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2013年10月12日(土)

【カラフル全曲解説】10円

テーマ:album / Colorful解説
ボーカルギターのアキラです。
2013年にクアルテートリプリが製作したアルバム、「カラフル」の解説を1曲ずついたします。

本来、自作の曲に本人が解説とかどうでもよいことであり、お笑いに例えると「今のこのコントはここが面白い所なんですわ」と言ってるコメディアンのようなもの。恥ずかしい行為なのだが言い訳がしたいのだから仕方がない。

今宵はこのアルバム1曲目を飾る「10円」という曲について。

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ジェームスブラウンのバックバンドがキングクリムゾンだったら、という妄想で始まったこの曲。ニューアルバム「カラフル」の歌詞カードからこの曲「10円」の歌詞はクアリプ当局によって削除されてしまった。なぜならこの曲の歌詞、DISっちゃってるからである。

けっこうひどいことを言ってる歌詞であるとは自分でも思ってる。この曲を聴いてハラたつ人がいるとも思う。
そう思うけど、歌詞と歌が同時に出てきてしまった。これは仕方がない。歌詞を変えることも考えたが、うまくいかない。歌詞と曲が同時に出てきた曲はその時点で完成してるのだ。

この曲は怒りのパワーから完成した曲だ。とある日、とあるライブハウスでそれは起こった。
3バンド出演する平日イベント。平日ということで集客は難航したが、まあまあ自分らとしてはなんとか頑張った。
蓋を開けてみるとその日のお客さんはうちのお客さん数人だけだった。そんなこんなでライブが始まる。
一発目は大学生バンド。そしてそのジャンルは先鋭だった。響く木魚。朗読・・・よくわからない世界だがそれは若い頃の自分も同じ。許そう。そしてそのステージの後その大学生たちは他の出演者を見ることもなくどこか夜の町に消えていった。まあそれもいいだろう。それは自由だ。

残されたぼくたちは、まあまあ元気に頑張ったのではないだろうか。数人のお客さんと内輪ノリではあったが楽しく終われたステージだった気がしている。

そしてフロムトーキョーの真打登場。机の上に並ぶ実験楽器の数々。本物の先鋭だった・・・
そのフロムトーキョーはぼくらが呼んだフツーのお客さんに向かっておもっくそ先鋭をやりあげた。
キーン、という耐えられない周波数が鼓膜を攻撃し続けたとき、ぼくらの呼んだフツーのお客さんたちが「ごめん、ちょっと先に帰りますね」と耳打ちをして帰ってしまった。後日ライブハウスって不思議なところですね、とおっしゃっていた。その人たちはもう二度とライブハウスに来ることはないであろう。

そしてその日のパーティーは終わる。残されたのは出演者のみ。

ぼくらは足りなかったチケットノルマを清算した。そしてぼくのお客さんを帰らせた先鋭は店主から封筒をもらっていた。この瞬間に10円という曲は誕生してしまったのである。

誕生してしまったものは仕方がない。だが普通の会社員であるぼくが他人様をdisるなんてことは出来るはずもない。

だからこの曲は「100キロの綿と100キロの鉄、さて問題です。どっちが重い?」と前置きをさせてもらった。選んだ人生の重さなんて測れないものである。仕事を真面目にやってきた人の人生が重いとはまったくもって限らない。あくまでオレから見たら、という前提での黒い冗談である。
若き頃にライブのたびに東京から見に来てくれていたスカウトに付いて行ってたら・・・という後悔と未練。未だに頑張ってる人へのヒガミもあるのかもしれん。地方のアマチュアバンドの遠吠えとでも思ってくれればいいさ。

発表せんで家で聴いて楽しんどる方がええか?とも思ったが、こういう歌詞はアマチュアだからこそ発表できるのだ、と思い直して発表してしまった。何度も言うがこの曲は「あの夜」に限定するお話である。

・・・嫌われなければいいが・・・

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