■「企業団体献金は受け取らない」

 民主党の新幹事長に就任した枝野幸男氏の記者会見は以下の通り。

 司会・細野豪志幹事長代理「私は先程幹事長代理に指名いただきました」

 枝野幸男幹事長「幹事長を拝命した枝野です。幹事長という重責、大変重く受け止めております。果たして、この責任をしっかり果たしていけるのかどうか。不安で一杯だが、引き受けた以上はしっかりと責任を果たして参りたいと思います」

 「まず、その責任の第1は、昨年8月に国民の皆さんからこの国の政治を変えてほしいという大変大きな期待をいただきました。先程、鳩山総理にもお目にかかってまいりましたが、大変一生懸命努力をされ、私も、この8カ月間のうち半分は一議員、半分は閣僚として、何とか国民の皆さんの期待に応えるよう努力してまいりましたが、残念ながらその期待に応えていないという思いを多くの皆さんにお持ちになられるという状況になってしまいました。

 そのことを改めて国民の皆さんにおわびするとともに、8月にいただいた期待にしっかり応えていく。そのための新しい内閣を全力を挙げて支えていく。そのことが私の何よりの責任だと思っております」

 「そのためには、政府と与党の一体化、政策決定の一元化、政治主導、官邸主導。こうした政治をしっかりと実現し、実行していくための内閣と党との関係。これをしっかりと改めて整理してまいりたいと思っております。この8カ月間のさまざまな経験がそこに生きてくるものと思っております。

 総理や長官と密接に連絡連携を取りまして、党、国会でそれを支える皆さんの声をしっかり受け止めまして、連携をはかることで、沢山の票をいただいて国会に送っていただいた仲間の議員、それを支えた多くの国民の皆さんの声が官邸主導、政策決定の一元化のなかで、実を結んでいくと思いますし、そのプロセスの中で、政策調査会も復活させていただくが、すべての議員の皆さんのそれぞれの力が政策実現に結びついていく態勢をしっかりと確立してまいりたいと思っております」

 「もう一点はそうした政策を、国民の皆さんの期待を実現していくためには、国民の皆さんの政治に対する信頼、民主党に対する信頼を回復していかなければいけないと思っております。先程の両院(議員)総会でも申しあげたが、そのために、党運営の徹底した透明化を進めて参りたいと思っている。

 私自身、この4カ月、内閣のなかで、行政の透明化の仕事の先頭に立たせていただきました。透明な行政を支える政権与党は、その党運営も透明でなければいけない。そうした観点から、意思決定のプロセスや党運営に関するさまざまな情報公開を進めて参りたいと思っております」

 「特に政治に対する信頼という意味では、政治とおカネの問題が問われています。私どもは、企業団体献金の廃止に向けて、マニフェストでもお約束をしています。

 そこについては、各党間の協議のうえで国会で進めていただかなければならない話でありまして、まずは先頭にたって、私自身、企業団体献金はほとんどない。おそらく、日本の政権与党第一党の歴代幹事長のなかで、圧倒的に、多分、2けたか下手をすると3けたぐらい少ないかもしれませんが、若干はあった。

 今日を機に、私自身は、政治団体は別として、いわゆる企業団体献金については、過去も少額だが、個人としては一切受け取らないということで進めて参りたいと思っているところであります。まず先頭に率先して進めてまいりたい」

 「いずれにしても、国民から与えられた期待に応えるためには、まずは参院選をしっかり乗り越えなければならない。

 この間、国民の皆さんの期待に十分応えることができなかったことを踏まえると、残された時間でこれを取り戻すのは大変大きな困難があると思いますが、しかし、困難が多いからといって、あきらめてしまっては、この国の政治を変えることはできません。

 希望をもって、勇気をもって、そして自信をもって、国民の皆さんに民主党の新しい出発、民主党政権の新しい出発を訴えていき、この参院選を何とか乗り越えて、秋以降、鳩山総理の残された思いを政策実現という形で、実現して参りたいと思っています。

 ぜひ、皆さんのご理解を申し上げ、冒頭にあたっての私の話といたします」

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