすぎて、色々大変でした。。





明日は久しぶりに弟が

最後、旅に出た現場に行くことにした。

友達がお花をあげたいから

連れて行って欲しいとのことで

行くことになったのだが、

私は何故かあの場所が好きだ。

他の人に言うと、普通は避けるべき場所なので珍しがられる。



本当に辛い場所で、最後何度も弟が涙を流した場所だし、

悲しみが渦巻いてる場所でもあるのだが、

弟の好きだった場所でもあり、

何よりも、弟が生きていた時の感覚に戻れることが嬉しい。




2年が過ぎた今、

弟が本当にこの世に居たのだろうか。

と自分の落ち着きようにびっくりするときがある。

だから、最も弟を感じられる、

あの切なくて悲しい場所に行きたくなる。



同じ遺族の方がおっしゃっていた

「悲しみもまた私のもの」という言葉が

本当にその通りだと思った。






その話に似てることなのだが、

両親が久しぶりに怒鳴りあいの大喧嘩をしていた。


後悔や苦しみを沢山話しして泣きたい母親と

息子はもうあの世で

頑張って楽しく生きているから悲しむものじゃない。

過去を振り返るんじゃない。


と話をする父親だ。




二人とも、息子のことを想って話をしてるのは分かっているのだが、

いかんせん、受け入れ方が違うが故にたまに喧嘩をする。

母親は私と同じく、ずっと話をして

悲しんで、後悔をして、苦しんで、

泣くことで一歩でも息子の近くに寄り添いたいのだ。


そんな母親に、

父親は、しつこい!いい加減にしろ!

のような感じで怒っていた。

しかし、このような父親だからこそ

この悲しみを乗り越えられる一家の柱になってるのかなと

感謝した気持ちもあった。






どんな考え方にしろ

亡くなった事で、残された遺族が揉める事が

一番本人(弟)にとっては可愛そうな事なんじゃないかな。

という事を言ってなんとか落ち着かせた。








そんな強気な発言をしていた父親だが、

先日ふと実家に帰ることがあり

帰るという連絡をしないで、そのまま帰ったのだが、

玄関をあけると、弟の好きな音楽が流れていた。





あれ?と思い、部屋に入ると、

父親が

弟の好きな音楽

静かに繰り返し聴きながら昼寝をしていた。


父親の年齢では

似つかない曲なので、あきらかに好きで聞いているような雰囲気ではない。



そんな強気な父親でも

やっぱり息子の想い出に寄り添いたいんだなぁと思い

とても嬉しい気持ちになった。





父親の性格からいって

あまり見られたくない光景だと思い、

そのままそっとドアを閉めた。







2012-09-13 11:45:34

空の上の弟を想う

Theme: 日記
先日は弟は誕生日を迎えた

そして、もう少しで3回忌も迎える。(2年目)



弟の最後の誕生日は

男兄弟だからなのか、とくに何もしてなかったけど、

遺品の携帯電話を見たところ、

アルバイト先の人たちに囲まれて

ケーキをもって笑っている弟が写っていた。

とても幸せそうだった。

まさか最後の誕生日だとは

この時思ってもいなかっただろう。




今年はみんなにお祝いのメッセージやら

弟のためにケーキを買ってくれたり

感謝でいっぱいの誕生日だった。
(本当にありがとうございます。)



母親はみんなからお祝いの言葉をもらえて

息子は忘れられてないんだ。と思えて、

とても嬉しかった。というメールが届いた。



そして、

あの世でも歳をとるのかな。

誕生日は楽しんでくれたかな。

そのメールの最後につづられていた。



そういえば、先日

ご遺族の言葉を集めている本を読んだところ

同じような事が書かれていて、

思わず泣いてしまった一節があった。

それは母親が亡くなった息子にあてた手紙だったのだが、




「お空の上では友達が出来ているのかな。

しっかりご飯食べてるのかな。

ゆっくり寝れてるかな。

風邪を引いてないかな。



亡くなってお空の上に行っても

こうやって心配するのがお母さんなんですよ」



たしかこのような事が書かれていた。



今は元気なのかと、亡くなった後ですら

両親は息子の心配をするものなのか。と

とても切ない気持ちになった。






考えて見れば、亡くなった当初は

死ぬ瞬間どう思ったのか。

なんであんなことしてしまったのか。

とそんな事ばかり言っていた母親だが、

前回の記事でもあったように、今はたしかに

いつも何を食べてるんだろう。

今は自由自在にうごけるのかな。

あっちても、あの子は明るい子だから

沢山の人に愛されてるだろうね。




というような、現在の息子が何をしてるか。

という事を語ることが多くなった。





過去に苦しむより

悲しみと共に生きていこうと

息子の死を受け入れ始めたのかなと思う。



それにしても

最近は夢に出ることが少なくなったし、

弟は一体どこで何をしてるのだろうか。



たまには

合図してくれてもいいのにな。




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