今も寒さ厳しい中で、復興の思いだけを胸に、
新年にひとすじの光をみつめているたくさんの方々を思わずにおれません。
伊豆は元旦から、いつもの年になく雲の多い年明けとなりましたが
私は例年どうりに
すっかり大きくなった孫たちと会い、在所の神社に初詣も出来、餅もいろいろな料理で食べて、
平凡であることのありがたさに静かに感謝を思い正月を過ごしております。
お山番もほんの時おり出かけてゆく冬の日々ですが
越冬の小鳥たちのさえずりやみかんの木の様子や、自然の全てが、
年々歳々に里山として落ち着いてきてくれているので心配も少なくなりました。
そして、お宿の若い世代の方々が、
年毎にお山の里山としての大事さを理解してくれるようになり
ありがたい気持ちで、ゆっくりゆっくり仕事をさせていただいているこの頃です。
今年も無理をせず、それぞれの果実や竹の子などの季節に、
お客様がお山を充分に楽しんでくださるように、
若い方々と一緒に知恵を寄せ合ってお山守りをし、
お山の木々や実りを大切に使って参りたいと思っております。


行き帰りの国道沿いからの富士山も出会いがうれしい季節になりました。
今年は、「富岳群青」というお宿がオープンし、
私も依頼されては、自然の手入れなどのお手伝いによく参ります。
両裾を海に浮かべた富士山との出会いも多くなりました。
国道沿いから富士山を写していた時よりも贅沢な写真が撮れるようにもなりましたが、
十二月に入っても例年になく雪が少ない富士山でした。
これから五月連休くらいまでは、富士山も夕陽も素晴らしい季節を迎えるのだと思います。


本年が幸多い一年となりますことを
新年を迎えた西伊豆の地より心から祈りながら
「無雙庵枇杷」お山番の日々を松の内があける七日あたりから始めようと思っております。







































































































