大事なペットが行方不明になったらどうする? NTTコミュニケーションズは、電話の預かり、転送サービス「050あんしんナンバー」の番号を愛犬、愛猫の迷子札に書き込む提案を始めた。名づけて「ワンにゃんバー」。

 同社の「あんしんナンバー」は、かかってきた電話を転送したり、留守番電話への着信をメールで知らせる有料サービス。女性を中心に、ネットショッピングの会員登録時の電話番号や、婚活中でよく知らない人に電話番号を伝える必要がある人たちが使っているという。住所と無関係の番号で▽直接自分の電話にかかってこない▽着信を拒否できる--などさまざまなカスタマイズができることが特徴だ。

 ペットが迷子になった時、飼い主の連絡先が分かれば、返ってくる確率が高まるが、いたずら電話などが心配だ。「あんしんナンバー」なら、ペットの首輪や、迷子を捜すチラシに記載しても、捜している間はすぐに転送し、見つかったら転送をやめるといった使い方が可能で、いたずら電話に悩まされる心配が少ないという。また、電話番号を変更しても、050の番号からの転送先を変えれば済む利点もある。

 同社は「『首輪に電話番号を書いておけば迷子の時に安心』と分かっていても、抵抗を感じる人が多い。一方で、ペットがいなくなった時には、連絡がほしいので、チラシなどには書かざるを得ないなど、飼い主も悩ましいのではないか」と推測する。

 日本のペットの犬猫の数は、すでに子どもの数を上回り、約2600万頭(ペットフード協会調査)に上る。一方、厚生労働省の統計では、2008年度に徘徊(はいかい)していて保護された犬は約6万5000頭。減少傾向にはあるものの、このうち飼い主に返還されたのは約1万5000頭にとどまる。マイクロチップを埋め込む取り組みもあるが、利用は低迷しており、迷子のペットを飼い主の手に返すには十分ではない。

 飼い犬は鑑札をつけることになっているが、自身もミニチュアダックスフントを飼っているという同社の後藤順至課長は「小型犬には(鑑札が)大きく、音もするため、家では首輪をはずしていることがある。また、猫は鑑札がなく、自由に散歩させるケースも多いため、犬よりさらに必要ではないか」と語る。

 同社は専用サイトを開設して、ペットの迷子を防ぐ方法や、迷子になった場合の対処法を紹介するほか、1月28日から4月30日まで、「あんしんナンバー」の新規契約者を対象に、ペットの名前と電話番号を入れたペットタグをプレゼントするキャンペーンを実施している。当面、ペット総数の1%の利用が目標で、新規利用者の獲得を目指す。

 「あんしんナンバー」の利用料は月額525円。【岡礼子】

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