制作する日記

美術作品の制作をしています


テーマ:
箱根八夜ののぼり旗ができるまでの制作日記、つづきです^ ^





筆文字が仕上がり、無事に我が家に届きました。
これで、わたしの方の作業がはじまります。
まずは近所の印刷屋さんを訪ねて、大判コピーをお願いします。


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のぼり旗に合わせてみます。
なかなかの迫力。


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↑こちらは横書きの方



これをトレーシングペーパーに写しとっていきます。

横書きの方は上質紙に書いてあるため、にじみがほとんどなく輪郭を追うのに迷うことは無いのですが、縦書きの方は、墨絵用に使われる紙に書いてもらったため、墨の濃淡やにじみが美しく、その分機械的になぞるだけではかえって不自然になるのでは、という心配がありました。

もともとの作品から大判コピー→トレースしたものをさらに型紙に写し取り、型紙を彫り、彫ったところに抜染剤を塗り込んで、最後にスチームアイロンをかける。
その工程の中で、にじみすぎたり、線が固くですぎたり、自分の手のクセで線を省略してしまったり、といったことも予想されます。
迷ったすえ、再現性を優先して、にじみ部分もなるべく細かく輪郭どおりになぞることにしました。

つねに、手ぬぐい用の横書きを優先させて作業をすすめ、のぼり旗に入る前にあらゆる失敗を先にしておこうという作戦も、この段階から始まりました。


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 トレースしながら絵を作っていくことはたびたびしているのですが、そのときは自分の作品を作っているので、どこでどんな風に線を変えても全く問題ありません。
むしろ、描きながら表したいものをさぐり、変えていく方法でよいのですが、今回は筆文字作品を精度をもってのぼり旗の上に再現するのが目的ですから、うっかり自分勝手な線をひくわけにはいきません。
はじめは、かなり慎重に描きはじめました。

しかし、最初の緊張感が去ると、このことがかえって楽しくなってきました。
「自分」の表現ではないことをする。

自分のものと思っていた線の作り方を捨て、細かく輪郭を追っているうちに、なぜこの筆の運びになったのか、墨がどう流れたがっているのか、淡く淡くではありますが、感じとれることがあります。
自分の意思や思いで線をなんとかしようとしていたときには見えなかった景色でした。




ちょっと休憩(#^.^#)

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哲哉氏セレクトの肉まん(#^.^#)


(つづく)








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