QP試打インプレッション ~TOUR-AD GPシリーズ編~
2015年も、男子ツアーではやはりダントツに根強い人気を保持しています
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さんでありますが・・・
先日のお正月特番を見てましても、石川遼プロ、松山英樹プロの両名ともグラファイトデザインさんの、しかもTOUR-AD DIシリーズを使用してましたね。
前作のM9003をご紹介した時にもお話ししましたが、その粘る挙動が男子プロのスイングリズムにバッチリ合っているからなんでしょう。
そんなグラファイトデザインさんから新たなシャフトが発売になりまして・・・↓
エメラルドブルーに輝くこのシャフトは
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になります!
GPというと、やっぱりグランプリなイメージでしょうか?超速いみたいな?
そんな走り感の強いシャフトなのでしょうか?
コスメは鮮やかですね↓
TOUR-AD特有のシマシマ模様が映える、鮮やかなブルー・・・なのかグリーンなのか・・・
遠目からでも一発で分かる配色なのは間違いありません。
さて、早速ワッグルしてみますと・・・
おお?手元側に柔らかさがあるのにフラつかない・・・
一般的に手元のしなるシャフトってのはしなり量の多さから、たわみが大きくなって、ちょっとフラついて感じるものもあるのですが、コレはソレがありません・・・
アレ?何だか今までと違うテイストだぞ・・・っと思って振ってみますと、シャフトの先端部の硬さをムンムンに感じますね。
感覚で言うと、先端部が硬く手元が柔らかい元しなりなんだけど、スイング中のシャフトコントロールがしやすくって、そのコントロール性は手元がしっかりめのモデルって印象なんですね。
???ワケが分からなくなってきたぞ・・・・?
ともかく打ってみましょうか↓
うん、やっぱりテイストは元しなりっぽい印象。
ハードヒットさせに行っても左にボールが来ない感じです。
QPはそもそも手元が柔らかいシャフトが苦手なんですがこのシャフトはそういう事が全くありませんで↓
しっかりタイミング良く叩けるので、ボールスピードも出ております。
って事でまとめると、QPのように手元が硬いシャフトが好きなお方でも手元の柔らかい元しなりのシャフトのようなやや低めの弾道で強いロースピンボールが打てるシャフトって事じゃないでしょうか?
先端部は硬く、中間部から手元にかけて柔らかくて、最後の手元部分はまたしっかりしている、ちょっと特殊な中調子のシャフトモデルと言えます。
振り切った感じだと、やはりダウンスイングの粘り感はグラファイトデザインさんの挙動そのものですが、インパクト以降の振り抜きには加速感があり、ヘッドが減速せずに振り抜けて飛距離が出そうです。
いや~・・・コレはちょっと欲しくなっちゃいますね・・・マタカウノカ・・・
ターゲットユーザーとしては、プレッシャーがかかると手で当てにいってしまうタイプでバックスピン量の多めのお方が良いでしょう。
今まで使ったシャフトでディアマナWシリーズやランバックス タイプXなどを使って良かったというお方には良いと思います。
鋭く強いライナーボールで打てるシャフト!ぜひ皆さんも打ってみて下さい。