日本の2100字程度の常用漢字は一定の規則の下に簡略化されましたね。

例えば、

「懷」「壞」→「懐」「壊」(衣の部分)

「榮」「營」→「栄」「営」(つかんむり)

「驛」「擇」→「駅」「択」(尺の部分)

という感じに規則正しく簡略化されています。

 

では中国語の簡体字はどう簡体化したのでしょうか?

実際に見てみましょう

「溝」「構」→「沟」「构」 あ、ちゃんと「勾」で統一されているじゃん。

じゃあ「講」もこの規則通り・・・

 

違います。正解は「讲」

え、何でこれだけこうなんねん!話が違うやろ!

 

しかし、中国語をやっている方ならこれに反論できます。

「これは発音の違いやろ、だって溝と構はそれぞれgōugòuやけど、講はjiǎngだからやろ!」

うん!確かにそうです!讲の発音に近い井(jǐng)からこの字になったのかもしれませんね。

それでは更に別の「冓」を見てみましょう

「媾(gòu)」「篝(gòu)」これの簡体字は

「媾」「篝」

あれ、変わってない・・・何故「勾」にならん!

「いや・・・これはあまり使わないからじゃ・・・」

では

「臟」「脏」(zāng汚い、zàng内蔵)

「藏」「藏」(cáng隠す、zàngチベット)

これはどうでしょうか

「藏」の方がよく使うのに簡略化されていませんね。

また、「篝」は「篝火(たきび)」として小説でよく見かけます。

 

つまり

中国の漢字の簡略化には規則性がない!

 

更にカオスなのが「盧」の簡易化。

「盧」の簡体字は「卢」です。

「瀘」「艫」の簡体字は

「泸」(lú川の名、hù上海の略)

「舻」(lú)

これらは規則正しいですね。なんや、普通じゃん。

じゃあ「蘆」「驢」「爐」も右が「卢」にな・・・まさか・・・

そうです、漢字そんなに甘くない

答えは

「芦」(lú)

「驴」lǚ

「炉」(lú)

形は若干違いますがどれも「」になっています。どうして統一してくれなかったんだ・・・

他にも「開(开、この字だけ門がまえ(门)がない)」「壌、譲、醸(壤、让、酿)」等があります。

 

終戦後中国は毛沢東のもと大きな変化が起きました。この動乱の中、簡易化の作業が疎かになり、誤植が起きたのかなと思います。他の外国の方は母国語に漢字がないので簡体字の形をそのまま受け入れられると思いますが、私たち日本人は日本の漢字と衝突してしまいます。ややこしいですが、中国語をマスターするにあたってこういう細かい所も見逃せないかなと思います。

中国語の文をよく読み、中国語の作文を沢山書き、ミスのない簡体字を書けるよう、頑張りましょう!私も頑張ります。

 

 

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