弟が自殺しました(自死遺族の日記)

2010年、弟が自殺しました。当時の状況、家族の心境、私の想いなどを書いていきます。
何に役に立つかわかりませんが、私の中のケジメとして辛い思い出を掘り返しながら記載していきます。

アメブロでは、記事を逆から読めないので、弟の最後までの物語は、こちらからリンクする事にしました。


読み終わったらトップページに戻っていただき、続きをクリックしてください。




第1話 弟の自殺


第2話 弟の死の知らせ後


第3話 死亡連絡を受け、実家へ


第4話 静かな食卓


第5話 自殺知った翌日


第6話 弟を迎えに


第7話 自殺現場に到着


第8話 弟が待つ警察署に到着(遺品にメッセージが・・・)


第9話 弟との対面


第10話 葬儀場に到着


第11話 お通夜の前日


第12話 通夜が終わり


第13話 告別式の哀しい釘の音


第14話 火葬場の煙突


第15話 骨上げ、そして実家へ





その他の日記一覧はこちら


日記は新しい順に掲載しております。



■任意団体 遺族関係者が届ける「心の支援」


■自助グループ 「兄弟の自死遺族 分かち合いの会テルテル」
11月28日に分かち合いの会を開催します


テーマ:
更新しようしようと時間だけが過ぎていってしまいコメントなどの返信も遅れてすみません。
これからも定期的に書いていく予定ですのでよろしくお願いいたします。





先日弟命日のために

実家に帰ることになった。


入口まで迎えにきてくれた母親が

「この季節になるとキンモクセイの匂いがするんだけど

この匂いを嗅ぐとあの日を思い出すの。

切なくなるけど懐かしい感じがするんだよ」




と話をしていた。

あまり気にしていなかったのだが

注意して匂いを嗅いでみると

あの時、弟が亡くなった話を聞いて家に帰った

あの日の匂いが蘇り、

情景がフラッシュバックのように駆け巡った。

「うそだよ!うそだよ!そんなわけない。」


頭が錯乱しながら高速道路の景色を眺めながら

急いで帰ったあの日を思い出した。




考えてみると、もう5年。

弟が本当に居たのかすらも忘れてしまい

自分がこうやってのうのうと生きている事が

とても罪深く感じてしまう。



今なら金銭的にも、心のゆとりも

いくらでも助けられる方法があったのに・・。

過去を振り返っても弟は戻るわけでもないのだが

後悔ばかり今も頭をよぎる。



「○○くん、

そういえば、甥っ子が産まれたんだよ~

手のシワが○○くんと全く同じで

生まれ変わりなのかな!なんて話題になったんだ~

いつも○○くんが肩車してあげてた

姪っ子はもう中学生。すごい大きくなったよ。



両親はまだ元気だから心配しないでね~。

なんか仲良くやってるから大丈夫だからね。



もう同い年だった友達は29歳になったみたいだよ

会計士になりたいって言って

一緒に夢を語ってた一番仲がよかった友達、

今年税理士試験に受かって税理士になったんだってさ。

○○くんは29歳だったら何してたのかな?



お母さんがね、友達がいつも

来てくれるのがとてもとても嬉しいけど

○○くんだけ時が止まってるから

悔しいくて悲しい気持えちがあるって

この前泣いてたんだよ。



毎日挫けそうになるけど

両親が生きてる間はせめて

必死に生きていこうと決めてるから

どうか見守っててね。」
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テーマ:
大変もうしわけございません。
せっかく書いていただいたのに
久しぶりに長時間お返事&掲載が遅れてしまいました。

しっかり読んでいますので
掲載されないことで傷ついた方いらっしゃいましたらごめんなさい。

取り急ぎ掲載させていただきましたので
時間を見て返事させていただきます^^。

これからもよろしくお願いします。

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毎度の事ながらお久しぶりです。
色々ご心配をおかけしてすみませんでした。
とくにブログをやめたと思ったわけではないのですが
気持の整理がつかないまま時間を過ごしていたらあっという間にものすごい時間がたってました。

気楽に書いていくつもりですのでたまに思い出したら来てくださいね





弟と会えなくなってから4年半

「今は元気になりましたか?」

なんて聞かれることが多くなった。

お答えするのがとても難しい。

社会生活を影響なく過ごせているかという意味では

問題なく元気になったと答えれるが

弟の事に関しては完治はしていない。

弟が生き返らない限り

きっとそういう意味での元気になることはないと思う。





生きている身内や大切な人が居た場合、

相手が心配になったら声をかけたり

ご飯を食べにいったり、メールしたり

メッセージを送ったり。出来る事は沢山ある。

でもそんな人が亡くなってしまった場合は

もう何もできない。声も届かない。

だから悲しむことや後悔したり悩んだり

そういう事でしか寄り添ってあげることができない。

悲しむことで近く感じることが出来る。


ある息子さんを亡くされたご遺族の方の手記で

「風邪ひいてないかな

おなか減ってないかな

お友達できてるかな。


息子があの世に行ってもずっと心配してるのが親なんです。」


のような言葉があり

まさに同じ感情だと手記を読みながら沢山の涙を流しました。





励まされることはとても嬉しいけど

弟の事を忘れて自分の人生を元気に歩んでいきたいわけではなく

悲しむことが私の中の大切な弟の姿でもるから

そこにずっと居たい。という気持がある。






弟の事に関しては

どんなに前向きに生きれることが出来ても

いつも季節を振り返っていろいろな事を思い出す


そういえば5月ごろ最後の年に弟と富士山に行った

準備が足りず寒さがつらくなり7合目くらいでリタイアした。

弟が「怖がるなよーいけるよーがんばろうよ!」

って何度も言ってたけど身の危険を感じて降りた

降りるときに

「来年はしっかり準備して登ろうね」

なんて言ったけど弟に次の年は訪れなかった。

帰り道空を見たら星空がいっぱいで

弟が「空が近くて星が多すぎて怖いわー。」って笑って言ってたけど

今はその空に住んでるんだよね。

空からみた富士山はどう見えるのかな?





弟とまた登ろうねって約束してたから

何度も行こうと思ったけど

また辛くて行けてない。

いつか勇気を出して同じ道歩いて登りたいと思う。




その時は一緒に着いてきてくれるかな。

また笑いながら夢を語りながら歩きたいな。
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お久しぶりです。
ブログ更新が少なくご心配かけてすみませんでした。
コメント順次返信させていただきますのでお待ちくださいね。





そろそろ3年

弟がこの世からいなくなってから

あっという間だった。




先日実家に帰った時に

この季節の気温、匂い、いろいろなものが

あの時の光景を思い出して苦しくなった。

弟が亡くなってから、ショックからなのか

今まで無かった喘息が出るようになった。

秋になるとこの3年、必ず酷くなる。

実は弟も喘息だったから

亡くなった時は、弟が体に乗り移ったのかな。

なんて思って喘息が出るたびに嬉しくなっていた。

「ほらほら喘息だよー○○くんが中に居るんだよ」なんて

みんなに自慢もしていた。



病気で喜ぶなんか

通常では考えられない状態だが、

今でも喘息の発作が出くると少し嬉しくなる。







それと、実家の近くに大変思い入れがある大きな木がある。

それは家で両親の前で泣けないときに

隠れて泣いていた木だ。

亡くなってから数日間

実家に住んでいたのだが


あまりにも辛くなった時に

「ちょっとコーヒー買ってくる」とか言いながら

その木に走って行って

思いっきり泣いた。

今日は泣こうかな。とか考えて、その木の近くで

待機していた時もある。




いい年の男が夜な夜な木の下で

声をあげて泣いているなんて

今となっては笑い話だが、

この木にはとても感謝している









話しは変わるが

ここ数か月は仕事やプライベートで色々なことがあり、

挫折寸前まで落ちた時があった。

そんな時

ふと、とあるブログが更新されたので見に行った。



私と同じ状態で

亡くなった日にちも割と近い女性。ブログはこちら

私がブログを立ち上げた当初から

いつも弟に関する相談なども親身に聞いてくれて

相談に乗ってくれた。

そのブログを読んで思いっきり泣き

沢山の勇気をもらった。

自死遺族だからってこのまま朽ち果てたくない。


「私は雑草の子だからだから絶対に負けない。負けてたまるもんかって気持ちがある。」
ブログより転載



とても同感した。

雑草だよね 負けちゃダメだよね。

やはり同じ気持ちを分かってくれる人の文章は心の底に伝わるものがある。

本当にありがとう。






弟が生きていたことを伝える為に

亡くなったことを無駄にしたくない為に

残された両親の為に

そして今も私を支えてくれる周りの人たちの為に


先が見えないくらいの暗闇でも

自分のペースでゆっくり、

壁にぶつかりながらでも

前に向かって歩いていきたいと思った





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弟が亡くなり、2年半がたった。

家庭は少しばかり

落ち着いてきた所もあり、

毎日のように泣いていた母の

泣く回数が減ってきたように思う。





これは悲しみが癒えたというわけではなく

各自、それぞれの

乗り越え方というか、

悲しみとの生き方を覚えてきたという

表現の方が正しいかもしれない。




昔から神仏嫌いで

仏壇に頭を下げたことが無いのに

毎日毎日、深く頭を下げ手を合わせている父親。




○○の好きな物を作ったよ~

といいながら、まるで生きているように

話しかけながら弟にご飯を出す母親。




○○の事忘れたらだめだよ。

いつも傍にいてくれてるんだからね。と、

いつも娘に話しかける姉。





それぞれ一生懸命

息子の為に今出来ることを

精一杯やっているんだなと思う。



実家にかえると、

いつも母親が、○○にお線香をあげなさい。

と言ってくるのだが、

私は何故かあまりそういうのは好きではない。



弟の死を受け入れてはいるつもりだが、

あの弟が、見えない得たいの知れない

違う世界の住人になってしまったのが、

とてもいやで、

仏壇に頭をさげたり、お線香をあげたりする事が

それを認めてしまうような気になってしまい

拒絶反応が出てしまう。



それと、亡くなった当初は平気だった

弟の写真が、最近は

辛くてあまり見れなくなってしまった。


写真を見て弟を思い返す行動が

本当に遠くの世界に行ってしまった

過去の人となってしまっているのがとても辛い。


私だけ、まだ立ち止まってしまっているのかな。

こんな情けない兄を見て弟はどう思うのだろう。



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