杉並区議会議員 小林ゆみブログ

最年少の杉並区議会議員、小林ゆみのブログです。
元信託銀行総合職行員、元予備校講師という経済・教育分野における経験と知識を区政に活かし、杉並区をもっと魅力的な街にすべく、日々奮闘中!


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皆様、こんにちは!
小林ゆみです。

一昨日・昨日の5月17日(火)・18日(水)には、第一回臨時会が開かれました。

今回の議会の目玉は、待機児童解消緊急対策のために新たに約2億9,000万円の予算を計上した、補正予算についての審議でした。
緊急対策の具体的な取り組みとしては、認可保育所11箇所を新たに整備し、約2,000人の児童を受け入れられるようにするというものです。

杉並区がこの待機児童解消緊急対策を打ち出した理由は、区内で待機児童が増え続けていることからだそうです。
区によると、平成28年4月1日現在、杉並区の待機児童数は139人であり、去年と比べて94人増えているとのこと。

ただ、この数字にはトリックがあります。
この数字は杉並区が独自に定めている「より実態に応じた待機児童数」であり、「国の定義に基づく待機児童数」は、同じ平成28年4月で見ると47人となっています。

杉並区は、国が定めている基準とは別の算出方法を用いており、ベビーシッターを利用しているケースや育児休業を延長したケースなども「待機児童数」に組み込んでいます。
そうすれば、待機児童「数」は当然増えますね…。

そのデータに基づき、来年春の待機児童解消に間に合わせる為、直ぐに保育園整備ができそうな場所を区が探した結果…、
学校、公園、区立施設の一部などの11箇所に決まったそうです。

前回のブログにも書きましたが、私は勿論、待機児童問題は区が取り組むべき重大な問題であると認識しています。
ただ、公園を潰すことに対しては断固反対です。

今回保育園に転用されることに決まった11箇所の中には、地域の子供達、また大人達も長年親しんできた公園や、実質公園のように使われている地域区民センターの中庭のような場所があります。

公園は、保育園に通っていない子供、自然の中で遊びたい子供、ボール遊びをしたい子供…
そういった乳幼児・児童・生徒の健全な育成に大きく寄与しています。
その大切な公園を潰すことには、同意できません。
一部のニーズを満たすために、子供の遊び場・防災拠点を潰すのであれば、区民の同意を得てからにしなければならないはずです。

やむを得ない場合は仕方がありませんが、もっと他に適地は無かったのか?そもそも、11箇所も整備する必要はあるのか?など様々な疑問がわきました。

この問題が話し合われた5月17日の総務財政委員会では当然、以上のような質問が総務財政委員によって為されましたが、区側の答弁はどの質問に対しても似たり寄ったりだったような気がします。

「喫緊の課題であるから、急いで取り組まねばならない」
「公園を潰すことは、区としても苦渋の決断」
「断腸の思い」

質問に対する答えとして、成り立っていなかった質疑もありました。
また、今回の委員会では区長自らの答弁も多かった印象です。

委員会の中で、ある委員が
「待機児童解消対策を始めたり、保育園を増やすと、他地域からの待機児童の呼び込みがあるのでは?」
と質問したところ、区側は
「待機児童解消対策だけで杉並区に転入しようとする方は居ないだろう」
という趣旨の発言をしましたが、私個人としては呼び込みはあると思います。

ある地域が子供を産み育てる環境が整っているという情報を得れば、転入先として検討することは十分にあるでしょう。

しかし、その後区長が、
「保育園を作れば作るほどそういう方達が流入し、イタチごっこになるのではないかという指摘があるが、そんなデータはない。
そのようなデータがあるかのように議論を進めることはおかしい。
そもそも、区に入って来る人を迷惑な人のように言うのはおかしい。
譲り合いが大事。」
という若干トピックの外れた答弁をしていて、驚きました。

その委員は、迷惑なんて一言も言っていないような…。
そしてトピックをミリ単位でずらしています。
秀逸なテクニックです。

区長の答弁の中で一番悲しかったのは、委員の質問に対し、
「全く意味がわかりません。」
という趣旨の言葉を繰り返していたことです。

区長がそう言うと、周りで失笑が起きるのです。
その結果、その委員が何か間違ったことや、的外れなことを言ったかのように聞こえます。

特に佐々木委員は事実とデータに基づき、的を射た質問をしていましたが、区長の一言で一蹴されてしまうので、私は傍聴席でヘナヘナと力が抜けてしまいました。
どうしても1ミリも動かせない大岩の前に立ち尽くしたような気持ちのまま、委員会室を後にしました。

そしてその次の日の5月18日(水)には議決があり、補正予算が賛成多数により成立してしまいました。
大変残念ですが、区長は「今回のようなことはこれで最後にしたい。」と仰っていたため、その言葉を信じたいと思います。


また、18日の本会議後には常任委員会・特別委員会が開かれ、正副委員長の互選がありました。

小林は今年度は、保健福祉委員会のメンバーになることが決まり、副委員長に指名されました。
議員2年目、27歳で委員会副委員長になるということは珍しいケースのようですので、皆様のご期待に応えられるよう、今まで以上に気を引き締めて公務に取り組んで参ります。


小林ゆみ
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