団体交渉実施報告(No.2) | IQVIA労働組合(旧クインタイルズ)のブログ

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「クインタイルズ労働組合発足のお知らせ」
2013年4月に、かねてより発足準備しておりました「労働組合」が発足いたしました。

 今回は前回に引き続いて、団体交渉の第二報についてお知らせします。協議事項の、.の「MR認定証維持のための社内継続教育について」になります。
 
                              - 記 -

日  時:2016年3月1日(火) PM7:00~
場  所:港区立商工会館 (港区)

<協議事項>
1. 従業員代表選挙について
2.「単身赴任による例外的補助によるガイドライン」について

3.MR認定証維持のための社内継続教育について
4. PMP導入からPIPへの移行について
5.上記に付帯するその他の事項について

 前回と同様に、重要ポイントのみお知らせします。詳細が知りたい、会社側に異議を唱えたい等の要望がありましたら、当労組への入会をお勧めします。

MR認定証維持のための社内継続教育について
 
 会社側はMRの年間必須教育履修時間確保は可能であるのに、自ら積極的に動こうとしない。そのため、
年次によっては履修時間不足のMRが多発しているのが現実である。当労組は各年のMR認定証を維持するための教育履修時間が確保できるよう、以下のことを継続訴求していく。

稼動、非稼動に関係なく全てのMRは自分の各年毎の継続教育
 履修
時間が分かるようなシステムを、早急に構築するようよう
 求める。
MR認定センターに毎年報告する、年次別必須科目別教育履修
 時間を
担保する方法として、社内のQ-Collegeの1科目だけで
 はなく
Learning Curve」、公開講座などの倫理他の時間
 受講時間に組み込めるシステムを構築し、
MR認定センターに
 申請可能となる
努力をすべきである。
③②を可能とすることで非稼動MRや途中でリプレイス、或いは
 契約が終了し待機となった
MRも、「MR認定証」が失効する
 不安や補完教育を受けざるを得ない状況もなくなり、リスク
 回避が可
能となる。
④補完教育を受けざるを得ない
MRがいなくなれば、会社にとっ
 ても無駄な経費は大きく削減され、
MRとの信頼関係も構築
 される。
⑤これらのことをクライアント視点でみると、クインタイルズの
  MRは、日進月歩している医療業界のホットな情報を、常に自社内
  で十分教育されているという、高い評価と信頼関係を継続する大き
  な武器となる。

 上記のことが、近年クライアントにおいて徐々に問題とみなされ、Q社に対する信頼度の低下がみえ始めてきた。特に、クライアントの要望で入社したQ社MRに、未履修年度が多々ある、MR認定証は持参して派遣されてくるが、実は各年の教育が終了していないMRが、多いという点である。

 社内継続教育が満遍なく施されていなくとも、若いMRはデイリーレイトが低いため、優先して配属となる。入社時の年俸が高かった社員、年齢が嵩んできたMRが長期会社に留まると、会社の利益は減少する経営システムとなっている。

 社員は常に入れ替わっているため、何年経っても3,000名MR体制にはならない。つまり、そのため社内で各年継続教育で必須となる科目の履修時間を担保させる必要性は薄くなるのである。必要時に必要なMRのみを社内で担保すれば、問題は一時的に回避される訳である。

 今回の「MR認定証維持のための継続教育」について、特に異業種から入社されたMRの皆様は疎いと感じています。この問題も、自分自身のこととして一度じっくり考えて頂ければうれしく思います。私達はいつでも求める者たちに対して、懐広く待っていますので、遠慮なく声をかけて下さい。


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