食べ物などを介して広がるA型肝炎の感染者が急増していることが、国立感染症研究所の調査で分かった。今年1月4日~4月18日の感染者報告数は全国で121人に達し、昨年1年間の報告数(115人)を既に超えている。増加原因は不明だが、感染研は「魚介類の生食などには注意して」と呼び掛けている。

 感染研によると、各保健所から国に報告があった感染者数は近年、年間160人前後で推移。07年は157人、08年は169人だった。今年は3月8日~4月11日に急激に増え、81人の感染が確認された。このうち43%に当たる35人がカキを食べていたという。

 A型肝炎は、同ウイルスに汚染された魚介類や野菜を加熱せずに食べたり、感染者の便から手などを介して感染する。潜伏期間は2~7週間で、嘔吐(おうと)や発熱、黄だんなどの症状が1~2カ月続く。

 衛生状態が改善した時代に育った55歳未満の大半は抗体を持っていないため、集団感染の恐れがある。高齢者が感染すると重症化しやすく、全年齢の死亡率が0.1%なのに対し、50歳以上では2・7%。症状が出にくい子どもから高齢者へ、知らないうちに感染が広がる危険性もあるという。感染研は予防法として、魚介類は身の中まで85~90度になる状態で4分間以上加熱することや、よく手を洗うことなどを挙げている。【藤野基文】

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