警察庁は6日、4月15~21日に首都圏で実施した痴漢集中取り締まりの結果を公表した。都や県の迷惑防止条例、強制わいせつなどの容疑で逮捕・書類送検されたのは77人。うち29人(37.7%)は過去にも痴漢行為で検挙されており、警察庁は「痴漢は繰り返す傾向が強い」として警戒を強めている。

 警視庁と千葉、埼玉、神奈川の3県警が鉄道事業者16社と連携して実施。主要駅を中心に約270回の被害防止キャンペーンを実施、325駅で制服警察官が警戒した。

 1月の集中取り締まり(8~15日)の検挙者は39人で、今回はほぼ倍増した。検挙者は16~62歳で、30代が24人と最多、40代は21人。職業別では48人が会社員だった。

 被害者はいずれも30代までで、高校生が40人で過半数を占め、中学生も1人含まれた。

 路線別では、京王線とJR中央線が各6件で最多。痴漢対策用の防犯カメラを一部の車両に試験運用している埼京線は5件だった。カメラが設置された車両での犯行はなかった。【合田月美】

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