水俣病未認定患者団体の水俣病不知火(しらぬい)患者会(熊本県水俣市)が国、熊本県、原因企業チッソ(東京)に損害賠償を求めた訴訟で26日、チッソは取締役会を開き、熊本地裁が示した和解案の受け入れを決めた。和解案については、既に国、熊本県は受け入れを表明しており、被告3者すべてが受け入れを決めた。原告の不知火患者会は28日に総会を開いて受け入れの可否を決定する。

 和解案は1人当たり210万円の一時金や、29億5000万円の団体一時金を支払うことなどが柱。チッソの後藤舜吉会長は「昨年7月に成立した(水俣病被害者救済)特別措置法に従って、最終解決を図りたいと願っていましたが、今回、和解所見に従って、訴訟上の和解を行うことがこの方針にかなうものと判断しました。訴外の各派、個人の方々ともこれに準じた解決を図ってまいります」とのコメントを発表した。【足立旬子】

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