2009-02-22 09:25:10 posted by rabbit930

五十肩

テーマ:骨の病気

五十肩は40代から50代、60代で起こりやすく、

40代で起きた場合は40肩と呼ばれています。

五十肩の正式な病名は「肩関節周囲炎」や「拘縮肩」です。

五十肩は通常の加齢現象ではなく

何度も繰り返し発症したり、60代以降に悪化したりしません。

現在のところ五十肩になる原因は分かっていませんが、

五十肩の病態は徐々に分かってきています。

肩関節は体の関節の中で最も

動きの自由度が大きいところで、複雑な構造をしており、

肩関節のどこに痛みが出ても動きが制限されます。

肩関節の自由度が大きいのは肩関節で接続する

肩甲骨と上腕骨の接触面積が小さいからです。

肩関節の周囲には靭帯や肩甲骨に付着する筋群

筋肉の骨への付着部分である腱や腱板滑液包

骨をつなぐ関節包ーなどがあります。

五十肩で分かっていることは

滑液包で炎症が起きるほか、

周辺の組織も繊維化して硬く厚くなり、

  関節の動きを制限しているーことです。

さらに、末梢神経の終末でも枝毛のような分枝がみられ、

痛みに対して過敏になっていると考えられています。

五十肩が回復する仕組みもまだ分かっていませんが、

安静にするよりも温めて可能な範囲で動かした方が

五十肩の回復は早いーといわれています。

五十肩のほとんどは半年から1年ほどで自然に治ります。

五十肩の治療にあたって、整形外科では

適切な動かし方を指導したり、症状に応じて消炎作用のある

ヒアルロン酸やステロイドを滑液包内に注射したりしています。

五十肩は良性で一過性の病気です。

ただ、五十肩と似た症状で別の進行性の病気のこともあり、

一度は整形外科を受診することです。

追 記

滑液包は骨と腱板の間でクッションの役割を果たしています。

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