2011-07-27 20:32:07

民の視点欠く横須賀市長~子を守りたい母の願いは届いたか

テーマ:原子力発電所

わが子の内部被曝を心配するお母さんたちが27日、横須賀市役所で吉田雄人市長と面会。直接、想いをぶつけた。手渡された要望書と227人分の署名に込められた願いは、子どもを放射能から守ることだ。ママ友から、幼稚園長から、小学校の担任から、まるでヒステリーかノイローゼにでもなったかのような扱いを受けているお母さんたち。世界中が未経験の事態。不安が募るのは当然のことだ。せめて、行政が「放射能は心配ない」という根拠のないバリアを取り除いてくれたら…。吉田市長を囲むお母さんたちの視線はとても熱く、鋭かった。



吉田市長と面会したのは「NO!NO!放射能ミーティング@よこすか&みうら」の13人。住まいは追浜や長井、秋谷などバラバラ。ツイッターなどインターネットのを通じて知り合ったという。

与えられた時間はわずか20分。事前に〝作戦会議〟は開いたものの、慣れない状況に時間だけが過ぎていく。さらに、吉田市長の言葉がお母さんたちを落胆させた。

「市が安全を届けるのは難しい。国や東電の責任だ」。第一声がこれだった。母親の一人が「うちの幼稚園では裸に裸足で屋外活動をしている。除染が必要です」と訴えると「市が直接、幼稚園などの表土除去をするのは難しい。国がやるべきだ」「土壌放射線量の計測器は市には無い。そこまで手が回らない」。さらには「市職員は『何言っているんですか?大丈夫ですよ』という対応はしていないはずだ」という言葉も。これまで多くの市民が様々な形で市に問い合わせや要望をしているが、それらが本当に市長の元に届いているのか。本気で市民を守る気概はあるのか。すがる想いで市役所を訪れたお母さんたちの心情を本当に理解しているのか。結局、市長が約束をしたのは、「安心を届ける責任はあるので、空間の放射線量を計ってホームページなどで公開していきたい」ということだけだった。
民の声新聞
母親たちから直接、想いを聴いた吉田市長。しかし、官僚答弁のような言葉ばかりが並んだ

ある母親は、市職員から「日本人は放射能に強いんですよ」と電話で言われ言葉を失ったという。幼稚園にマスクをしてわが子を迎えに行けば、園長に呼ばれてマスクをしないよう諭された。別の母親を刺激するのだという。幼稚園から配られるパンフレットには、「放射能は怖くない、大丈夫」というような言葉が並ぶ。放射能問題が原因で、距離を置くようになってしまった友達もいる。

別の母親は、とある市立小学校の対応に驚きを隠せなかった。「水筒にミネラルウォーターを入れて持たせたら、全て捨てて学校水道水に入れ替えさせられた聞きました。放射能は危険じゃないというスタンスを崩すわけにはいかないのでしょう」。手紙に切実な想いを綴って市長に手渡した母親もいた。夫婦で参加した人もいた。

日本人男性と結婚して市内に暮らすアメリカ出身の母親は、他の母親たちがいかに孤独かを目の当たりにして心を痛めていた。「私は本当にラッキーだと思った。だって、不安を共有できる人が周囲にいるから。日本のお母さんたちは一人ぼっち。不安を打ち明けることもできない」。しかし、その不安を市長は受け止められたか。福島・南相馬市長との会談で何を得て来たのか。


市長との面会では、小学生の娘の父親でもある男性が代表して要望書を読み上げた。

「10年後20年後に『あの時みんなで子どもたちを守ったんだ』と胸を張って言える対応を、行政と市民一体となって実行してほしい」


「事故後、数十年ぶりに教科書を引っ張り出した」と苦笑するが、獣医師として放射能の知識はある。「よくレントゲン撮影が数値の比較で持ち出されるが、それがいかにくだらないか。内部被曝は積み上がっていくもの。年間600回X線を照射される人はいないでしょう」

お母さんたちが吉田市長に熱い視線を送っている最中も、一緒に市役所を訪れた子どもたちは無邪気に室内を走り回っていた。何も知らずに被曝を続ける子どもたち。その前で木で鼻をくくったような言葉を発するばかりの市長…。

「あんなものだろう。初めから期待はしていなかった」なんて市民に言われてしまうのは、若くして重責を担っている吉田市長にとっても本意ではないはずだ。「たしかに、ネットの情報にあおられているのかもしれない。でも、30年後に大げさだったと笑い話になればいいじゃないですか。ここで危機意識を持たない方がおかしいと思う」。子を守るお母さんたちの闘いは始まったばかり。市長に民の叫びが届く日は来るのだろうか。

民の声新聞

面会前に〝作戦会議〟を開いたお母さんたち。227人分の署名も手渡した



【この日、吉田市長に手渡された要望書の内容は次の通り】

法律で定められた一般人の年間被曝限度量1mSVを守るために、原発事故による外部被曝・放射性塵の吸入による内部被曝・食品や水からの内部被曝等の全てを合算することを基本として下さい。

食品の検査は有意義ですが、食べてしまった後の検査よりも土壌・海水汚染がある地域の産物(米・野菜・果物・魚介類・乳製品・食肉・鶏卵など)を保育園・幼稚園・小学校の給食に使わない事がもっとも安全です。是非そのようにしてください。保育園から小学生の年齢の子どもは30歳の成人に比べて約4~5倍、放射線被曝により癌になる危険が高い事を考慮して下さい。給食の食材から除外する生産地は少なくとも福島県、宮城県、茨城県、群馬県、埼玉県、東京都、千葉県、の8都県に加え岩手県、山形県とする事を要望します。

水道水の放射性物質検出限界はヨウ素9Bq/kg、セシウム10Bq/kgとなっていて、それ以下の濃度のものが含まれているか個人では確認のしようが無いので不安を感じる元となっています。また水道水の安全が確保されても、現状では学校給食で牛乳を提供する事は控えるのが子どもたちの健康を守るためには最善と考えます。保育園・幼稚園・小学校の園児、児童が家庭から飲み物を入れた水筒持参で登園・登校し休み時間や給食時に飲む事を認めてください。その上で教育委員会から園児・児童全員に対し上記の内容を正式に文書で通知すると共に、広報よこすか、横須賀市ホームページでも告知してください。

上記の要望全てに関して期限を付けずに外部被曝・内部被曝の問題が完全に終息するまで実施してください。

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