できっこないよ、といわれても、やる人。
やっても無駄だよ、といわれても、やる人。
失敗したらあとはないよ、といわれても、やる人。
そんな人たちはときに無謀、能天気、あほ、とか言われるわけですが、
とんでもないことをやり遂げる人はいつもここから始まるのでしょう。
例えば間寛平さんとかも。
なにがそうさせるのか。あきらめない理由はなんだろう。
なんてことを思いながら、いつも泣けてくるのです。
身近な人にもそんな人はいるわけで。
偉業を成し遂げないまでも、日常的な仕事の進め方の中で
感動してしまうことがあります。
「そのねばり強さはどこからくるの?」と、聞いてみたところ、
新人の頃の失敗体験の話をしてくれました。
思い通りの成果が出せず、お客様に叱られて、
その後会ってもらえなくなった。
でも、なんとか成果を出したくて、自分なりに原因分析して
もう一度一緒に仕事をさせてもらいたいと、毎週通い続けた。
知らないところで上司も通ってくれていた。
そうして支えられていることも勇気になった。
通い続けて数ヶ月たったころ、社長から電話があった。
「例の件、人にも相談して自分なりにも分析したけれど、
君は一生懸命考えてやってくれていたんだね。
もう一回、お願いできないかい。」
その後の仕事は成果を出すことが出来、
社長に生まれてはじめて、「回らないお寿司」をご馳走になったとか。
『失敗とは、あきらめること。
あきらめない限り、失敗はない。』
だれかの言葉を思い出しました。
あきらめない姿は人に勇気を与える。
最後まで、愚直に、頑張りたいです。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。