断食その後 | 指とパステルで奏でる心のハーモニー 人生をクリエイトする『曼荼羅ワーク®』

指とパステルで奏でる心のハーモニー 人生をクリエイトする『曼荼羅ワーク®』

オリジナルメソッド『曼荼羅ワーク®』を通して日々心に響いたこと、曼荼羅的生き方のヒントを発信しています。

さっき、色んな想いやインスピレーションが湧いてきた、という話をしましたが、それに関連して浮かんできた想いの一つ、私の「食」の体験のお話をしたいなと思います。



以前(去年5月だったかな)断食をした、という記事を書きました。


その時、色んな変化があった、と書きましたが、あれから8ヶ月。
さて、その後の私は健康になったのでしょうか。



実は、正直、一言で言うと苦労の連続でした。



リバウンドみたいな、ふり戻しみたいな現象も起こりました。だから、断食を何度かやることにもなりました。


もちろん、一回で劇的に変わった部分もあります。(例えば、あんなに大好きだったチョコレートを全く欲しくなくなった、とか、あんなに肉好きだったのに、欲しくなくなった、とか)


でも、やっぱり「甘いもの好き」という自分の性分は変わらないし、断食中にやってしまった「食べてはいけない」という我慢が、「食べないと死ぬ」というような変な刷り込みになったようで、『異常な食欲』という形で噴出してしまったのでした。



また、落とし穴だったのが、


「新鮮で汚染されていない、いわゆる『健康に良いもの』を食べていて、ジャンクな物、甘いものには一切手を出さない。そんな自分になりたい。」


という欲。


皮肉なんですけど、その「健康になりたい」想いこそが、私の健康への道の一番の妨げとなってしまったのでした。


「健康に良いものを食べたい」から、ジャンクなものを異常に排除しようとしました。甘いものも一切辞めようとしました。


ナチュラルハイジーン、アーユルヴェーダ、マクロビ、色んな食について、自分で本を読んでみたり、レッスンに参加してみたりして、食を見直そうとしました。



でも、「○○は食べなくてはいけない」「○○は食べてはいけない」そんな縛りが、「この食べ物は良くて、これは悪い食べ物」というジャッジの心となって、すごくすごく苦しくなってしまったんですね。



きっとそれも異常な食欲へと繋がってしまったことの理由の一つでもあるのだと思います。



甘いものは食べないって決めたのに、気がつけば一気におまんじゅう6個とか食べてる私^^;


なんて意思が弱いんだ!!と自己嫌悪^^;




不思議なもので、「食べちゃいけない」って心を縛れば縛るほど、食べたくなっちゃうんですよね。




でも、そんなことを色々経験していくうちに、ちょっとずつニュートラルに近づいてきているな、って感じています。



そして今振り返ると、こうして苦しくなるプロセスも、必要なこと、意味があることだったんだろうな、って想うのです。




おかげで、食だけでなく、心とか色んな面で色んなことが見えました。




なんでこんなことになるんだ!って自分が嫌になったりしたけれど、原因は「押さえつけようとする自分の心」。そりゃ無理にぎゅっと押さえつけたりしたらそのふり返しは大きいですよね。




改めるべきは、食じゃなくて、その『ジャッジしてしまう自分の心』でした。反省。




振り子を大きく振ればそのふり戻しは大きいように、「習慣を変える」、しかも「大きく変える」というのは大変なことだし、いきなり健康というのはありえないんだって分かりました。


だから、アップダウンがあることに一喜一憂する、というのは違うのだ、と気づきました。


だから改めて、さきほどの記事にも書いた、ままやさんの「失敗をものともしない」はやっぱり大切な心だなぁ、って想うのです。



言葉で見ると「当たり前やろ」って感じられるかもしれませんが、改めて想ったのが、『健康は一日にして成らず』なんだってこと。



やってみて、自分の体で体感してみて初めて、「○○をやめたから健康になりました」とか、「○○を食べたから健康になりました」とか、そんなシンプルなもんじゃないことを理解できた気がしました。




曼荼羅世界が教えてくれるように、様々なものが様々に絡み合いながら、一つの世界をなし、様々な要因が重なりあって、ひとつの現象が現れている。


もちろん「○○をやめた」とか「○○を食べている」ことも健康の道への一つの要素にはなっているのだろうけど、それだけではないのです。



健康もまた同じで、心と体は繋がっているから、たとえ健康なものを食べていたって、心がジャッジでがんじがらめになって苦しければ、病気になってしまう。


心と体が満足して初めて、真の幸せが実現するのです。



だから、「何を食べるか」に加えて、「どんな気持ちで食べるか」も大切。



健康って、その二つのバランスがとれて初めて成り立つんですね。





食というテーマで色々自分を見つめてみて改めて想うのは、何かを成し遂げようとする時に大切なのは、「なんのためにそれを成し遂げたいのか、という目的意識」と、「失敗をものともせぬ心」。


そしてそれを継続できるためのコツは、何でもやってみよう、挑戦してみよう、という行動力、それにはやっぱり楽しむ心って重要なんだなって想うのです。




「食」という一つのテーマから、本当に色んな面で成長させていただいている気がします。






最後に、自分に対する新しい発見は、「私って、こんなに食べることが好きだったのか」ってこと(笑)そこも、かんねんして認めます。なんか「大食漢」って恥ずかしいんだけれど。。。





最近、酵母さんを自分で育てたりして色々作ってみたりしています。


決して料理は上手い方ではないので、実験台になってくださっている皆さまにはご迷惑をおかけしていることも(笑)



でも、作るの、食べるのって、楽しいなぁって改めて想うのです^^



これからも楽しみながら、自分にとって心地よい心と体の健康を追求してゆきたいなって想います。


最後まで読んでくださり、ありがとうございました♪