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2006年11月29日(水) 01時24分32秒

インド日記 7/19 (7)

テーマ:インド

列車に乗り込み、自分の席を見つけたらまず1番最初にすること、

それは、盗難されないようにバックパックをどこかにチェーンでつなぐことだ。

でも、泥棒が本気で盗んでやろうと思ったら、

ナイフでバックパックを裂いて簡単に中身を取ることができるだろう。

だけど、チェーンをすることによって、

『盗られないように警戒してます』という自己主張と、

『盗もうかな』という気持ちを泥棒に起こさせない抑止力の役目を果たしてくれ、

チェーンの強度以上の効果がある。


ぼくは窓の格子にチェーンでつないでシートに腰を下ろした。

お尻の下は、ただの木の板を覚悟していたのに柔らくてうれしい。

このシートは就寝時間になると一転、ベットになるからだ。

2等の寝台車なので当然エアコンは無く、個室でもないが、

窓からの風は涼しいし、なんだったらホテルサブナムよりもよく寝れるかも。

もっとボロボロだと思ってたのにそれほどでもなく、

指定席なので人が溢れかえっているというわけでもない。

早い話が、結構快適なのである。


20時35分の定時を少しまわってから、

ぼくらの乗った列車、Doon Expressは動き出した。

ハウラー駅を出て少し走ると、ぽつぽつと民家だろうか、

灯りが遠くに見えるだけで、もう外は真っ暗闇だ。

カルカッタは、夜遅い時間でも明るかったけど、

1歩街から離れると、やっぱり牧歌的な風景が広がるんだな。

って、今は真っ暗でなにも見えないけど。


開け放った窓からは、

ガタゴトとタイヤと線路の擦れる音が直接飛び込んでくるし、
揺れもすごいんだけど、なんか妙に心地よい。

色々、RajanとKawnと話しをしていたんだけれど、

23時頃にシートがベットに代わり、横になるとすぐに睡魔が襲ってきて、

ぼくは知らない間に寝っていた。

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2006年11月28日(火) 02時48分31秒

インド日記 7/19 (6)

テーマ:インド

ライトアップされて、夜の闇に浮かび上がるハウラー駅は美しかったけど、

なんだか切なくもあった。

インドに来て始めての街、カルカッタともお別れだ。

タクシー代は、割り勘にしようとぼくは言ったんだけど2人が出してくれた。

駅構内は、それはもう騒然としていて、列車を待つたくさんの客にポーター。

ぼくの身長よりも、はるかに高く山積みされた荷物は、

いったいどうやって運ぶんだろう。

うまく聞き取れないが、放送ではひっきりなしになにか叫んでいる。

ていうか、あの我がもの顔で寝そべっている牛はどこから入ったんだ!?


ところで、がみがみ言っている放送は、

どうやら、1番線に入ってくるはずの列車が3番線に、

2番線に入ってくるはずの列車が1番線にと、

頻繁に列車の入ってくる線路が変わるみたいで、

そのことをアナウンスしているみたいだ。


RajanとKawnでさえ、

他のインド人に聞きまくって自分達の乗る列車を探しているのに、

ぼく1人だったら、訳がわからなくて乗れなかったかもしれない。

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2006年11月21日(火) 00時45分10秒

インド日記 7/19 (5)

テーマ:インド

3人でタクシーに乗って、ハウラー駅に向かった。

日は暮れたが、言ってもまだ19時。

お昼よりもいくらか涼しいので、みんな外に出てきているんだろうか、

街は、まだまだ活気づいている。

カルカッタは、夜も賑やかだなぁ。


信号待ちでタクシーが止まると、全開にしている窓から車内に手が伸びてきた。

見ると、片足が無く松葉杖を突いている男が施しを求めている。

何台も車の列ができているので危ないと思い、

とっさにサブバックのポケットに入っていたコーヒー飴を取り出して、

男の手の中に入れたが、まだ何事かわめいている。

きっと、金をくれと言っているんだろう。

善意を踏みにじられ、ぼくは少しムッとして、

いらないんなら返せと言ってコーヒー飴を取り返そうとしたら男は離れて行き、

どこに行くのかと思うと、今度は前の車にアッタクしに行った。 


弱い立場の人にムッとしてしまったぼくは間違っているんだろうか。

カルカッタにいるあいだ、何度も物乞いに会った。

後ろからTシャツの袖を引っぱられ、なんだ?と思って振り返ると、

赤ちゃんを抱いた、粗末な服を着た女の子がぼくの顔を見上げている。

年老いた老婆もいたし、歩道の真ん中にずっと座りこんでいる物乞いもいた。

インドでは人口の1割り、実に約1億人が物乞いだと聞いたことがある。

彼らにいくら与えたところでキリが無いし、根本的な問題解決にはならない。


そんな物乞いとの付き合い方が、インドでは結構キーになるみたいで、

そのことで気を揉んで疲れてしまう旅行者もいるらしい。

そこでぼくはあえて深く悩まず、あげたいと思ったときはあげる、

あげたくないと思ったときはあげないというふうにシンプルに考えることにした。

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2006年11月16日(木) 08時43分15秒

インド日記 7/19 (4)

テーマ:インド

さて、荷物をまとめてチェックアウトだ。

スタッフがチップを要求してきたが、写真を撮ってやるからと言ってごまかした。

ぼくがインド初心者なうえ、英語がうまくないからって、

いつもこばかにしていたくせに、誰がチップなんかあげるもんか。


でも、スタッフの態度が悪いことを除けば、

このホテルは結構いいホテルだったかもしれない。

かなり狭かったけど、そのせいで困ることは一つもなかったし、

びっくりした鉄格子しかない窓も、どうせガラス窓があっても

開けっ放しにしていただろうから必要ないなと今では思う。


あと、たまにシャワーが出ないことがあったけど、

スタッフも自分の仕事には熱心なようで、ちゃんと対応してくれた。

そして、1泊Rs150の値段も納得していたし、なによりも虫がいないことと、

荷物の盗難がなかったことがぼくには1番うれしかったのだ。


インド日記 7/19(3)
ホテルサブナムのフロント
左は、ぼくと入れ違いでチェックインした
パキスタン人のバックパッカー Have a nice trip!

チャイ屋の子供や雑貨屋のおやじなど、顔なじみの人に別れのあいさつをして、

18時ちょうどにRajanと約束した消防署の前に着いた。

すぐにRajanも来たが、レストランに入ってちょっと待とうと言う。

聞けば、彼のいとこも今カルカッタに来ていて、

今夜の列車でいっしょにRajanの家に行くことになったらしい。

さっきも飲んだのに、またチャイを頼んだ。


30分ほど待って、やってきたRajanのいとこの名はKawnと言い、
銀縁のメガネをかけていて、ぱっと見インテリっぽい。

笑ってあいさつをしたが、Kawnのメガネの奥の目は鋭く、

笑っていないところをぼくは見逃さなかった。

第一印象はあまりよくない。

この男は、ちょっと注意が必要かもしれないな。
でも、Rajanよりかなり英語がうまく、

ぼくの耳では、あの独特のインドなまりも無いように聞こえる。


インド日記 7/19 (4)
毎日通ったチャイ屋


インド日記 7/19 (4)
最期にチャイ(Rs2)とサモサ(R1)を食べた
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2006年11月14日(火) 22時17分15秒

インド日記 7/19 (3)

テーマ:インド

ホテルの近くに戻り、

日本から持ってきた本の中から6冊をRs50で古本屋に売った。

まったく読んでいないけれど、重くてかさばるし、

これから先も読むことがないだろうと判断したからだ。


日本製の物はなんでも好まれるけれど、本も例外ではなかった。

古本屋のおやじは最初、

「日本の本か…1冊Rs5だから、6冊Rs30で買い取ってやるよ」

と横柄な態度をとっていたが、

「そんなに安いんなら、よそで売る」

と言って店を出るふりをすると、慌てて

「ちょっと待て!Rs50でどうだ?」

と言って止めにきた。しめしめ。


粘ればもっと上がっただろうけど、

値段交渉している時間もあまり無いのでRs50で手を打ったが、

今度、日本人の旅行者が買いに来たとき、

また法外な値段で売ろうとするんだろうな。

調子に乗ったおやじは、

ぼくが付けているG-SHOCKも売ってくれと言い出したが余裕で断った。


この頃には、道路に溢れていた水も引いて、ふつうに歩けるくらいになった。

けど、カーリーテンプル周辺もヴィクトリア記念堂の周りも

水たまりがある程度だったことを考えると、

雨が降って冠水するのは、ここサダルストリート周辺だけなのかもしれない。


だとすると、やっぱり原因はゴミのポイ捨てなんじゃないだろうか。

どぶさらいをしているインド人が何人もいたけど、

詰まってからそんなことするより、

詰まらないようにモラルを向上しろと言いたかった。

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