被用者年金一元化の内容281 | 硬派な年金講座

硬派な年金講座

公的年金について硬派に触れさせて頂いております

皆様こんにちは

今回も被用者年金一元化に関連する社会保障協定について触れていきたいと思います。


③軍人年金

軍人年金は1963年に公務員年金の次に成立した年金です。

この軍人年金は早期退職、長期受給が可能な年金でしかも給付額は退職直前の3年間の平均報酬月額となっており、そもそも給付内容と保険料の均衡がとれていない年金となっています。

そのため、軍人年金が発足してからわずか10年で軍人年金財政が赤字に転落し、国による補助が無ければ年金給付を維持できないことが現状としてあります。

政府は保険料を上げる等の一定の対策をとってはいますが、上記の年金給付の構造では抜本的な改正がなければ財政状況の改善は難しいといえます。


次回も被用者年金一元化に関連する社会保障協定について触れていきたいと思います。

押して頂ける全ての方に感謝を
 
皆様にとって本日も良き1日でありますように

本日もお読み頂きありがとうございました (^-^)