民主党の玄葉光一郎衆院財務金融委員長らが呼びかけて、消費税率引き上げで財政再建を目指す勉強会「国家財政を考える会」の初会合が26日、国会内で開かれ、同党の衆参議員115人が参加した。玄葉氏は小沢一郎幹事長と距離を置く「七奉行」の一人。「非小沢系」の勉強会として同氏をけん制する勢力にもなりそうだ。

 代表世話人に就任した玄葉氏はあいさつで「次期衆院選後に、消費税を含めた税の抜本改革に道筋をつけなければならない」と強調した。世話人には蓮舫参院議員や安住淳衆院安全保障委員長らが名を連ねた。

 参院選のマニフェスト(政権公約)策定作業では、消費税増税の明記を主張する仙谷由人国家戦略担当相らに対し、小沢氏が慎重な姿勢を示している。ある中堅衆院議員は、勉強会を「小沢氏に対抗するための党側の仙谷氏への応援団だ」と指摘する。9月に想定される党代表選に向け、党内の駆け引きが早くも始まった形だ。

 玄葉氏側によると代理も含めると計約180人が出席。党所属国会議員約420人の4割超が参加したことになる。所属全議員に呼びかけたため、小沢氏に近い議員も出席した。【塙和也】

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