長年にわたり地域の人々に親しまれてきたケヤキの大木を生かした「杉並区立坂の上のけやき公園」が同区西荻北に完成し、18日、現地で開園式が行われた。地元住民によるケヤキの保全運動を受けて区が民有地を買い取って整備したもので、関係者は感慨無量の表情をみせた。

 名称の通り、坂の上にある同公園は広さ855平方メートル。もともとここは民有地で、敷地内には樹齢90年を超えるケヤキの大木(樹高約19メートル、幹周り5・5メートル)があり、地域のランドマーク的存在として親しまれてきた。だが、2年ほど前に所有者が代わり、ケヤキの存続が危ぶまれたことから、地元住民を中心にケヤキの保存を求める署名運動が展開され、約8600人の署名が区長に提出された。

 これを受けて区で保全に向けた検討を重ねた結果、この土地を買い取って公園として整備することに決定。昨年11月から総事業費約2500万円をかけて造成工事を進め、今月1日にオープンした。

 開園式は午前10時から、菊池律副区長や地元住民ら約300人が出席して行われた。菊池副区長は「街のシンボルであるこのケヤキを守ろうという熱い思いが込められた公園の開園をうれしく思います」とあいさつ。この後、保全を求める署名など地域住民の思いが詰まったタイムカプセルが埋められた。

 保全運動の中心となって活動してきた作家の天高文(てん・こうぶん)さん(60)は「地域の憩いの場となる公園として、ケヤキを残すことができて本当によかった」と話した。

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