ちょうど、これを書いているのが
節分の日なので『鬼』の話でも、
しようかな〜って思うんですけど。
パーマ頭で、武器が金棒じゃないですか?
ネットとかで鬼を調べると、ロシア人を見た
昔の日本人が、考え出した架空の怪物なんて
説があったりするんですが、
あれの正体って私は、日本に漂着した
私は歴史学者とかではないので、
あくまで個人的な見解ですけどね。
バイキング発祥の地、ノルウェーには、
195センチの男とかザラにいるんですよ。
一方、昔の日本人って、彫りが浅くて
手足が短い民族だったでしょ?
実際、源義経の「一の谷の戦い」で、
絶壁を馬で駆け下りたという逸話も、
いや!ホント!NHKの番組で言ってたから。
だから鎌倉・平安の日本人ってかなり
ちんちくりんな外見ですよ。そこに北欧系の
武装したバイキングが現れたら、そりゃあ
ビジュアル的にも、只事では済まされないと
思うんです。
当然、バイキングは暴力で財宝を略奪する
海賊ですから、日本の漁村など各地では
食料を奪われたり、女をさらわれたり、
そんな事例があったんじゃないかなと?
まぁこれらは全て憶測なんですけど。
でも、そんなバイキングの中にも、
1人くらい非暴力派でイケメンのやつが
いたりして、そいつが村の娘に惚れたり
することも、あるワケじゃないですか?
村の娘も最初は、そいつが怖いんですけど
彼が心を持った普通の人間だという事を、
徐々に理解し始めて、彼の優しさに、
少しずつ惹かれていったりして・・・❤️
まぁベタですけどね。
それで、村の連中にバレないように、
離れ小島で、秘密の恋なんかしたりして。
やがてバイキングの仲間たちにも、
その娘が気に入れられたりとか・・・。
なんかちょっとイイ話でしょ?
ところがそんな恋も、あるとき村人たちに
バレてしまい、最後に娘は駆け落ち同然に、
彼らの住む離れ小島へ逃げるんですわ。
愛の逃避行ってヤツですよ。
ところが娘の親は、村に面目が立たない。
だから「娘は鬼の妖術で操られている!
誰か!あのバケモノを殺してくれ!!」
という展開になったりする。
そこで村人たちは、村で最も腕の立つ
若武者を島に送り込んで、憎きバイキングを
一人残らず皆殺しにするのですが、
その最強の若武者の名前こそが!!
あの『桃太郎』っていう・・・。
これ、鬼が主役の視点で考えてみた
『新約・桃太郎』のシナリオなんですけど。
・・・どうでしょうかね???
ちなみに桃太郎の歌詞の5番って⬇︎
『おもしろい〜おもしろい〜♬
残らず鬼を攻め伏せて〜〜♬
ぶん取りものを〜えんやらや〜♬』って
完全に殺しを楽しんでいるんですよ(笑)
桃太郎の歌詞が少しイカれてるって、
小学生のときから思っていましたので、
恋人のバイキングが死ぬシーンで、
この歌が子供合唱団の声で掛かったら、
かなりシュールな作品になるのでは?
とか思ったりしてます。
(エヴァ新劇場版「破」のラストみたいな)
20年くらい前に、この話を思いついたとき、
自分で描いて「斬新な物語だよなぁ〜」って
自画自賛してたんですけど、
後になって、よくよく考えてみたら。
既に『美女と野獣』がやっていたという(笑)
まぁ、そんなもんなんだよな!
(もっと言うと『キングコング』も同様だし)
どっかの文化祭で出し物にしたら、
大人にウケる話だと思うんですけどね。
ちゃんちゃん(おしまい)