
ご依頼内容
これまで特に問題なく使えていたが、突然ファイルにアクセスできなくなった。
NAS本体を見てみると赤いエラーランプが点滅している。
点滅回数は7回でメーカーサイトをみると[E7]エラーでHDDの故障らしい。
なんとか復旧して欲しいとのご依頼でした。
診断結果
この機種を診断する際は、ケースを開く必要があるのですが、爪のかみ合わせがきつく、
いつもHDDの取り出しに苦労します。
お客様にはケース開封時にケース側に傷や破損が発生する可能性があることをご了承頂き作業を開始します。
専用の検証機器で確認いたしましたところディスクの先頭部分に不良セクタがでておりました。
ディスクの先頭部分はHDDのファイル情報やディレクトリ構造、インデックスなどが保存されており、ここに不良セクタが発生しますと、ディスクの認識ができなくなります。
診断を続けますと、データを読み書きするヘッドの内の1本がおかしな動きをします。
これが原因でプラッタに傷がついてしまったようです。
物理障害ではありますが復旧可能なレベルでしたので、復旧OKの診断結果となりました。
媒体:BUFFALO LS210D0201C 内蔵HDDは東芝
診断結果:物理障害(中度)
復旧可否:復旧OK
復旧作業
この症状がでますとWindowsパソコンなどでは認識してくれません。
専用の機材でヘッドの動きを調整しながらデータを取り出していきます。
ちょっと動きが不安定でしたが無事完走してくれました。
一部破損しているデータがある可能性もございましたが、
お客様にご確認頂いたところOKとのことで、無事納品完了いたしました。
もっと高額の請求になるかもと恐れていらっしゃったそうで、
リーズナブルに復旧して頂いてありがたかったです!とのお言葉を頂戴いたしました。
●データ復旧クイックマン● 大阪市中央区南船場2-12-10ダイゼンビル4F https://www.quickman-pc.com/rescue/