「ココロ笑顔」になろう 家族心理カウンセラー 楠元由美子 -2ページ目

「ココロ笑顔」になろう 家族心理カウンセラー 楠元由美子

「ココロ」に向き合う心理カウンセラーの感じたことや、日々のあれこれについて綴っています。
「ココロの持ち方」「ココロとの向き合い方」など、一緒に考えてみませんか?

ココロを軽くするお手伝いをさせて頂いています。

家族心理カウンセラーの 楠元由美子 です。

 


先日、長らく伴走してきた我が家の小6娘ちゃんに桜が咲きました。



マイペースで、やる気控えめな娘ちゃんなので


 あの手この手を尽くして、どうにか元気に受験当日を迎え、娘らしい形で我が家の中学受験が無事に終了しました。



娘の受験を通して、初めて面接対策を行いました。 


息子の時の受験校には、面接がなかったのです。



面接質問対策をもとに、娘に色々質問していくと



知らなかった娘の一面に触れることができました。



印象深かった質問がこちら


「あなたの好きな言葉は何ですか?」


すると、娘が


「私の好きな言葉は、ありがとうです。ありがとうという言葉は、言った方も言われた方もココロがあたたかくなるからです。私の家族では、ありがとうという言葉がたくさん聞こえてきます。」



そうなのかぁ…こんな風に感じていたのだな。


「ありがとう」の言葉を選ぶなんて、なんとも娘らしいなぁと感じたひとコマでした。



相手も自分も心地良いのが一番みたいな子ですから…



受験の前日は「明日のお弁当楽しみ!」と、遠足気分がプンプンしていました。


でも、さすがに受験当日は緊張気味の様子でした。



会場で検温を済ませ、一人で会場に向かう娘の後ろ姿が、いつもより少しだけ頼もしく感じました。



娘なりにちょっとは成長したんだな…。




そして…


受験の色々が落ち着いて、大掃除どころではなかった娘の部屋を、ようやく二人で大掃除することにしました。




すると娘の部屋の引き出しから、こんなものが…



「(ココロの声)へっ!?国家試験って、去年の夏に受け終わってるけど…。」



「これってさぁ…」


「あれ!?渡すの忘れてた!!お母さんが試験に行く前に渡すつもりで早めに書いて準備してたの。すっかり、忘れてたわ。」



「(ココロの声)…!?そんな事ってある?いや、娘ちゃんなら、あるな!」


「ありがとう、お手紙書いてくれてたんだね。もう試験は、合格したけどお手紙もらうね。書いてくれてありがとうね。(本当は、4ヶ月前に欲しかったけど)」



中身を見ると、一生懸命書いたであろう「頑張って」の応援メッセージがありました。


なんとも時期外れの応援メッセージに


嬉しいやら、おかしいやら、あきれるやら…


本当に我が家の娘ちゃんと来たら…。

 


まぁ、娘のおかげで何とも言えない不思議(微妙)な体験をさせてもらいました。



ありがとう、娘ちゃん。


そしておめでとう🌸




家族の皆に応援してもらったり、応援したり…。


家族の合格を一緒に喜んだり


そして時には励ましたり励まされたり…。


家族の存在というのは、本当に大きな力をくれます。




とりあえず、また一つ肩の荷が降りたカウンセラー母ちゃんでした。



まだまだ受験で戦っている親子の皆さま、お子様が力を十分に発揮し、どうか志望校に合格できますように。


 

 

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年始のご挨拶が大変遅くなりましたが…


明けましておめでとうございます。


今年もどうぞ宜しくお願い致します。




我が家の年末年始は、家に籠もり小6娘ちゃんの受験勉強に付き合い続けた日々でした。




そんな中、大晦日には…


中2息子が ゆる~くレッスンして頂いているアコーディオンの演奏を聴かせてくれました。



小4まではピアノをしていましたが、中学に入りアコーディオンが習いたいと言われ…

冗談なのかと一年くらい軽く流していたら本気だったらしく

小さい頃からお年玉などを貯めていた「夢貯金」を使い、自分でアコーディオンを購入し、8ヶ月ほど前から、ゆる~く楽しくレッスンに行っているようです。


アコーディオン習ってると言うとだいたい皆さん

「えっ!?アコーディオンって、あのアコーディオン?」という反応が返ってきてそれがとても面白いです。


アコーディオンは、左右の指で全く違う動きをしつつ、左腕でエアー調整する楽器です。

しかも指先は全く見えない!


私も少し触らせてもらいましたが、とっても難しかったです。


息子はまだまだ初心者なので、途中でひっかかったりしながらの演奏でしたが、家族の皆に癒やしを与えてくれました。


息子よ、ありがとう。




元旦には、家の近くの神社に初詣に出かけてみました。



それぞれの想いを絵馬にかいて…。



おみくじで私は「大吉」をひき、小さな喜びを頂きました。




こんな感じで、我が家の年末年始は終わりました。




今年も、ココロと身体を大切に、一日一日を丁寧に過ごして行けたらと思っています。



皆様にとっても、令和4年がココロ笑顔で過ごせますように♪



スローペースのアップになると思いますが、ブログの方もお付き合い頂けたらと思います。



今年もどうぞ宜しくお願い致します。


 

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鹿児島市内の相談室での仕事も終了し、今年も無事に仕事納めを迎えました。



コロナによる影響で、対面でのカウンセリングが難しい時期もありました。



お電話でのカウンセリングに切り替えたり、延期にして頂いたり…


皆さまにたくさんのご協力を頂きながら、また一年を終えることができました。



本当にありがとうございます。





さてさて、今年最後のお話です。



今年、カウンセリング室にお越し頂いたクライエントさんの中には、一人暮らしを始めた方や、社会人のお子さんを実家から巣立たせたお母さんなど…



「自立した」「自立させた」方々が何名かおられます。





これは、本当に大きな一歩だと思います。


とても素晴らしい。




社会人の実家暮らしは、学生の時の実家暮らしと違って



快適な方とそうでない方



また以前は快適だったが、歳を重ねる毎に変化してきた方など…さまざまです。



一方、お母さん方のココロの声としては


このまま家の事を何もできない(しない)ままで、うちの子は本当にいいのか? 



いったい、いつまで子どもの世話をし続けるのだろう…



お子さんとの関係がギクシャクしてきた…など



これもまたさまざまです。





そして皆さん色々な想いを胸に、「一人暮らし大作戦」「子どもを巣立たせる大作戦」を開始しました。




そこには当然ですが、いくつもの壁があったりします。



親の反対がある


一人暮らしへの不安


資金の不安 


などなど…




また、子どもを巣立たせたい場合は、子どもが家を出る必要性を感じていないなど…


  

その家庭毎に、問題点も様々で…


その問題の奥には必ず「依存」や「こうあるべき」が見え隠れします。



「依存」の場合、それは親側の依存なのか、子ども側の依存なのか、お互いの依存なのか…。



また、「こうあるべき」という考えは、その家族ならではの思想なのかもしれない。



例えば…


親は子どもがみるべき


地元で就職してるから実家に住むべき


一人暮らしはお金がかかるから我慢するべき


親に反抗をしてはいけない


などなど



「こうあるべき」の思想も、その家族毎に色々あるものです。


 


社会人になり色々な方々と関わったり、仕事を通して色々な知識や思考が身についたり、経済的に余裕が出てくると、今まで心地よかった場所がそうでなくなる…。



「自分らしさ」が登場し、「自立」したくなるのだと思います。



そうしたくなった時が、きっとその時なのでしょう。




できないと決めて諦めてしまうよりも 


どうすればできるのか


それを考え、一つ一つの問題に向き合い


たとえ反対があったとしても、自分の想いを貫くことが


実は「自立」への第一歩なのかもしれません。




今年、実家を出て一人暮らしを始めた方々の表情を見ると、みなさんいい顔をされてます。


そして「実家を出て良かったぁ」とおっしゃっています。



今年も終わりに近づきますが、ココロ残りはありませんか?



令和4年は、どんな一年にしたいですか?



どんな年にするかは、自分次第です。



まずは、今年の自分を振り返ることから始めましょう。 



今年最後のお話は『「大きな決断」の先にあるもの』でした。



今年もお付き頂きありがとうございました。



来年もどうぞ宜しくお願い致します。


 

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クリスマスも終わり、仕事納めの準備に入っています。



出水市 楠元内科医院の相談室での今年のカウンセリングは、先日 無事に終了いたしました。



相談室に足を運んで頂いたクライエントの皆様、お電話での相談をご利用頂いた皆様、本当にありがとうございました。




そんな院内の相談室の今年最後のクライエントさんは…



今年の秋あたりに、院長と何度も何度も何度も何度も…検討を重ねて



「リファー」を行ったクライエントさんでした。




  「リファー」とは、相談者の抱える問題がカウンセラーの能力や知識、技術、専門性を超え、十分な対応ができない場合に、問題解決のために適した専門機関を紹介したり、支援を依頼したりすることです。




 専門職として支援にあたる際、大切なのは自身の専門性で、役割が担える部分はどこまでなのかを踏まえておくこと。




相談者の問題について、対応できる限界を超えていると判断したら、適切な専門機関等に相談者を紹介し、支援をつなぐ「リファー」を行います。

 

 


クライエントさんは、「このまま由美子先生と院長先生と一緒にここで頑張りたい」と最後までおっしゃいました。



できることなら、そうしてあげたいけれど…。




クライエントさんによっては専門機関の方が良い時があります。




そして、最終的に院長から専門機関の紹介をしていただき、「リファー」の運びとなりました。



私からもクライエントさんに 精一杯、「リファー」の重要性についてお話しました。



クライエントさんの表情は、なんだか悲しそうにも、不安そうにも見えました。



ココロの中で「また笑顔が戻りますように」とクライエントさんの背中を祈るように見送りました。




「あれで良かったのかな…。」



「どうすることが、最善だったのかな…。」



「クライエントさんは、どうなっていくのかな…。」



ふと、こんな風に思うこともありました。





あれから、数ヶ月後…。


院内での今年最後のカウンセリングに来てくださったのが、「リファー」を行ったクライエントさんでした。




少しふっくらされて、穏やかな表情。



「今日は、先生に回復のご報告とお礼に参りました。あの時、適切なアドバイスを頂いたこと、本当に感謝しています。」


こんな風にお話下さいました。




あぁ…、本当に良かったぁ。



あの時、院長とどうすることが この方の最善になるのか



何度も何度も何度も考えて、「リファー」を決めたことは、間違いじゃなかったのだなぁ。




クライエントさんの止まっていた歩みが、また一歩ずつ動き始めました。



今度は、たくさんの方々の協力を得て…


孤独なんかじゃない、力強い一歩一歩です。




クライエントさんのこんな姿をみると、いつも思います。



「カウンセラーをしてて、本当に良かったあ。これだから、カウンセラーはやめられない!」




クライエントさんの一番苦しいココロを知ってるからこそ、普通の暮らしができるようになった時の喜びは本当に大きいです。



「よし、来年も頑張ろう。」



クライエントの皆さんに、大きな勇気を頂くことが本当に多いです。



ありがたい気持ちでいっぱいになります。



今年も残りわずか…、ボチボチ頑張ります。




今回のお話は、「あの時「リファー」して本当に良かったぁ。」でした。




今日もお付き合いくださいまして、ありがとうございました。



 

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12月も残りわずかになってきました。

一日一日があっという間で、「あれもこれも…。」と気が焦るばかりの日々です。



先日、小6娘ちゃんが学校の宿題で「座右の銘」についての作文を書いていました。



「母が教えてくれたこと」

 私の座右の銘は「たとえ今日がわからなくても、明日は分かるようになればいい」です。


私が勉強していて、分からない問題や難しい問題にぶつかることが良くあります。


そんな時、焦ってしまったり、不安になったりしてしまいます。


すると母が、こんなことを言ってくれます。

「たとえ今日その問題がわからなくても、もう一度勉強して明日は分かるようになればいいだけだよ。」


この言葉を聞くと私はこう思います。

「もう少しだけ頑張ってみよう。明日こそは分かるようになりたい。」


私はこの言葉に何度も救われてきました。


今日の私が、明日の私を助けるような気持ちになります。


私も母のように一つ一つ学びを積み重ねて、夢を叶えられるような人になりたいです。




へぇ~、娘ちゃんがこんなふうに思っていたのか…。



私は、子どもの時から…

今も「赤毛のアン」が大好きです。


その中で、マリラが失敗ばかり繰り返すアンにこんな感じの言葉をかけます。


「明日は、まだ失敗のない新しい一日ですよ。」



たとえ、今日が失敗しても上手くいかなかったとしても、明日はまだ失敗のない新しい一日なんだ…。



明日は、いい一日にしよう!


子どもながらに、こう思いながら過ごしてきました。


私は、失敗したり間違うことは悪くないと思っています。


それを、どう捉えて明日に活かすが大切なのだと…。



特に、成長がゆっくりな娘ちゃんは、失敗が多く、習得がスローな分、このことだけは覚えていて欲しくて何度も何度も伝えています。



ちゃんと伝わっていたんだなあ。



洗濯物を干しながら、娘ちゃんの「座右の銘」の作文に、ウルッと来たカウンセラー母ちゃんでした。



今日もお付き合い頂きまして、ありがとうございます。 



年内のカウンセリングは、ご予約でいっぱいになりました。

また、来年のご予約をお待ちしております。

 

 

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