アルバム「monsoon jam」も残り2曲。9曲目は「イマココデ」。



この曲も「WALK」と同じで、旅を終えた後の東京での暮らしの上で出来た曲。時期も「WALK」と同じころ出来た。


これも、かっつんの作ったメロディーに俺が詞を乗せたパターン。



他の曲と並べると比較的シンプルなアレンジだけど、そのぶんスマートに心に沁みるミディアムテンポのナンバーです。


この曲もアコースティックギターとブルースハープが効果的に使われていて、出だしからあったかいオーラに包まれる。


ドラム、ベース、パーカッションのリズム隊も、特に奇抜なことはしてないように思えるが、聞き込めば聞き込むほど、その安定感と、さりげなく出す個性が全体を包んでいる。



今回のアルバムは多くの曲をかっつんが作曲しているが、どれも美しいメロディーで、この曲も俺の中では1位2位を争うほど好き。




詞については、刹那に生きるスタイルと、マイナスからゼロに持ち上げようとしている葛藤を書いた。



俺もお釈迦様じゃないので、みんなと同じように日々の煩悩の中で生きていて、取り戻さないといけないプライドと、脱ぎ払わないといけない思い上がりの間で行ったり来たりしてる。


調子がいい時ばかりでは勿論なく、そんな時は言い訳ばかりの酒の席になったりする。

深夜の帰り道、ふらふらの頭で新宿から方南通りを下る。

ふと振り返ると都庁の先っぽに月が見える。

そして、月を見ている自分が、実は月に見られていたことに気付いて、恥ずかしくなるんだ。



都内に住んでる人はわかるかもしれないが、山手通りはいつだって長い長い工事中だ。

取ってつけたように即席で作られた横断歩道。

信号は赤。

こんな日は早く家に帰って布団に入りたい。

早く青になってほしい。

この信号のように、立ち止まっていれば自然に青になるのか。



やっと家に戻り、自分の部屋の番号がかかれた郵便受けをあさる。

その時に、ほんの少しの、でもとても強い救いが訪れる。

この辺は、曲を聴いてもらえばわかると思う。




俺は想いが強すぎて、時に求めすぎてしまうことがある。
でも自分が一番してほしいことは、誰も人はしてくれない。
自分が、その一番面倒な、なんどもがっかりさせられてきた道を、また進んでいかないといけないんだ。


なにかのせいにせず、だれかのせいにせず、すねたりせず、いじけたりせず、ごまかしたりせず、晴れ晴れとした顔で「今」の上に、自分の顔で立ちたい。


そして、友達と家族と好きな人と自分に感謝して、笑うんだ。



明日なんか誰にもわからないし、そんなのしらない。


だからこそ、明日のために今ここで笑えるように。ね。





あー 目玉焼き食いてぇ

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