五十肩
テーマ:骨の病気五十肩は40代から50代、60代で起こりやすく、
40代で起きた場合は40肩と呼ばれています。
五十肩の正式な病名は「肩関節周囲炎」や「拘縮肩」です。
五十肩は通常の加齢現象ではなく、
何度も繰り返し発症したり、60代以降に悪化したりしません。
現在のところ五十肩になる原因は分かっていませんが、
五十肩の病態は徐々に分かってきています。
肩関節は体の関節の中で最も
動きの自由度が大きいところで、複雑な構造をしており、
肩関節のどこに痛みが出ても動きが制限されます。
肩関節の自由度が大きいのは肩関節で接続する
肩甲骨と上腕骨の接触面積が小さいからです。
肩関節の周囲には靭帯や肩甲骨に付着する筋群
筋肉の骨への付着部分である腱や腱板、滑液包、
骨をつなぐ関節包ーなどがあります。
五十肩で分かっていることは
①滑液包で炎症が起きるほか、
②周辺の組織も繊維化して硬く厚くなり、
関節の動きを制限しているーことです。
さらに、末梢神経の終末でも枝毛のような分枝がみられ、
③痛みに対して過敏になっていると考えられています。
五十肩が回復する仕組みもまだ分かっていませんが、
安静にするよりも温めて可能な範囲で動かした方が
五十肩の回復は早いーといわれています。
五十肩のほとんどは半年から1年ほどで自然に治ります。
五十肩の治療にあたって、整形外科では
適切な動かし方を指導したり、症状に応じて消炎作用のある
ヒアルロン酸やステロイドを滑液包内に注射したりしています。
五十肩は良性で一過性の病気です。
ただ、五十肩と似た症状で別の進行性の病気のこともあり、
一度は整形外科を受診することです。
追 記
滑液包は骨と腱板の間でクッションの役割を果たしています。



すべての病気の原因は「ミネラルの欠乏」からです。





