人に断りなく向上できるとは? | 0000

0000

             00000

昔読んだ新撰組のマンガでの台詞。
武士になる前の土方歳三

「身分身分てうるせー世の中だけどよ、
剣の腕前だけは、上下がねー。
強くなるのに、誰さまの断りがいらねーのが気に入ってるのさ」

今の世はどうだろう。
格差社会とかなんとかいうが
誰さま何さまの断りなく
向上できるもの、あるじゃないか。

音楽、美術、芸事、、
指導者の型にまずはまり、
自分の型を見つけ、
最後はその型さえ破る。

これは利休が提唱した
守破離
という芸術を極める3段階。

最初の型にはまり切る守が
一番難しいとあります。

でもその型を作り、破る行為は、
先生さえ必要なく、
自分次第で行えるのです。

努力の成果は
誰かから褒められることで
最初自覚しますが、
修行の階梯が進むと
悟りのような感覚で
知ることになるようです。

その喜びは
学歴や金では手に入らない
究極のものだと思います。