生物学の常識を覆す世紀の大発見! 
ノーベル賞確実! 
と理研やマスコミが騒いでから3か月、
今度は理研自身が”捏造、改竄”認定をしてしまった。

O博士のSTAP細胞論文。
論文共著者である理研の面々が誇らしげに、
京大山中教授のiPS細胞より、さも有望そうに発表会見したのがウソのようだ。

「週間新潮」4月10日号にO博士直撃記事が載っていたので読んでみた。
表面的で皮肉な論調が展開され、事態の深刻さ・裏事情や国益に関する洞察の無い、
まったく興味本位の内容であった。

 ただ、これまでO博士は意見発表の機会を理研から一切与えられず、
理研側が一方的に発表している内容も、
かなり怪しいのではないかと思わせられた。


 それ以上に、共著者にハーバード大学教授の名が連なっているのが重要な鍵であろう。

かなり以前、
同大学に留学していた日本人医師が実験室のデータを盗んだという、
ほとんど濡れ衣のような言い掛かりをつけられて追放された事件を連想してしまった。

 早稲田大学の博士論文審査過程もいまだに不透明で、
審査員にハーバード大学の同教授の名があるというのだが、
ご本人は審査依頼されたことはないと言っているのも解せない。

 そしてなにより、O博士本人の脇の甘さが残念でならない。
遅くとも昨年3月nature誌に論文投稿した時点で、
特許申請していたら、、、、。

 H大B教授はさっさと特許申請を済ませ、動物実験へと進んでいるので、
STAP細胞とは別の名前で公認されてしまえば、
世紀の大発見としてB教授が生物学の歴史に名を残し、
ノーベル賞を受賞するばかりか、巨万の富を得ることだろう。


国際間の陰謀とは思いたくも無いが、
 世間知らずの子羊が、
剣呑な罠に嵌まって大発見を横取りされ、
そのうえ科学界から葬り去られる瀬戸際、の図である。




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