アルバム「monsoon jam」最後を飾るのは、「さらさら」という曲です。






オープニング「6:00am」のインストを除いては、今回のアルバムを収録した時点で、一度もライブでお披露目してなかった楽曲です。




というのも、完全に仕上がったのはレコーディングの2週間ほど前で、構想から数えたら一番長く完成まで時間がかかった曲かもしれません。






曲(メロディー)自体は、かっつんが1年ほど前に原型を作っていたので、俺自身も曲の存在自体はずっと知っていて、しばらくあたためていたものです。




この曲は、rainmanでは初めてとなる、「作詞daisuke かっつん」になっています。




rainmanでは異色なんだけど、かっつんが歌詞までイメージして曲を作っていて、ある日いよいよ歌詞を乗せる段階になった時に、「このフレーズだけはいれてほしい」と、言ってきた。




そのフレーズは1行だけなんだけど、俺にとってはそれが強烈なイメージであり、慣れていないせいか、そこから広がる世界観を考えるには非常に時間を使った。




どのフレーズなのかは、あえて秘密にしておこうか(笑)

俺からは決して出てこないフレーズであることは確かです。






曲調はこのアルバムの中で唯一の3拍子で、ゆったりとしたスローナンバーです。




かっつんのアコースティックギターのイントロが美しく、イントロで曲の全体像が浮かび上がるような強烈な印象。




今回のアルバムの10曲中、最後の最後に録音したので、音録りも、このアルバムに対するメンバーの最高潮、この時点でのrainmanのもっとも研ぎ澄まされたテイクだといっても過言ではないと思います。




特にドラムのたむくんが素晴らしく、一番気持ちいいところにアタックが入ってます。




ゲストミュージシャンとして、アフリカの打楽器ドゥンドゥンを操る、津田君とウッズ(サイナラ)を招いています。

ドゥンドゥンを使いたいと言い出したのもかっつんで、この二人を呼んできたのも彼です。




アフリカのリズムはとても特殊で、3拍子でもリズムの捕らえ方が変わっていて、それをたむくんのドラムとあわせることで、とてもオリジナリティーのある独特な仕上がりになってます。










そして、まずびっくりされるのは、出だしのボーカルが女性だということです。

彼女の名前は「絵里菜」。




この曲は、2009年に日本で皆既日食が見れるということで、メンバー何人かで奄美大島にライブにいったんだけど、その時の出来事をイメージして歌詞を作っていて、実はその時、奄美大島を出る最後の夜に酒を飲んだ「一村」という居酒屋のママの娘が、その「絵里菜」さんである。




それが、どういう流れで彼女がレコーディングに参加するまでになったかということも、ここでは秘密にしておこうかな(笑)




絵里菜さんは、ボーカリストとして一線で活躍してるわけでもなく、ミュージシャンというわけでもない。

でも、唄った瞬間に一気に奄美の風が吹いてくるような、島歌の印象を出せる声の持ち主で、この曲を唄うのは彼女しかいない!ということになったのだ。




歌詞に関しては、あえて抽象的なイメージにしてみた。


俺は起こった出来事や思ったことをストレートに書いていく詞が多いんだけど、こんなのはどうかな?って挑戦してみた感じ。



その分、細部にわたって、言葉そのものの並べ方や温度、そして感触や響きにはこだわった。



聞いた人がイメージしたそれぞれの景色が正解で、きっと俺のイメージにも似てると思う。



風や雨、雲、星の質感を「さらさら」と表現し、それを例えるなら「君」なんだ。



ここで出てくる「君」は、これを聞いてくれてる全ての「君」で、俺にとっては大切な存在です。





この曲は、PVも収録された。


http://www.youtube.com/user/rainmanjetlag







PV撮影も思い出深くて、関わった人すべてに感謝したい。


どうもありがとう。


















10曲分全てのライナーノートを読んでくれた皆さん、ほんとどうもありがとう。




全ての曲が、自分の子供のようであり、自分の目指す希望のようであり、今の自分のようです。







このセルフライナーノートを読んでくれたことで、ますます「monsoon jam」の曲たちを深く聴いてもらえて、鼻歌で口ずさめるような歌になってくれたら幸いです。




レコーディングというものはあくまでも録音した瞬間の姿であり、その時のrainmanの1シーンでしかありません。


これからもこれらの曲たちはライブの度に姿を変え印象を変えて進化していくと思います。




しかし紛れもなく、今のrainmanの姿であり、rainamanそのものです。




俺と同じように、この曲たちを愛してくれる人が、一人でも多くいてくれたらいいなと思います。
















最後に、このアルバムを製作するにあたり、多大な協力をしてくれた、red tripsのYAYA代表、そしてパー氏、エンジニアの花桐氏に感謝します。




せんきゅーまいふれん。














rainman

daisuke Vocal

かっつん Electric & Acoustic guitar,Back ground vocal

tomo-kun Blues harp,Chromatic harmonica

fumi Bass,Back ground vocal

たむ Drums,Back ground vocal

BOVA Percussion,Steelpan,Back ground vocal




Additional Msicians

稲山亜紀 Back ground vocal [M-03]

榮絵里菜 Vocal & Back ground vocal [M-10]

津田悠佑 Doundoun [M-10]

ウッズ(from サイナラ) Doundoun [M-10]





Produced by YAYA [red trips]

Total Sound Directed by かっつん

Assistant Directed by パァ[red trips]

Mixed & Recorded & Masterd by 花桐晃 [友ミュージック]

Mixed & Recorded & Masterd at Hit studio [友ミュージック]

Recorded at Studio GROOVE

Art Design by MEG [Over Heads]

Photographer : 木下将

Hear Make & Style Cordinate : 志村恵梨子 [rivage]

Total Planner : Daisuke Kobayashi

Manegement : メル [red trips]

General Produced by 福田安洋&杉山章二丸


Web Site : http://rainman.jp




special thanks :

カズキング,ザビさん(studio XAVI)

黒ヤギ(吉祥寺),さっち(あさぎり天空まつり)

BAR Stop the music(新宿ゴールデン街),

kaoriちゃん,しーちゃん,ゆかりちゃん,あきちゃん

新宿ケントス,麺屋いっこく(大山)

FM小田原,国立地球屋,RUIDO GROUP,

瀬戸さん,ナベさん,rivageの皆さん

エフビーアイ・コミュニケーションズ

外神あけぼの保育園,つるさん(富士アニマルハウス)

THE JETLAG BAND!!!,僕らの家族,全てのヒッピー

そしてあなたに せんきゅーまいふれん。

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