ジャッジに横浜ファン大噴火! | 浦和三昧 序章

ジャッジに横浜ファン大噴火!

[スポーツ報知]
 問題の場面は横浜9回の攻撃だ。
1点リードされた1死一塁、多村の打球は三塁線上を高くバウンドした。
三塁の鈴木塁審はファウルの判定。
打者走者・多村はそれを確認して、打席に戻ろうとした。
しかし、渡田球審はフェアとジャッジ。結果的に併殺打となり試合が終わった。
 牛島監督も猛抗議だ。
「2つの判定が出ているのに、なぜ協議しないのか。
 きちんと説明しないとファンに失礼だ」と野球規則をたてに詰め寄った。
しかし渡田球審は「すべては私の判断。協議する必要はない」と説明。
場内説明を簡単に済ませて引き揚げた。
納得がいかない、と、乱入者が現れるほど、場内には罵声(ばせい)が飛び交った。

 どのスポーツにも通じることだが、
審判を「絶対」な立場に位置づけてしまうと、このような事態が生じてしまう。
今回のケースは、誰の目にも審判の不手際があったことは明白だ。
没収試合として再試合をするか、
問題の判定の前に戻って、同じ状況から試合を再開すべきである。
しかし、日本のスポーツにはそうした問題を早急に審査する機能がない。
そのため、審判は問題がなかったことにするしかなくなってしまうのだ。
スポーツの文化が根づいていない。