【コレステロールの常識】コレステロール値を下げる『サポニン』とは？

コレステロール値を下げる『サポニン』とは？

こんにちは。

ボディメイクトレーナーのyukikoです

ご訪問ありがとうございます。

パーソナルトレーニングを始めて1年のA様。

体重は15kgの減量に成功、現在美容体重を目標にモチベーションを落とすことなく頑張られています。

先日、会社からの人間ドックに行って来られました。少し不安とこれまでの筋トレ効果を期待しながら検診へ。

結果は、ご自宅で測っていた体脂肪率より病院での体脂肪率がずいぶん低かったことに1番の驚きを感じられていました。

体重は落ちるものの、体脂肪率の減らなさに納得いかなかった私達の謎も解消しました。

やっぱりご自宅の体重計が古かったみたいで正確な数字が出ていなかったようです。病院では体脂肪率は25%台だったそうで、たぶんこれが正解のようです。

体重が標準体重、体脂肪率が25%台なら、ほんとダイエット大成功ですよね！

ダイエット中の方なら毎日、体重計に乗ってダイエットの効果を確認しますよね。なかでも減らすべきなのは筋肉ではなく「脂肪」です。

その体脂肪率を測る方法はたくさんありますが、その数値の正確さは方法によってさまざまで、正確とは言えないものが多いです。なのであくまでも目安にしてもらうこと、体重計に出された数値だけを鵜呑みにしないことが大切です。

基本的にはお腹についている脂肪の量を見れば大体その人の体脂肪率が何%なのか？私達トレーナーは分かると思います。

体重計に表示されるBMIは、太りすぎを判断する際に使っている指標なので、体脂肪率との食い違いが見られることがあります。筋肉が多い人の場合、あまり脂肪はないのに体重だけを見て肥満と判定されるかもしれません。逆に、筋肉が少ない人の場合、BMIは標準でも、体脂肪率は高いという可能性があります。

実を言うと、私達が正確な体脂肪率を測定することは存在しないのです。なので僅かな差で一喜一憂しないようにしましょう！

A様のお話に戻ります。

ダイエットのきっかけは、「健康な体を取り戻したい！」「これが人生最後のダイエット」と強い決心をされてのご入会だったそうです。

強い決意の結果、見事にダイエット大成功。検診では50歳目前で「全て異常なし」という良い結果が出たそうです。

スタジオにお越しのお客様の中には、コレステロール値が高かったり、血糖値が高かったり、婦人科系の疾患をお持ちの方、偏頭痛を長年お持ちの方など、お体に問題があって「まだ死にたくないんです」と言われ、「運動しなきゃ！」とご来店される方も多くいらっしゃいます。

その中でも、コレステロールって聞くと、特アラフォー、アラフィフの方は気になる言葉ですよね。

コレステロールを下げてくれる栄養素の一つに最近話題の「サポニン」がありますが、皆さんは耳にされたことはありますか？

今回はそんな「コレステロール値」を下げる効果があるサポニンのお話です。

●はじめに

サポニンはアントシアニンやイソフラボン(こちらもよく耳にしますよね)と同じ「配備体」の一つで、「大豆サポニン」と「人参サポニン」が代表的です。

文字通り大豆に含まれるものが「大豆サポニン」、高麗人参に含まれるものが「人参サポニン」です。

続いて、サポニンを摂取することで期待できる効果をご紹介します。

●サポニンの効果

❶「免疫力」の向上

⇨病原体を排除する「ナチュラルキラー細胞」を活性化する働きがあるので、免疫力が上がり、風邪やインフルエンザのようなウィルスに感染しにくくなります。

❷「血液循環」の改善

⇨サポニンの中でも特に「人参サポニン」には血行を促進する働きがあります。

血液循環の滞りは、血栓による動脈硬化や脳梗塞、心筋梗塞などを引き起こす可能性や体調不良や病気の原因になります。

❸「悪玉コレステロール」の値を下げる

⇨次の項目で詳しくご紹介しますが、LDL(＝悪玉コレステロール)は様々な病気の原因とも言われています。そんなLDLを下げる効果があります。

❹「肥満」の予防

⇨脂肪の吸収を抑制し肥満予防の効果があります。

❺「肝機能」を高める

⇨肝臓の障害を引き起こす原因は、高カロリーな食事によって過酸化脂質が増えることでサポニンは、その過酸化脂質の増加を抑制してくれます。

●悪玉コレステロール(LDL)値を下げるサポニンの働き

まず、悪玉コレステロールといえば、動脈硬化の最大の原因と言われています。

そんな悪玉コレステロールを増やす要因が、現代病とも言える食べ過ぎやアルコールの飲み過ぎ、脂っこい食事です。

悪玉コレステロールによる疾患(血栓が心臓にできると心筋梗塞、脳にできると脳梗塞)は、以前はメタボ気味の男性に多くみられましたが最近は女性にも急増しているそうですので、注意が必要です。

コレステロール値の検査は、ほとんどの一般的な健康診断で行なわれていますので、ご自分の数値もしっかり把握しておきましょう。

「LDL(悪玉)コレステロール」の基準値は「70〜139㎎/dl」で、140㎎/dl以上は「高LDL」ですので、生活習慣(特に食生活と運動)の改善に努める必要があります。

そんな方のために、最近注目されているのが、

悪玉コレステロールを下げる働きがあると話題のサポニンなんです。

高LDLの方はもちろん、予備軍の方もサポニンをたくさん含む食品を食事に取り入れて、健康維持に役立ててください。

●サポニンを多く含む食品

①「大豆サポニン」を多く含む大豆加工食品

納豆、高野豆腐、豆腐、豆乳、おから、お味噌など身近にたくさんありますので、一日一品(最低でも)は摂るようにしましょう。

※サポニン以外にイソフラボンも含む大豆製品は過剰摂取に注意が必要です。

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②ごぼう茶からサポニンを摂る

牛蒡(ごぼう)の皮にサポニンがたくさん含まれていてその皮を使った「ごぼう茶」でもサポニンを簡単に摂ることができます。

ミネラル成分も豊富で、むくみの解消や便秘解消効果もあるのは嬉しいですよね。

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現代病の代表とも言える、動脈硬化や心筋梗塞や脳梗塞ですが、日々の生活を見直すことが最大の予防であり、最大の治療と言えるかもしれません。

外食ばかりしていると、栄養が不十分だったり、過剰な脂質摂取、質の悪い脂質が多くなったり、手軽に食べられるものとファーストフードや炭水化物ばかりと偏った食生活に陥りやすいのです。

また、そんな食生活では知らぬ間に高カロリーにもなりやすく、食後のデザート、間食に高カロリーなスイーツと止めどなくひどい食生活を送っている方を現にみてきましたが、やはり体も正直です。そんな生活を改善することなく続けていると、体は悲鳴を上げ、結局大きな不調へと繋がっています。こうなる前に、改善すべきは食生活です。

上記でお話したA様のように、強い意志でダイエットに取り組まれることで健康な体を取り戻すことができるんです。是非、A様を目標に健康な体を手に入れましょう！