らくさいマルシェ当初から出店してくださっている「a by natty(アー バイ ナッティ)」さん。
ヴィンテージアイテムやボタンを使った、手作りアクセサリーのお店です。
とてもかわいいアイテムばかりで、通りかかりに立ち寄る人続出でした。
店名の「a」は、イタリア語の読み方で「アー」と読みます。
「アー バイ ナッティ」。言いやすく、耳になじむ店名ですね。
「a」の後の「natty(ナッティ)」は、桂にある美容院の店名。
「a by natty」店主の村上さんは、もともと美容師さんなのです。
アクセサリーが好きで、5~6年ほど前に自分で作るように。
本格的に作り出したのは3年ほど前。
たった3年とは思えないほど作品のクオリティは高く、驚かされました。
「やっぱりお客様にお出しするものですから…」と語る村上さん。
努力を重ねてこられたんだなぁと、頭が下がりました。
作品のこだわりは、世界各国のヴィンテージアイテムや、
ご自身の好きなボタンなどを使っていること。
異国の雰囲気たっぷりのアクセサリーはとても魅力的でした。
最近のヴィンテージ流行の影響で、ネットでもヴィンテージアイテムを
買えるようになっていますが、実際はレプリカも多いのだとか。
村上さんは信頼できる京都の専門店から仕入れています。
いくつも触れていくうちに、この素材は〇年だ、この手触りはあの素材だ、
などわかるようになったそうですよ。
お店ではピアスからイヤリングへの変更にも対応してくれます。
実際にお願いしてみたところ、あっという間に変更してくれました。
さすがですね。
奇数のピアスを使っている方のために、
あえて2つとも違うデザインにしているものもあります。
両耳で異なるデザインのピアスをつけていてもかわいいし、
片耳だけでもいろいろ楽しめるような気配りに感激でした。
カンボジアの女性による手作りネックレスもあります。
ネックレスのカラーデザインは、村上さんがチョイス。オシャレですね。
カンボジアでは長引いた内戦の影響で身体的な障害を持ってしまった女性が
多いそうです。支援団体では、障害のためになかなか仕事に就けなかった
女性たちに専門的な技術を伝授し、モノづくりを通して自立を支えています。
このネックレスは、ひと巻きや二重巻き、ブレスレットなど、たくさんアレンジできそうです。
村上さんはご自宅で「村上カフェ」という場も開かれています。
落ち着いてくつろげる空間で、大原野の作家さんの作品を
じっくり見たり選んだりできる場。
アクセサリーを見る空間も大事だというのが、村上さんの考え。
確かに、手持ちの服に合うか、どんなシチュエーションで楽しむか
ゆっくり考えたいですよね。作り手と会話を楽しめるのもポイント。
気になる方はぜひ次回のらくさいマルシェで聞いてみてくださいね。
★☆★☆☆★☆次回らくさいマルシェ☆★☆☆★☆★
9月24日(土)10時~16時
京都市西京区 洛西高島屋前・洛西バスターミナル前
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【ライター/はら ふゆこ】