昨日、オランダのハーグ国際仲裁裁判所は
中国が南シナ海で一方的に設定した「九段線」を
無効とする裁定を公表した。
フィリピン完勝、
中国完敗なのだが中国はこの裁定を認めもせず従いもしないため
国際的には孤立するだろう。
BSフジ7/12 プライムニュース
今年5月に公表された
米国防総省の「中国の軍事と安全保障の動向」2016年版の分析によると、
>中国は、国益追求とりわけ東シナ海と南シナ海での領土要求にあたり、
高レベルの緊張に耐える覚悟を見せた。
>米国との明白な紛争は避けようとしている。
(なぜなら)不安定化や紛争が、
党支配を永続させる根拠つまり経済発展の外部環境を危うくすることを中国指導者は理解しているからだ。
>短期的には、法執行船の投入など威圧的戦術を用い、
武力紛争の寸前でとどまるよう計算しつつ海洋権益の拡大を図るだろう、
>長期的には敵の戦力投射の抑制や打破、米国を含む第三者の介入への対抗能力に焦点をあてている。
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南シナ海のパラセル諸島、スカボロー礁、スプラトリー諸島で
航空基地を完成させれば
この地域の三角支配が完成するため、
南シナ海に広大な防空識別圏を設定するだろう。
そうなればこの地域にさらなる緊張をもたらす。
それでもオバマは動かないだろう。
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