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絵:愛須・神白  文:神白


小説→テーマ:制服改良委員会!らりるれろん をクリック。


まとめ→http://totiotome.web.fc2.com/rarirureron/matome-top.html


※挿絵について

挿絵はもってかえってもらっても結構ですが、

無断転載等は禁止です。やめてください。


写真素材(c)NOION

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2010-01-02 00:42:19

17.過去_『ある双子』の場合

テーマ:制服改良委員会!らりるれろん

そんな、

気にしているわけではない。


でも

外したい。正直、暑い。


ぜったいにこれは蒸れる。




「ねぇねぇ、れんれんとりんりんはどうして手袋付けてるの?」


「え?、いや、なんとなく?ねぇ!;燐姉?」

「そ、そうね、なんとなくかしら。」

「えぇ?だってお正月で着物着てるのに、手袋って」

「いいんだよ!これが俺のファッションなの!!!」

「うー・・、りんりんは?」

「え゛w;;うーん・・わたし、、も、かなww;」

「えーー!!;;」


不満そうに口をとがらせる縲をみて、なぜか顔を見合って笑った。

聞かれて嫌だった事、思い出したくないことがいつの間にかどうでも良いことになっていたのだろうか。

それとも、無邪気な彼女を見て、少しうらやましかったのか。


-----------------


「あ!;」

「え?」


バシャッ!――



「あっつ!!!」


健が燐の手にお茶をこぼした。

手を、


思うと


「さわらないで!!」


「り・・ん・・・・・?」



「あ・・あ・・・・・―――!」


とたんに走り出した。

泣きかけた、半分しわくちゃの顔で

心の中で健を拒絶してしまった自分を責めながら、

部屋の隅にうずくまった。


-------------------------


「・・あつ・・。」


とにかく手を冷やそうと部屋の冷蔵庫から保冷剤を取り出した。

手袋をとり

冷たいそれをあてた。


「まるで自分のへの嫌悪ね」



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2009-06-28 17:52:51

16

テーマ:制服改良委員会!らりるれろん

今思えば馬鹿でしかないのだ。

親に逆らうこともできず、

誰に相談することもなく。

一人ですべてを抱えて

そして

私は部屋に引きこもった。

本、という、別世界に飛んでいく、

意識。

ファンタジーからエッセイや伝記などの体験まで。

人の世界に入り込んでいた。


というよりは、


自らを消し去りたかった、

というのが良い言い訳だ。


そんなある日のことだった。



「らぁーん、らんらぁーん。あそぼうよぅ。」


窓の外からしたのは

見覚えのあるかわいらしい女の子。


「(外に、出たくない・・・。)」


本を読み続けて、もう、3年は経っていた。

縲と会わずに過ごして、

誰とも話さずに過ごしてきた。


― 今  この世界 を

         抜 け 出す……? ―


「らんちゃぁん!あぞぼうよおおぉぅ;;;」


廊下で響く縲のはかない鳴き声。


「縲・・・。」


「らんぢゃぁぁん!!!!;」


「縲、ちゃん」


「欄ちゃん?;;」


「るん・・縲、縲!今いくよ!まってて!今、縲の所行くから!泣かないで!;・・・。」


「欄ちゃぁん!」


「今!

いくよ!」


制服改良委員会!らりるれろん














制服改良委員会!らりるれろん-et

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2009-06-14 23:10:49

16

テーマ:制服改良委員会!らりるれろん

そうか、それが友達が、

と舞い上がっていたその矢先。


「おまえは、なんでそういうことをするんだ!宗家のものとして恥をしれ!」


おこられた。


宗家のものは

本家のものに 使える こと

それが使命、

ならば、


友達、という対等な関係は


無しなのである。



「・・・・・・とも・・だち・・・・・・・。」


「どうしたの欄。」

「あ・・・・」


見るとそこには昨日と同じ、変わらない、かわいらしい姿。

今日は水色のスカートをはいていた。

でもやはり、ひらひらなのである。


「なんでも・・・ない・・・・・・・です・・。」

「敬語・・・・・・。」

「!!!!!なんでもないっ!」

「あ!ちょ!まって!」


走って逃げてしまった、

そのときのじぶん。

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2009-06-13 22:49:40

16.

テーマ:制服改良委員会!らりるれろん

「そう。ただ、それはそれは、幸せな過去でした。」

「そして、彼女は、それはそれは、悲しい過去を持っていました。」


-------------------------------------



「ほら、起きて、さっさと向こうのお嬢様に挨拶に行きなさい。」

「は・・・はい。」


それが始まりだった。


庭の方にはピンク色のひらひらの服をきた女の子が一人。

とても可愛い、それが第一印象だった。


「あの・・・・、」


欄がおどおどしながら声をかけると、その女の子は

待っていたかのように返事をした。


「なぁに?」

「あ・・こ、こんにちは、玖渚宗家の欄と言います。」

「そう・・け?・・・。んーよくわからない、けど、友達!よろしくね!らんちゃん!」

「あ、え・・よ、よろりくおねがいします!」

「よろしくおねがいしますーじゃなくて、よろしく、でいいよ、ていうかそれがいい。」

「え・・・・・・」

「だめ、かな?」

「いいえ!だ、だめじゃない!よ、よろしく!」

「うん、あと敬語なし、ともだち、いい?」

「あ、う・・・・・・・・・・・・」

「だめ。とはいわせない。」

「あ、はい。」

「はいじゃない、うん。」

「うん・・・・うん!」


「よ・ろ・し・い」

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2009-06-10 22:23:27

16.過去_『欄・ヒーソワルヴィッチ』の場合

テーマ:制服改良委員会!らりるれろん

『過去、

     とは。


人により、重く

      違い

      悲しく

      わずらわしいものである。』



ふと、何を思ったのか。

気がつけば窓の外はもう静寂に染まっていた。


実に静かである。

覗けば猫が歩いていたが、その足音さえもしない。

ただ、星と、月明かりが照らす濃紺の空だった。


『―パタン――――。』


ふぅ、とため息をひとつ。

手に持っていた"それ"を閉じ、

もう一度、窓の外に目をやった。


「あの時も、こんな感じだったのかなぁ。」


すくっとその場に立ち上がると

本を棚に戻し、眠りについた。


------------------



朝、

昨晩とは違った顔を見せるあいつは、

何とも無邪気だと、

彼女は思っただろう。

空を見た彼女の顔から、すがすがしい笑みがこぼれる。


「おはよう、縲。」

「おはよう!らんらん!」


「あ、おはようございます、憐先輩。」

「んー、おはよー欄。」


「おはようございます燐せんp・・

「おはよう!欄ちゃぁぁぁぁぁぁぁぁん!!」


「おはよう、崙。」

「えぇ、おはよう。」




「健先輩、おはようございます。」

「あぁ、おはよう、欄。」




これは

幸せな『今』である。


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2009-02-28 00:18:09

15

テーマ:制服改良委員会!らりるれろん

「健!」

「あぁやっぱり・・。」




「お前らほんと、不死身だなw」

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2009-01-01 14:16:27

15

テーマ:制服改良委員会!らりるれろん

「やあ赤噛。久しぶりだね。」

「カルロ!無事に着いたのか!」

「あぁ赤噛。本当にありがとう。」


ここは日本。

AM11:00。空港の窓から差し込む光がまぶしいほどにきれいだ。


「いやぁ、こんなに晴れているならもっと薄着で来ればよかったかな。」

「ははは、ここは冬だぞ、カルロ。」

「そうだったな。」


健の祖父、つまり赤噛健二とカルロ・エンツォは仲のいい旧友であり、

会社の仲もいいのである。

そんな二人が久しぶりにこうして会えたのだから会話も弾むことだ。


「エンツォ様!」


エンツォの使用人がなにやら険悪そうな顔つきでエンツォに何かを伝えている。

それを聞くとエンツォは顔を青くした。


「どうした?エンツォ、何かあったのか?」

「いやそれが・・・、」


エンツォが話し始めると同時に無邪気な子供たちの声がきこえた。


「「がくえんちょーう!!!」」

「君たち!無事だったんだね!あぁ、よかった。」

「えへへー//みんな頑張ったんですよ!」

「そうかそうか。よくやった。エンツォはこの通り無事だ。にしても・・。」

「どうかしましたか?学園長。」


健二はしばらくあたりを見回すと冷静な声で、


「二人・・いない。健と未好君・・かな?」


あたりがどよめいた。


「エンツォ、さっきの話はこれか?」

「・・あ・・・あぁ。」

「なんてことだ・・。なぜ・・。」

「健君と三好君だけ途中で通信が切れたんだ。」

「通信が?なぜだ?」

「わからない。」

「水影姉弟は一緒にいたんだろう?」


「「ハイ!学園長!」」


「燐君、憐君、・・・。」


健は放っておけば帰ってくると思います!^^*


「え?」


何いってんだこいつらと言わんばかりに全員の顔つきが変わった。


「それはどういうこと・・」

「だーかーらーぁ、健は方向音痴だしぃ、」

「お人よしだしぃー」

「なによりも、」

あいつ馬鹿の不死身じゃないですか。


やはりみんなの顔つきは変わらない、

と、その時、


「ぷwwwww」


ルンだ。


「あはぁっwあはwwあはははははははwwww!!!何それーww!?ルンちゃんもその意見にサンセー!!」


爆笑している縲を見ているうちに誰もが、俺も、私も、と賛成し、笑い声を上げた。


「ふ・・ははははははは!!だなぁ、あいつはそんな簡単に死ぬように育てた覚えはないしなぁ!!」

「あ、赤噛・・;;」

「なに、カルロは何も心配しなくてもいいんだよ、お前のせいではない、100%な!」

「い・・いいのか?」

「あぁ、」


「はいはい!だとしたら未好も同じだと思いまーす!」

「鏡花さん・・」

「あいつも十分馬鹿だしねw」



制服改良委員会!らりるれろん-鏡花


その時だった。


「ばか、勝手に殺すなよ;;」

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2008-12-29 21:45:19

15

テーマ:制服改良委員会!らりるれろん

「今までに何人治療したかな・・・・?」

「わかんなぁぁぁあい!!もうルンちゃん疲れたしぃー;;」


ほらほら泣かないの、と欗がルンを慰め

もう少しで終わるからと我慢の言葉をかける。


「・・・先輩たち・・平気かな・・・」


同様にルンも泣きたかったのだ。

健や憐、燐たちともう一周間も話していないのだ。

普通にイタリアから日本までを行けば、イギリス経由でも半日程度だ。


「(それなのにこんなにこそこそ行くから・・・。)ハァ・・。」


欗が大きなため息をつくとルンは泣きやみ欗の顔を何も言わずに覗き込んだ。


「あんたの所の先輩、絶対帰ってくるとおもうよ、笑顔で。」

「え?」


いきなり触れる声に欗は驚き、声の主を探した。

すると目の前には紺色の靴下をはいたセーラー服姿の女子生徒が一人。


「あなたは?」

「2年の新橋鏡花。」

「キョウカさん・・・?」

「そ。にいばし きょうか。鏡に花って書いてキョウカ。よろしくね」

「鏡花さん・・・。よろしくです。あの私は、」


そう言いかけた時だった。


「欗・ヒーソワルヴィッチ。1年生で制服改良委員会所属。

あんたの先輩は絶対死なないわよ。

友に地獄は見せないからね。それじゃ。」


そういうと新橋は後ろを向いて手をひらひらと振り歩き出す。


「まって!」


欗のその言葉に新橋は振り向かずに立ち止まった。


「あなたの先輩もきっと笑顔で帰ってくるから!」


「ばーか、未好は泣きそうになって帰ってくんだよ!」


その時振り向いた彼女の顔は強気だった。

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2008-12-17 17:12:59

15

テーマ:制服改良委員会!らりるれろん

「そんなにエンツォさんの命がほしいのかなっ★」


そう言ってバンバンと敵に銃を向ける燐。


「燐姉怖いから!!;;」

「もっとまともにできないのか;お前は・・・;;」

「まーまーいいじゃん。」


「殺ってるんだし。」


「もっと綺麗な言い方しなよね・・。」

「憐にいわれたくないー。ほらよけないと死ぬぞーww」


「わかってるよ!!」

制服改良委員会!らりるれろん-かんふー






























「ぐはぁっ!!」

その場に敵が倒れる。

「どうだ!この憐様の必殺技”トンファー★キック”は;;!!」

「トンファー関係なくね?」

「黙らないと殺すよ、健。」

「ごめん。」

「即答かよww」


そんな気楽な会話を楽しみながらも彼らの攻撃は止まることがない。

周りにいる敵を楽しみながらすべて倒しているのだ。

月がその後景を照らす。

彼等はその月明かりに照らされ人になった狼であろう。


3匹のウルフはまだイタリアにいる。

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2008-11-21 22:36:32

15.血と涙と。

テーマ:制服改良委員会!らりるれろん

「救護班!」

「はい!」

「戦闘態勢!」

「はい!」


忙しい声がたくさん聞こえる。


生徒委員会、

風紀(制服改良)委員会、

保健委員会、

体育委員会、

図書委員会、

守護委員会、

企画委員会、

環境保護委員会、

報道委員会、

交渉委員会


すべての委員会がここイタリアにそろい、

今宵

日本までの空路にあたって

カルロ・エンツォを死守するのである。


チームの分け方はこうだ。


各委員会から

戦闘・・・3人

救護・・・1人

護衛・・・2人


らりるれろんからは

戦闘に、健、燐、憐。

救護に、縲。

護衛に、欗、崙。




-----------------------------

どうも空紀です。

久しぶりの更新ですね。

どうもすいません。

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