QP試打インプレッション ~FUBUKI ATシリーズ編~
最近はブログの冒頭で子供のお話ししかしておりませんが・・・
おかげ様ですくすくと育ってると思われるわが娘の名前が決まりまして↓
髪の毛が七三分けになってますが一応女の子で
日向(ひなた)
という名前を付けました。
もちろん意味はオヤジの雨男ぶりを払拭する意味・・・・ではありませんで、明るくみんなに好かれるお日様のようになってほしいと願って付けた名前でございます。
もしドコかで見かけたら、声をかけてやって下さいね。
さて、今回思ったのがネーミングの難しさでして・・・
自分の娘に名付けるのも、自分たちが開発した物に名前を付けるのも同じくらいに悩むでしょ?きっと。
そんな悩みを毎年のように抱えてるメーカーさんってのはスゴイな!っと思うワケですよ。ね?
そんな中の新製品である↓
FUBUKIの新作には
FUBUKI ATシリーズ ←クリック!クリック!
と名付けられておりました!
もうね、僕ら世代でATって言えばMC ATでしょ?トガシアキオ。ね?
こりゃもう打つ前からクラブ振り乱して『ボンバヘッ!ボンバヘッ!』って言いたくなっちゃうじゃないさ?オメーダケダロ・・・
まあそんなQPのおめでたい思考回路はどうでも良いとして・・・
今度のFUBUKIは吹雪なのに、雪を全く連想させない↓
赤い基調色を採用しての黒い手裏剣でございます。
紅白でとってもおめでたい印象ですね。年始のラウンドとか、コレでラウンドしたい。
今回のATシリーズは前作のJシリーズと共に、カウンターバランス設計になっているとの事。
最近では46インチオーバーの仕様が増えたので、時代にニーズに合った設計と言えるかもしれませんね。
今回、QPも46インチで作ってみましたが、D4くらいになりそうなバランスが約D2くらいのバランスに落ち着いてました。
カチャカチャ機能搭載のドライバーは必然的にヘッドが重くなりますから、それを相殺するためにも使えそうですね!
さて振ってみるとですよ・・・・
ほほ~・・・手元側のしなりを感じます。
なかなかにタメを利かせてくれそうな感じ・・・・かと思いきやちょっと違う。
ん~?多少、手で当てにいってもついて来てくれますね?
手元側が柔らかいシャフトは手で合わせるとまずミート率が落ちて当たらない感じになりやすいのですが、コレは大丈夫!
なんでかな?って数発打つと原因判明。
手元側も多少柔らかいですが、中間部から先にかけてがかなり硬くしっかりしているんですね!
その硬さを感じたので、手元が柔らかく感じたのでしょう。
そう言えばこの感じ・・・・ドコかで感じた気が・・・・う~ん・・・なんだっけ?
ただし、先端部はやや動きそう↓
初代からず~と書かれているFUBUKIシリーズの証でもあるモジュラス デファレンシャル テクノロジーです。
コレはヘッドの暴れを抑制して、ボールを高く打ち上げるテクノロジーの事。
FUBUKIシリーズはドレを打っても『ボヨン』っとした柔らかさというか粘りというか、独特の挙動を感じますが、ソレはコレの影響でしょう。
先端部から全長に渡ってボヨンっとしたタイミングの取りやすい動きでボールを軽くつかまえてくれます。
素振りの印象では好印象!
さて実際に打ってみると・・・↓
ヘッドスピードは試打したスペックに合わせて(60gのSフレックス)45で打ちました。
打ってみると打ち出し角が高いシャフトだと分かります。
それでいて、下からアオって入る感じが無いので、球筋的には軽いフェードボールになりました。
コレは面白いですね・・・
通常、高いボールは下からあおり気味になるのでフック回転がかかりやすいはず。
スライス回転は低く打ち出す事例が多いのですが、コレは両者の利点を良いとこ取りしたシャフトと言えるでしょう。
引っかからず高いボールが打てる、ちょっと面白い動きのシャフトと言えます。
全体的に動きはゆっくり、シャフト硬度自体もフレックスに対してちょっと柔らかそうな印象なので、少しハイスペックを選んだほうが良いかもしれません。
それにしてもコレ・・・・何かのシャフトに似てるなぁ・・・・っと思い出して納得↓
初代FUBUKI αシリーズとよく似ております。
先端部がもうちょっと硬く、中間部がやや柔らかい印象ですが、コレの動きと重なる部分が多いですね。
イメージでいうと、初代FUBUKIをカウンターバランスにした印象でしょうか?
今時ドライバーのニーズに合わせたカウンターバランスと、最新シャフト挙動とが上手く融合したモデルであるFUBUKI ATシリーズ!
ゆったりしたテンポで打ちたいお方や、タメを利かせづらいお方でヒッカケを嫌がるお人には最適です。
ぜひ皆さんも打ってみて下さいね!